マツダ 新型CX-8 燃費レポート|意外と良いぞ!?話題の3列シート・7人乗りSUVの実燃費を徹底検証!(1/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:小林 岳夫・永田 恵一
マツダ CX-8燃費レポート結果まとめ
起用グレード
今回の燃費テストでは、3列シートを備えるSUVとして、最近注目を集め始めるきっかけとなったマツダのラージSUV、新型CX-8をテスト。グレードはXDプロアクティブのFF車(車両本体価格353万7000円、JC08モード燃費17.6km/L)を起用した。
燃費テスト概要
テストは2017年12月19日(火)の午前7時頃開始し、14時過ぎ帰京するというスケジュールで実施。テスト中の天候は晴れ、最高気温13度という12月上旬並みの気候で、交通状況はかなりスムースであった。
新型CX-8の実燃費は平均16.3km/L
CX-8の燃費テストの結果は以下の通り
マツダ CX-8の実燃費|結果まとめ | ||
---|---|---|
実燃費 | WLTCモード燃費 | |
駆動方式 | 2WD/2.8Lディーゼルターボ | |
グレード | XD PROACTIVE | |
平均 | 16.3km/L | 15.8km/L |
市街地 | 13.6km/L | 12.7km/L |
郊外路 | 17.5km/L | 15.7km/L |
高速道路 | 19.0km/L | 18.0km/L |
CX-8は車体が大きい車と相性のいいディーゼルエンジンを搭載していることもあり、車の大きさからのイメージだと「こんなに走るの?」と感じるほど良好な燃費を記録した(ボディサイズと燃費のバランスは世界一かもしれない)。
今回は、過去データのあるディーゼルエンジンを搭載するSUVの中から、3列シートを持つSUVのトヨタ ランドクルーザープラドの最新モデル(同じ3列シート搭載ラージSUVでも、乗用車ベースのCX-8と本格SUVのランドクルーザーはかなりタイプの違うSUVではあるが)と、ミドルSUVのCX-5のFF車も記載するが、新型CX-8はランドクルーザープラドには圧勝、CX-5に対してもさほど変わらない期待以上の燃費を記録。
また、新型CX-8は、現在のJC08モード燃費に加え、表のカッコ内に記載したように、2018年10月以降に販売される新型車に公表が義務付けられるWLTCモード燃費(総合燃費に加え、高速道路、郊外路、市街地という走行パターンごとの燃費も記載される国際的な燃費の試験方法)も先行して発表されているが、WLTCモード燃費に対しても全走行パターンで上回る燃費を記録した点も高く評価できる。
なお、現代のディーゼルエンジン搭載車には黒煙の原因となるススを集めるDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)が備えられており、DPFにススが溜まると熱くなったDPFに燃料を吹いて溜まったススを燃やして除去する「DPFの再生」が行われるが、今回は高速道路編のテスト中にDPFの再生があり、燃費は若干低下した。
※DPFの再生は燃料を使うため走行状況による差はあるものの、DPFの再生があると燃費は低下する。
ここからは市街地編、郊外路編、高速道路編、それぞれの章で燃費や走りの質について詳細な評価を行っているので、新型CX-8の購入を考えている方にはぜひ参考にしてほしい。
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