新型フィットハイブリッドのマイナーチェンジを徹底解説!2017年モデルのおすすめグレードは!?(2/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:和田清志
新型フィットのお買い得グレードはどれ!?|ガソリン車編
ライバル車と比べると、コンパクトカーでありながら安全装備が充実していることを理由にフィットを選ぶこともできるだろう。
機能や装備に対して価格の割安なベストグレードは、ノーマルエンジン車については“13G・L ホンダセンシング”だ。
価格は165万3480円(2WD)。13G・Fに比べると22万4640円高いが、ホンダセンシングとサイド&カーテンエアバッグとLEDヘッドライトが標準装着されるため、この3つのオプション価格だけで前述の価格差がほぼ埋まってしまう。細かいが、アームレスト付きのセンターコンソールボックスも備わったりするので、様々な使い勝手を考えるとこのグレードを選ぶのが良い。
▼お買い得グレード価格・燃費表
| ホンダ新型フィット お買い得グレード“13G・Lホンダセンシング” | |
|---|---|
| グレード名 | 13G・L ホンダセンシング” |
| 駆動方式 | 2WD(FF) |
| 価格(消費税込み) | 1,653,480円 |
| JC08モード燃費 | 24.6km/L |
新型フィットのお買い得グレードはどれ!?|ハイブリッド車編
ハイブリッドモデルも同様の理由で、“HYBRID L ホンダセンシング”が推奨される。
ただしハイブリッドとあって価格は207万9000円と高めの設定だ。改良前と同じく、装備の違いを補正しても、ハイブリッドモデルの価格は1.3リッターガソリンエンジン搭載車に比べて30万円ほど高い。そして1.3リッターガソリンモデルも燃費が優れているので、価格差を燃料代の差額で取り戻すには14~16万kmの走行を要する。
単純に損得勘定で考えると、1年間の走行距離が1.5万kmを超えない限り、1.3リッターガソリンエンジンの“13G・L ホンダセンシング”が最も買い得だ。従ってハイブリッドを選ぶ場合、燃費だけでなく、動力性能や静粛性のメリットをどのように受け取るかによって判断が変わる。
販売店の試乗車で乗り比べを行い、ハイブリッドの付加価値を見極めると良いだろう。
▼お買い得グレード価格・燃費表
| ホンダ新型フィットハイブリッド お買い得グレード“HYBRID Lホンダセンシング” | |
|---|---|
| グレード名 | HYBRID Lホンダセンシング |
| 駆動方式 | 2WD(FF) |
| 価格(消費税込み) | 2,079,000円 |
| JC08モード燃費 | 34.0km/L |
ホンダ フィット マイナーチェンジモデルの納期はどれくらい?
なお、新型フィットの納期は、1.3リッターエンジン搭載車であれば1ヶ月半程度だが、ハイブリッドは2~3か月に伸びる場合がある。
アルミホイールなど細かなオプション装備によっても納期が変動するので、一概にはいえない状況だ。それでも大量に販売することを目的にした車種だから、極端に長引くことはない。
フィットはコンパクトカーの中では前後席の居住性も優れ、さまざまな機能をバランス良く高めている。安全装備も充実させたので、検討する価値の高いクルマになっている。
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