マツダ 新型CX-8 燃費レポート|意外と良いぞ!?話題の3列シート・7人乗りSUVの実燃費を徹底検証!(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:小林 岳夫・永田 恵一
新型CX-8実燃費レポート|郊外路編
マツダ CX-8 郊外路での実燃費:17.5km/L
郊外路での実燃費は17.5km/Lを記録。新型CX-8に対し車重が約200kgも軽いCX-5ディーゼルを大きく上回る驚異的な燃費を記録。燃費自体は交通の流れによるものもあるにせよ、エンジンの大改良により動力性能やフィーリングだけでなく、燃費も向上しているといえそうだ。
マツダ CX-8の実燃費|郊外路編 | ||
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パワートレイン | 実燃費 | |
マツダ CX-8 | 2WD/2.2Lディーゼル | 17.5km/L |
マツダ CX-5 | 2WD/2.2Lディーゼル | 15.6km/L |
トヨタ ランドクルーザープラド | 4WD/2.8Lディーゼル | 11.9km/L |
FFよりも4WDの方が乗り心地がよい!?
新型CX-8のFF車で最も不満を覚えたのは乗り心地である。全体的には「まずまず」と評価できるレベルではあるのだが、路面の大きな凹凸や高速道路などの自動車専用道路のつなぎ目の形によっては若干のゴツゴツ感やドタバタ感がある。乗り心地が大変良い弟分のCX-5に見劣りする点や、350万円~400万円という価格や車格に対する期待値に届いていない点は残念であった。ただ、テスト中に走行距離が3000kmを超え乗り心地が良化していった傾向もあったので、新車から5000kmくらい走り、サスペンションの慣らしが進むと乗り心地の不満も軽減される可能性はある。
なお4WDモデルには、スタッドレスタイヤ付きというイレギュラーな条件でしか乗ったことがないのだが、4WDの方がリアサスペンションの動きがしなやかな印象ではあったので、標準タイヤ同士であれば乗り心地も4WDの方が良いと思われる。
乗り心地や350~400万円という安くない価格、SUVという性格や燃費の低下もおそらく無視できる範囲の数%であろうことを考えると、新型CX-8を買うなら約23万円高くてもリセールバリューも有利な4WDを基本に考えることを勧めたい。
ハンドリングはSUVながらハンドル操作に対し鈍重なところはなく、車の動きは軽快でワインディングロードでもパワフルなディーゼルエンジンや、歯切れよくシフトアップ・ダウンするATも含めて運転を楽しめる。。
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