「やっちゃえNISSAN」って、日産は結局なにを“やっちゃった”の!?

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キムタクや永ちゃんのTVCMによる「やっちゃえNISSAN」のメッセージもすっかり定着した感があります。2015年から始まった日産のブランドコミュニケーションですが、ではその間実際に“やっちゃった”こととは、いったい何だったのでしょうか。あらためて振り返ってみましょう。

キムタクもハマった! 日産の先進技術の粋を集めたクロスオーバーSUVを写真で見てみる

目次[開く][閉じる]
  1. 2015年から始まった日産のメッセージ「やっちゃえNISSAN」
  2. 2016年には「やっちゃえNISSAN」から別のメッセージへ
  3. 2020年夏、新ブランドアンバサダーにキムタク登場

2015年から始まった日産のメッセージ「やっちゃえNISSAN」

日産のブランドメッセージ「やっちゃえNISSAN」が話題です。始まりは2015年、ロックミュージシャンの矢沢 永吉さん出演のTVCMから。今年2020年8月には、元SMAPの木村 拓哉さんが「上等じゃねぇか、逆境なんて。」のメッセージと共に新たに登場し、再び注目を集めています。

ところで、この5年の間に日産が果たした“やっちゃえ”とは、どんなことがあったのでしょうか。

そもそも「やっちゃえNISSAN」とは何を指すの!?

そもそも日産の「やっちゃえNISSAN」とは、何を指すものなのでしょう。

2017年8月に出された日産のプレスリリースには、“やっちゃえ”とは『「自分の信じる道に、勇気をもって踏み出そう」という投げかけ』だと定義しています。永ちゃんこと、ロックミュージシャンの矢沢 永吉さんが常に挑み続けてきた人生と、挑み続ける日産の企業姿勢を重ね合わせたのです。

なお、ここでいう日産の挑戦とは『電気自動車と自動運転によってもたらされる、持続可能なモビリティ社会の実現への挑戦』だと説明しています。

矢沢さんが初めて登場したCMには、エアロパーツを備えたブラックのEV(電気自動車)、日産 リーフ X エアロスタイルが、日産本社のある横浜・みなとみらい地区を疾走するシーンが映されています(「宣言 矢沢篇」)。さらに、テストコースで自動運転の試験車両に乗った矢沢さんが運転中に両手を離すというインパクト大なシーン(「自動ブレーキ標準化篇」)も2015年のことでした。

永ちゃん以外にも! 初期の「やっちゃえNISSAN」メンバー、他に誰がいたか覚えてる!?

ちなみに永ちゃん以外にも、NHKの朝ドラ「マッサン」のヒロインで有名になった女優のシャーロット ケイト フォックスさんや、2015年当時ドイツ・マインツへ移籍したばかりのプロサッカー選手、武藤 嘉紀さんらも、やっちゃえNISSANキャンペーンに登場しています。覚えていましたか。

そこでは自動運転技術の第一歩となる「自動ブレーキ標準化宣言」などのメッセージが発信されていました。

2016年には「やっちゃえNISSAN」から別のメッセージへ

2015年の年末の「電気自動車の時代編」、さらに翌年2016年、GT-Rが登場する「2016年宣言 矢沢篇」、日産 セレナで初採用された運転支援技術「プロパイロット」を予告するCM(「渋滞×矢沢(新型セレナ予告)篇」)などから、メッセージは「技術の日産が、人生を面白くする」へと切り替わりました。“技術の日産”とは、昭和40年代から長く続いたお馴染みの定番キャッチフレーズです。

次いで2017年の日産 リーフ フルモデルチェンジ予告のCM(「ぶっちぎれ 技術の日産×矢沢 宣言篇」)では「ぶっちぎれ 技術の日産」と、“技術の日産”推しが続きます。

2018年には「日産がやらなくて、ほかに誰がやる。」、2019年には「すべての答えは、技術で出す。」と、どんどん変化を続け、2019年夏には「待たせたね。こいつが未来だ。」の永ちゃんのナレーションとともに、新型スカイラインに搭載された先進運転支援技術“プロパイロット2.0”が紹介されました。

そうです、印象的だったあの両手離しシーンが、遂に現実の市販車で実現したのです。

2020年夏、新ブランドアンバサダーにキムタク登場

そして2020年夏、誰もが予想しなかった新たなブランドアンバサダーが登場しました。キムタクこと木村 拓哉さんです。

1972年式スカイラインとフェアレディ240ZG、1985年式の四輪駆動車サファリ、最後に2021年発売予定のクロスオーバーEVのアリアと、日産の歴史を振り返るかのようにキムタクが乗り継いでいくCM(「やっちゃえ NISSAN 幕開け篇」)には驚かされました。

2020年9月現在、CM第二弾として「やっちゃえ NISSAN ハマっちゃう篇」を放映。アリアを遠隔操作で動かす「プロパイロット リモート パーキング」や、「プロパイロット2.0」の手放し運転といった先進運転支援技術の魅力を軽快に表現しています。

次なる“やっちゃえ”は、やっぱりあのスポーツカー!?

このようにこの5年の間、日産は将来の自動運転につながる先進運転支援技術の数々や、EVのニューモデル発表を“やっちゃって”いました。さて、次なる“やっちゃえ”はいったいなんでしょうか。

まずは新型フェアレディZを華麗に乗りこなすキムタクなど、観てみたいですよね。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)/撮影:NISSAN]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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