実燃費対決!トヨタ ルーミーの実燃費をライバルのスズキ ソリオと比較!(1/4)

実燃費対決!トヨタ ルーミーの実燃費をライバルのスズキ ソリオと比較!
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月販受注台数は目標の5倍!販売絶好調のトヨタ ルーミー&タンク

ダイハツトール・トヨタルーミー・タンク

今年11月に登場したトヨタ ルーミー(トヨタ店、カローラ店扱い)、トヨタ タンク(トヨペット店、ネッツ店扱い)、ダイハツ トール、スバル ジャスティのプチバン四兄弟は、小さなボディサイズでありながら広い室内空間とスライドドアを持つニッチなコンパクトカーだ。

唯一のライバルは、近年の登録車では最多量販車となっているスズキ ソリオだが、発売から約1ヶ月でトヨタ ルーミー&タンクの月販台数は約3万5,000台と目標の5倍近くを受注しており、スズキの大きな柱となっているソリオの販売にも多大な影響を与えるであろうほどに好調な販売を記録している。

ボディサイズや特徴など様々な面でソリオに良く似ている

トヨタ ルーミー 燃費テスト/市街地にてスズキ ソリオ

企画~開発~生産は、2016年4月に登場したトヨタ パッソ&ダイハツ ブーンと同様にトヨタグループに属するダイハツが担当。

このプチバン四兄弟はスズキ ソリオの対抗馬であるのに加え、今年絶版となったトヨタ bB、トヨタ ラクティス、そしてラクティスのOEMであるスバル トレジアの後継車という役割も持つ(今回、テストに使ったルーミーのスタイルにダイハツが開発した2代目bBを思い出させるところがあるのも、こういった背景と無関係ではないのかもしれない)。

この四兄弟のベースとなっているのはトヨタ パッソとダイハツ ブーンで、室内空間の広さやスライドドアを持つなどのコンセプトもソリオに酷似している上、ボディサイズも全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとソリオとほぼ同じだ。

唯一、違いを挙げるとするならばプチバン四兄弟はソリオに対して室内幅と取り回しという部分で一長一短であるが、全幅が45mm広いことくらいだろうか。

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エンジンは1LのNAとターボをラインナップ

トヨタ ルーミー

プチバン四兄弟のエンジンは、燃料を噴射するインジェクターを2本持つなどの特徴を持つ主力の1L3気筒NAエンジン(最高出力69馬力&最大トルク9.4kg・m)と、プチバン四兄弟でデビューした1.5L NAエンジン相当の性能を目指した1L3気筒ターボ(最高出力98馬力&最大トルク14.3kgm)の2機種で、トランスミッションはそれぞれにCVTが組み合わされ、NAエンジン搭載車には4WDも設定される。

スズキソリオとのライバル同士の比較を考えるならば、1L NAがソリオのベーシックな1.2Lガソリン車、1Lターボが超小型モーターを使うソリオの1.2Lマイルドハイブリッドという比較になるだろう。

全グレードにアイドリングストップも装備され、カタログに載るJC08モード燃費はNAエンジン搭載車でソリオの1.2Lガソリン車の24.8km/Lとほぼ同等の24.6km/L、ターボエンジン搭載車が21.8km/Lで、エコカー減税では全グレードが取得税60%、重量税50%が軽減の対象となる。

最新のスマアシ3が搭載されていないのは、やや残念

新たにスマートアシスト3に進化したダイハツ タント

最近では必須の自律自動ブレーキは、スマートアシスト2がターボエンジン搭載車に標準装備、NAエンジン搭載車にも装着グレードという形で全グレードに設定されている。

だが、つい先日ダイハツ タントにスバルのアイサイトのようなステレオカメラ(2つのカメラ)を使ったスマートアシスト3が登場したことを考えると、プチバン四兄弟に設定されているスマアシ2が見劣りしてしまうのは否めない。

スマートアシスト2の性能はそれほど高いものではなく、ソリオのハイブリッド系にオプション設定されるステレオカメラを使ったデュアルカメラブレーキサポートには遠く及ばないものの、ソリオのベーシックな1.2Lガソリン車(145万4,760円)には自律自動ブレーキの設定自体がないことを考えれば、プチバン四兄弟はソリオの1.2Lガソリン車に対しては自律自動ブレーキが付くというアドバンテージを持っているとも言えるかもしれない。

グレード体系は、トヨタで販売されるルーミーとタンクの場合では、NAエンジン搭載車がベーシックなXと上級のG、ターボエンジンを搭載するG-Tという標準タイプに加え、G系にはアルミホイールやエアロパーツなどが装着されるカスタムも設定される。

※価格はNAエンジン搭載車が4WDを含めると146万3400円から200万8800円、ターボエンジン搭載車は180万3600円から196万5600円。

今回はターボではなくNAエンジン搭載車を起用

トヨタ ルーミー 燃費テスト/高速道路にて

今回の燃費テストではトヨタ ルーミーのNAエンジンを搭載する上級グレードでスマートアシスト2を装備するG“S”(車両本体価格168万4,800円)を起用。

テストは12月17日(土)の午前5時半頃開始し、正午頃に帰京するというスケジュールで実施した。

テスト中の天候は晴天で気温は開始時は零下でスタートしたが、日中の13度まで上がり冬場としては暖かだった。交通状況は高速道路、郊外路、市街地ともに平日の平均的流れと同等であった。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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