ハリアー中古の狙い目はどの年式? お得グレードはどれ? 相場とリセールからおすすめを解説

  • 筆者: MOTA編集部
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ハリアーの中古車は、どの年式・どのグレードが一番お得なのか分かりにくいですよね。

この記事では、「購入価格が手ごろで、手放すときも高く売れる」という費用対効果(コスパ)を優先し、ハリアーの中古で狙い目の年式・グレード・パワーユニットを、MOTAの中古相場と買取査定の実データをもとに分かりやすく紹介します。

買い得な選び方とその理由がスッキリ理解できます。予算に合わせた賢いクルマ選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。

目次[開く][閉じる]
  1. ハリアー中古の狙い目は4〜5年落ちの「G ガソリン車 2WD」
  2. ガソリン車の4〜5年落ちが狙い目である理由|相場×リセールで見る実質コスト
  3. グレードは「G」が割安感あり|質感を求めるなら「Z」
  4. 装備と色はどうする? 個体選びのコツと将来の価値の違い
  5. 中古ハリアーの評判は? オーナーが感じる良い点・気になる点
  6. 買う前のチェックは4つだけ|走行距離・修復歴・装備・旧型60系
  7. まとめ|ハリアー中古の狙い目は「G ガソリン 2WD」買う前に今の愛車の価値も確認を

ハリアー中古の狙い目は4〜5年落ちの「G ガソリン車 2WD」

現行80系ハリアーで損をしにくいのは、購入価格が新車時より値下がりして手ごろになっていて、なおかつ売却時の価値も高い「ガソリン車・2WD」です。

なかでも、買値が手ごろで値持ちも良い中間グレードの「G」が、費用対効果(コスパ)を最優先したい場合の最も割安感がある選択肢です。

予算別の狙い目早見表(G・ガソリン車・2WD)

おすすめグレード「G」(ガソリン車・2WD)について、重視するポイント別に狙い目の年式と中古相場の目安をまとめたものです。

重視するポイント狙い目(G ガソリン車)中古相場の目安

価格を抑えたい

2021年式(5年落ち)

約283万円

価格と新しさのバランス

2022年式(4年落ち)

約304万円

装備の新しさ重視(後期型・やや割高)

2023年式(3年落ち)

約323万円

出典:MOTA中古車掲載データ(対象:4代目80系・2026年5月時点の掲載車両)金額はGグレード・ガソリン車・2WDの車両本体価格の平均で、万円単位に四捨五入しています。グレードの選び方はこの記事の「グレードの選び方」で解説します。

購入時の予算を抑えることを最優先するなら4〜5年落ちの「G」が基本ですが、内外装の質感や装備にこだわるなら、上位の「Z」もおすすめです。

なお、装備の新しさも求めるなら、メーターが12.3インチの大型液晶になり安全装備も強化された「後期型」(2022年10月の一部改良後のモデル)にあたる2023年式以降も選択肢です。

パワーユニットは、ハイブリッドやPHEV(外部から充電できるプラグインハイブリッド車)が価格高めなのに対し、ガソリン車は買値が安くリセール率も高いため、コスパで有利です。

それぞれの根拠は、次の章からデータとともに詳しく解説します。

ガソリン車の4〜5年落ちが狙い目である理由|相場×リセールで見る実質コスト

ここからは、結論の根拠を購入時の値段である「中古相場」と売るときの価値である「リセール率」の両面から実データでお伝えします。

年式別の中古相場は4〜5年落ちでお得感が高まる(G・ガソリン車・2WDの例)

次の表は、おすすめのG(ガソリン車・2WD)の年式別の中古相場です。

年式(落ち年数)中古相場(平均)走行距離の目安

2025年式(1年落ち)

約351万円

約1万km

2024年式(2年落ち)

約333万円

約2万km

2023年式(3年落ち)

約323万円

約3〜4万km

2022年式(4年落ち)

約304万円

約4万km

2021年式(5年落ち)

約283万円

約4〜5万km

2020年式(6年落ち)

約277万円

約5万km

出典:MOTA中古車掲載データ(対象:4代目80系のGグレード・ガソリン車・2WD/2026年5月時点の掲載車両)金額は車両本体価格の平均で、万円単位に四捨五入しています。走行距離はおおよその目安です。

新車の「G」(ガソリン車・2WD)の価格は約371万円(2025年6月の一部改良後)です。

これに対し、中古の「G」(ガソリン車・2WD)は、4年落ち(2022年式)で約304万円、5年落ち(2021年式)で約283万円まで下がり、新車から70〜90万円ほど安く買えます。

値下がりがはっきり大きくなるのもこの4〜5年落ちで、3年落ちの2023年式は後期型のため価格の下がり方がゆるやかで、4〜5年落ちの車両に比べると購入時の割安感は小さくなります。

ガソリンはハイブリッドよりリセール率が高い

同じハリアーでも、リセール率はパワーユニット(エンジンなどの種類)で差が出ます。

ハリアーには「ガソリン」「ハイブリッド」「PHEV(プラグインハイブリッド)」の3種類のパワーユニットがあります。

月間申込数10万件(2026年3月・5月実績)を誇る「MOTA車買取」の査定実績にて調査をしたところ、売却時のリセール率は全年式で「ガソリン」が上回る傾向でした(いずれも2WD)。

年式ガソリンハイブリッド

2025年式(1年落ち)

85.1%

79.2%

2022年式(4年落ち)

73.3%

62.0%

2020年式(6年落ち)

66.6%

56.5%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:4代目80系・走行10万km以内・集計時点2026年5月)。このデータは、買取店が実際に提示した査定額(買い取り価格)をもとにしています。PHEV(プラグインハイブリッド)は中古の流通台数が少なく(現行型の在庫の約1.6%)、リセール率の平均を出すにはサンプルが不足するため、この比較からは除外しています。

4年落ちで見ると、ガソリンが73.3%、ハイブリッドが62.0%と、約11ポイントの差があります。

ガソリンは輸出需要(海外向けの中古車としての人気)が強いことが背景にあるとされ、手放すときの売値が高くなりやすい傾向です。

購入価格と売却時の売値を合わせて考えると、実質コストを抑えたいならガソリン車が有利といえます。

さらに、ガソリンのハリアーは年式が古くなってもリセール率の下がり方がゆるやかで、買ったあとも価値が大きく崩れていきません。価格は新車から十分下がっているのに、その後の値持ちは良い。これが4〜5年落ちの「G」が「お得かつ安心」の狙い目である理由です。

(※)リセール率とは、売却時に新車価格の何%の査定額がつくかを示す指標で、「査定額 ÷ 新車価格(税込)× 100」で1台ずつ算出した平均値です。数字が高いほど値下がりが小さいことを意味します。

PHEVは中古の割安感より「指名買い」向け

ハリアーのPHEV(プラグインハイブリッド)モデルは2022年10月に追加されました。中古で流通している多くは2022〜2024年式の「Z」(電気式4WD「E-Four」専用)で、ほぼ走っていない、新車に近い状態の中古車や未使用車が中心です。流通量も少なく、価格は高値で安定しています。

中古での割安感は出にくいため、外部給電やEV走行といったPHEVならではの魅力に価値を感じる方の指名買い向けといえます。なお、新車では2025年6月の一部改良で、より手が届きやすい「G」グレードのPHEVも追加されています。

グレードは「G」が割安感あり|質感を求めるなら「Z」

狙い目のゾーンが見えたら、次はグレードです。中古車相場で見ると、選択肢は大きく4つに分かれます。

グレード別の中古相場(ガソリン車・2WD)

グレード中古相場(平均)

S(エントリー)

約259万円

G(中間)

約304万円

Z(上級)

約329万円

Z レザーパッケージ(最上級)

約362万円

出典:MOTA中古車掲載データ(対象:4代目80系・ガソリン車・2WD/2026年5月時点の掲載車両)金額は車両本体価格の平均で、万円単位に四捨五入しています。

予算と装備のバランスを重視するなら「G」が最適! 値持ちでも「Z」を上回る傾向

価格を抑えつつ装備のバランスを取りたいなら、中間グレードの「G」が本命です。エントリーの「S」よりホイールサイズアップやデジタルインナーミラーが標準装備など、装備が充実しながら、「Z」より手が届きやすい価格に収まります。

なお、最も安い「S」は、中古の流通自体が少なく(現行型の中古在庫の数%ほど)、選べる個体が限られます。装備が簡素なわりにリセール率は4グレードの中で最も低く、買ったあとの値持ちも期待しにくいため、コスパの面でもおすすめできません。中古では選べますが(Sは2025年6月の新車の一部改良で廃止)、基本は「G」以上を候補にするのがおすすめです。

年式GZ

1年落ち(2025年式)

85.9%

83.0%

4年落ち(2022年式)

73.2%

69.3%

6年落ち(2020年式)

68.5%

64.2%

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:4代目80系・ガソリン車・2WD・走行10万km以内・集計時点2026年5月)。1年・4年・6年落ちの時点で比較しています。

「G」は買値が手ごろなうえに、売るときの値持ちでも上位グレードの「Z」に引けを取りません。これが、コスパを重視する方に「G」をおすすめする理由です。

一方で、内外装の質感や快適装備の満足度まで求めるなら上級の「Z」、本革シートなどの質感を重視するなら最上級の「Z レザーパッケージ」が選択肢になります。

より高いグレードを狙うなら、いま乗っている車を高く売ることが重要

中古ハリアーの狙える年式やグレードは、いま乗っているクルマがいくらで売れるかでも変わってきます。

乗り換え前に買取店や中古車一括査定などで愛車の価値を把握しておくと、2021年式の「G」にするか、より新しい2023年式の「G」や上位グレード「Z」まで予算を広げるか、といった判断がしやすくなります。

装備と色はどうする? 個体選びのコツと将来の価値の違い

年式とグレードが絞れたら、最後は個体選びです。同じ「G」・同じ年式でも、装備や色によってプロ(買取業者)の評価が変わります。評価が高い個体とは、状態や市場での人気が高い個体ということ。

好みで選ぶのが基本ですが、狙い目の個体を探すなら、こうした条件も頭に入れておくと選択の精度が上がります。

以下はMOTA車買取が実際に査定したガソリン車・2WD約2000台の実績データから見えた傾向です。

リセール率に影響する5つの仕様・条件

仕様・条件リセール率への影響

サンルーフ

+約7〜9ポイント

純正フルエアロ

+約5ポイント

ワンオーナー(所有者が1人)

+約2ポイント

禁煙車

+約2〜3ポイント

純正ナビ

+約3ポイント

もっとも効果が大きいのはサンルーフ(ただし、Z レザーパッケージ、Zにメーカーオプション)で、同じグレード・年式のサンルーフを装備していないクルマよりリセール率が約7〜9ポイント高い傾向でした。

ボディカラーは、白系(プラチナホワイトパールマイカなど)と黒系(ブラック、プレシャスブラックパール)が高く、なかでも白系がやや有利です。

同じ年式・同じグレードで迷ったとき、これらの条件を備えた個体を優先すると、買ったあとも価値が崩れていきにくい選択になります。

出典:MOTA車買取 査定実績データ(対象:現行80系のガソリン車・2WD、走行10万km以内、査定日2025年6月〜2026年6月)。同じ年式・グレードで装備の有無を比較した差で、サンプル数が十分な項目を抜粋しています。リセール率は「査定額 ÷ 新車価格(税込)× 100」で1台ずつ算出した傾向値です。

中古ハリアーの評判は? オーナーが感じる良い点・気になる点

数値だけでなく、実際に乗っているオーナーの評価も確認しておきましょう。中古車専門店のユーザーレビューやSNSの口コミを見ると、良い点・気になる点それぞれに傾向があります。

満足しているところ(良い点)

オーナーの満足度が高いのは、主に次の3点です。流れるような外観デザイン、価格のわりに質感の高い内装、そして高い静粛性です。

良い点

・流麗な外観デザイン

・価格のわりに質感の高い内装

・高い静粛性

流麗な外観デザイン

国産ミドルSUVのなかでも外観の評価は高く、「乗っていて気分が上がる」「ワンランク上に感じる」といった声が目立ちます。世代を問わず好まれるデザインで、飽きにくいという評価も見られます。

価格のわりに質感の高い内装

インパネまわりやシートの仕立てなど、内装の質感の高さに満足する声が多く、「価格以上に上質に感じる」という評価が見られます。

高い静粛性

走行中の静かさも満足度の高いポイントです。エンジン音や風切り音が抑えられ、車内が静かで快適という声が多く聞かれます。

注意したほうがいいところ(気になる点)

一方で、購入前に知っておきたい指摘もあります。主に次の3点で、いずれも運用や個体選びで対策ができる範囲であり、購入前の試乗で確認しておけば安心です。

× 気になる点

・19インチの場合、ロードノイズ(走行音)が気になる

・ガソリン車のパワーは急な坂道で車重を感じる

・内装や室内の広さは価格イメージとのギャップ

19インチホイールの場合、ロードノイズ(走行音)が気になる

路面から伝わる走行音について、特に高速道路や粗い路面で気になるという声があります。タイヤの大きい上級グレードのZ(19インチ)は、Gの18インチよりやや硬めに感じるという声もあり、乗り心地のマイルドさを優先するなら、Gも有力な選択肢です。

ガソリン車のパワーは急な坂道で車重を感じる

街乗りや高速では不足を感じにくい一方、急な坂道では車重を感じるという声があります。山道や高速の合流が多い使い方なら、力強さのあるハイブリッド車も検討に値します。

内装や室内の広さは価格イメージとのギャップ

内装の一部の使い勝手や、運転席まわりの小物入れ・荷室の使い勝手、見た目ほど広くない室内など、価格イメージとのギャップを挙げる声もあります。感じ方には個人差があるため、購入前の試乗で自分の感覚に合うかを確かめておくと安心です。

※ オーナーの評価傾向は、中古車専門店のユーザーレビューやSNSの口コミをもとに編集部が整理したものです。感じ方には個人差があります。

買う前のチェックは4つだけ|走行距離・修復歴・装備・旧型60系

最後に、狙い目ゾーンの中で良い個体を選ぶためのチェックを、4点に絞って整理します。

状態の良い中古車を見極める4つのチェック項目

チェック項目見るポイントと目安

走行距離

年式に対して過走行(年式のわりに走行距離が多い状態)でないか。3年落ちで約3〜4万km、5年落ちで約4〜5万kmが目安。

低走行かどうか

同じ4年落ちでも走行3万km以内ならリセール率は約76%まで上がる傾向。つまり、プロから見ても低走行は状態が良いという重要な判断基準。

修復歴

骨格部分の修理履歴がないか。相場より極端に安い個体は要確認。

装備・色

サンルーフ・本革・白/黒系は、再売却時に評価されやすい条件。

低走行車は記載の通り状態が良いという基準にはなりますが、年式に対して走行距離が極端に短いクルマは、長く動かされていなかった可能性もあります。逆に距離が伸びすぎた個体は消耗品の交換時期が近づくため、年間1万km前後を一つの目安にすると選びやすくなります。

価格の安さを最優先するなら旧型(60系)も選択肢に

現行80系の予算(Gの中古でおおむね280万円台〜)が厳しい場合は、2013年〜2020年に販売された先代の3代目(60系)も選択肢になります。

デザインや安全装備の世代は古いものの、輸出需要が根強く値落ちはゆるやかな傾向で、より手頃な予算でハリアーのブランドを味わえます。ただし装備や安全性能の新しさ、流通の中心は現行80系のため、本記事では80系を主役に考えています。

まとめ|ハリアー中古の狙い目は「G ガソリン 2WD」買う前に今の愛車の価値も確認を

ハリアー中古の狙い目を、目的別に整理します。

重視すること選ぶべき候補

実質コスト

2021〜2022年式の「G」(ガソリン車・2WD)

新しさ

2023年式以降の後期型「G」(ガソリン車)

価格の安さ

2021年式の「G」(ガソリン車)

装備・質感

「Z」または「Z レザーパッケージ」

燃費・長距離

ハイブリッド車

2021〜2022年式の「G」(ガソリン車・2WD)は、中古相場が下がってきています。買値が手ごろで値持ちも良く、コスパを重視する方の本命です。装備や質感を求めるなら、上位の「Z」も選択肢になります。

ハリアーへの乗り換えを検討中の方

中古のハリアーをお得に手に入れるには、購入価格を下げるだけでなく、いまのクルマをいかに高く売って元手にするかも大切になります。新車購入時にお店へ引き取ってもらう「下取り」より、専門業者に売る「買取」の方が高くなりやすいのもポイントです。

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まずは手軽なネット査定などを利用して愛車のいまの価値を把握し、ハリアーを賢く手に入れるための具体的な予算計画を立てることから始めてみましょう。

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