マツダ 新型CX-8 燃費レポート|意外と良いぞ!?話題の3列シート・7人乗りSUVの実燃費を徹底検証!(2/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:小林 岳夫・永田 恵一
新型CX-8実燃費レポート|市街地編
マツダ CX-8 市街地での実燃費:13.6km/L
新型CX-8は、市街地ではガソリンエンジンを搭載するミドルクラスのセダンやハッチバックの水準を上回るラージSUVとは思えない良好な燃費を記録。
同じ3列シート搭載SUVのランドクルーザープラドよりも4.0 km/Lも好燃費で、1つ下のクラスとなるCX-5の14.4km/Lにも肉薄した結果となった。
マツダ CX-8の実燃費|市街地・街乗り編 | ||
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パワートレイン | 実燃費 | |
マツダ CX-8 | 2WD/2.2Lディーゼル | 13.6km/L |
マツダ CX-5 | 2WD/2.2Lディーゼル | 14.4km/L |
トヨタ ランドクルーザープラド | 4WD/2.8Lディーゼル | 9.6km/L |
申し分ないアイドリングストップ
市街地ではドライバビリティ(運転のしやすさ)、アイドリングストップ、ACCを使った印象をお伝えしよう。
まずドライバビリティは、ディーゼルエンジンらしい太い低速トルクとスムースな6速ATのマッチングにより、ストップ&ゴーが続く市街地でも運転が楽で乗りやすい。
アイドリングストップはマツダのAT車は全体的にそうだが、停止後ブレーキペダルを踏み足すとアイドリングストップが始まるという一時停止や、「止まりそうで止まらない渋滞」といった場面でも不必要なアイドリングストップが起きにくいタイプで、エンジン再始動は素早く、セルモーターの音も小さく、音質も耳に心地よく申し分ない。
市街地で停止まで対応するACCを使った印象は、高速道路と同様に加減速はスムースかつ先行車の認識も素早く、運転支援システムとして市街地でも十分使える完成度を備えていた。
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