新型パジェロジュニアの予想価格は275万円〜!? 2028年後半の発売が噂されるコンパクトSUVのサイズや走りを徹底解説
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:森山 良雄/茂呂 幸正/三菱自動車/MOTA編集部
三菱がSUVラインナップ強化の一環として復活させる「パジェロ」シリーズ。そのコンパクトSUVとして、2028年後半の登場が見込まれているのが「新型パジェロジュニア(仮称)」です。
この記事では、カーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが、ベース車と噂される海外専用モデル「エクスフォース」の情報を元に、ライバル車であるホンダ ヴェゼルやトヨタ カローラクロスとの価格・サイズ比較を交えながら、新型パジェロジュニアの詳細を大胆予想。
FFベースでありながら三菱の「S-AWC」などにより悪路走破力を備えるとされる、注目の新型車の魅力をわかりやすく解説します。
2028年後半発売が有力! 新型パジェロジュニアはコンパクトSUVとして登場
三菱は、アウトランダー、エクリプスクロス、デリカD:5、デリカミニなどSUVが得意なメーカーです。そして今は、SUVが日本の新車市場全体で小型/普通乗用車の30~40%を占める人気のカテゴリーになりました。
そこで三菱は、改めてSUVに力を入れて国内販売を増強します。この中核に据える商品がパジェロシリーズです。
パジェロはかつて好調に売られた悪路向けのSUVで、今後はこれを復活させ、複数のタイプをそろえてシリーズ化します。
まずは2026年の後半に、3ナンバーサイズの新型パジェロを発売する見込みです。次は2028年ごろに、軽自動車のパジェロミニを投入すると予想されます。
そして2028年の終盤には、パジェロとパジェロミニの間に位置する、パジェロのコンパクト版SUVとして「パジェロジュニア(仮称)」を発売する模様です。
予想価格は275万円〜! 買い得度をヴェゼル・カローラクロスと比較!
新型パジェロジュニアのボディサイズは、現在販売されているSUVに当てはめると、トヨタ カローラクロスに近いです。コンパクトなジュニアでも「パジェロ」を名乗るので、駆動方式は4WDのみでしょう。
パワーユニットは1.5Lのノーマルガソリンエンジンと、ハイブリッドを搭載する可能性が高いです。
販売が好調なSUVの中でも、コンパクトサイズは特に売れ行きが良いため、ライバル同士の競争も激しいです。そこで価格を割安に抑えると予想されます。
新型パジェロジュニアの価格は、ノーマルガソリンエンジンのベーシックなグレードを275万円前後に設定するでしょう。
ライバル車となるホンダ ヴェゼルに1.5Lノーマルガソリンエンジンを搭載した「G」4WDと同程度です。
売れ筋になるノーマルガソリンエンジンの買い得グレードは、4WDとの組み合わせで298万円くらいです。
そして1.5L、あるいは1.6Lエンジンを使ったハイブリッドは、実用装備を充実させた買い得グレードが340万円前後と予想されます。
内装が上質で装備を充実させた上級グレードは380万円くらいに達します。
| 項目 | 新型パジェロジュニア(予想価格) |
|---|---|
ベーシック | 275万円くらい(ガソリン) |
中級 | 298万円くらい(ガソリン) 340万円くらい(ハイブリッド) |
上級 | 380万円くらい(ハイブリッド) |
この価格設定は、ライバル車のトヨタ カローラクロスやヴェゼルに近いです。
参考までに、カローラクロスとヴェゼルの価格を一覧でまとめました。
| 項目 | カローラクロス(ハイブリッド・4WD) | ヴェゼル(4WD) |
|---|---|---|
ベーシック | 301万9000円 | 275万8800円(ガソリン) |
中級 | 323万9000円 | 332万8600円〜348万8100円(ハイブリッド) |
上級 | 368万9000円 | 396万8800円(ハイブリッド) |
ベースは海外専用車のエクスフォース! 気になる外観・サイズ・エンジンを大胆予想
新型パジェロジュニアの直接のベースは、タイ、フィリピン、ベトナムなどのASEAN諸国を中心に販売されているエクスフォースです。
外観予想
外観を見ると、フロントマスクのデザインは、今後登場するパジェロやパジェロミニと共通性があります。LEDヘッドランプを縦長に配置して、その間をLEDを使った直線的な装飾で繋ぎます。
ボディサイドは水平基調で、これも新型パジェロをコンパクトにした形状です。
ボディサイズ予想
ボディ各部のサイズやホイールベース(前輪と後輪の間隔)の数値は、前述のエクスフォースに近いです。
ボディサイズは全長は4450mm、全幅は1820mm、全高は1650mm、ホイールベースは2650mm前後と思われ、前後席ともに頭上と足元の空間が広いです。
| 項目 | 新型パジェロジュニア(予想) |
|---|---|
全長 | 4450mm |
全幅 | 1820mm |
全高 | 1650mm |
ホイールベース | 2650mm前後 |
身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先空間は、握りコブシ2つ前後でしょう。
リアゲートの角度が比較的立っているので、ボディサイズの割に荷室にも余裕があります。4名で乗車して荷物を積み、長距離を移動できます。
また、悪路走行を伴うアウトドアでの使い方も高めるため、荷室には水洗いの可能な処理などを施します。
参考までに、新型パジェロジュニアとカローラクロスのボディサイズを一覧表でまとめました。
| 項目 | 新型パジェロジュニア(予想) | カローラクロス |
|---|---|---|
全長 | 4450mm | 4455〜4460mm |
全幅 | 1820mm | 1825mm |
全高 | 1650mm | 1600〜1620mm |
ホイールベース | 2650mm前後 | 2640mm |
優れた悪路走破力を発揮! S-AWC採用で低価格と広い室内を両立
新型パジェロジュニアの駆動方式は、前述の通り4WDのみです。
新型パジェロジュニアのベースとなるエクスフォースは、エンジンを横向きに搭載する前輪駆動(FF)ベースの4WDで、パジェロのような縦向きに搭載した後輪駆動(FR)ベースの4WDではありません。
そのために新型パジェロに比べて悪路走破力は下がりますが、新型パジェロジュニアでは4WDシステムに加えて、4輪を統合制御する「S-AWC」を採用する可能性も高いです。
三菱の人気ミニバンであるデリカD:5も、前輪駆動をベースにした4WDを採用しながら、S-AWCの採用などで優れた悪路走破力を発揮します。
そのため、新型パジェロジュニアも車内を広く確保できて、価格も抑えられる前輪駆動ベースの4WDが有力と考えられます。
悪路も安心! 多彩なドライブモードと200mm前後の最低地上高
新型パジェロジュニアに搭載される4WDシステムには、未舗装路を走る時に使うグラベルモード、雪道のスノーモードなどの各種走行モードが備わるでしょう。最低地上高(路面とボディの最も低い部分との間隔)も200mm前後を確保するので、悪路のデコボコも乗り越えやすいです。
以上のように新型パジェロジュニアは、カローラクロス、ヴェゼル、スバル クロストレック、マツダ CX-30といったコンパクトSUVの中で、トップクラスの悪路走破力が期待できます。
新型パジェロジュニアは、今のSUVのニーズを的確に捕らえたクルマとして開発され、ヒット作になるでしょう。
【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:森山 良雄/茂呂 幸正 画像提供:三菱自動車 予想CG制作:MOTA編集部】
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