車中泊に人気のキャンピングカーに人気のベース車両3選! 「ハイエース」「エブリイ」「NV200バネット」をご紹介

  • 筆者: トクダ トオル(MOTA)
  • カメラマン:TOYOTA・SUZUKI・NISSAN・オーテックジャパン・ダイレクトカーズ・トイファクトリー・カリスマジャパン・ケイワークス・東和モータース販売・ANNEX・MOTA編集部
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いまやひとつの旅のジャンルとなった感のある“車中泊”。普段お乗りの乗用車でも十分に楽しめるが、「いつかはキャンピングカーが欲しい!」とお考えの方も多いことだろう。今回は、そんなキャンピングカーのベース車両として人気の高いモデルベスト3をご紹介。「トヨタ ハイエース」をはじめとする、日ごろ街で良く見かける商用バンが憧れのキャンピングカーに変身している様子を写真とともにお届けする。

目次[開く][閉じる]
  1. [人気のキャンピングカーベース車両 その1]キャンピングカーの代表格! 安定人気の1BOXバン「トヨタ ハイエース」
  2. [人気のキャンピングカーベース車両 その2]軽キャンパーの人気を独占するベース車両「スズキ エブリイ」
  3. [人気のキャンピングカーベース車両 その3]コンパクトサイズの手軽さで人気上昇中!「日産 NV200バネット」

[人気のキャンピングカーベース車両 その1]キャンピングカーの代表格! 安定人気の1BOXバン「トヨタ ハイエース」

キャンピングカーといえば真っ先にこの車種を思い浮かべる人は多いはず。トヨタの人気1BOXバン「ハイエース」だ。

単にハイエースと言っても、実はロング(標準ボディとも呼ぶ)、ワイド、スーパーロングと、サイズの違いで3つのボディタイプがある。本格的なキャンピングカーはスーパーロングを用いられることが多いが、扱いやすい標準ボディをベースとしたモデルももちろん存在している。

4ナンバー登録の標準ボディは、乗用車で言う5ナンバーサイズ。ボディサイズは全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmと意外にもコンパクトに収まる。

地上を占有する面積で考えると、ヴォクシーなどの一般的なミニバンなどと全く変わりはないから、街中のコインパーキングも気兼ねなく止めることが出来るのが特徴だ。ただし立体駐車場などでは全高制限がある区画もあるので、旅先で買い物などする際には注意したい。

いっぽうワイドボディでハイルーフのスーパーロングは最大サイズのため、ゆとりの室内空間が自慢。ただし全長5380mm×全幅1880mm×全高2285mmと、かなりの大きさとなる。

全長、全幅、全高共にショッピングモールやコインパーキングの駐車場規格サイズを上回るため、場所によっては駐車を拒否されるケースもあるから気を付けたい。

ハイエース専門をうたうキャンピングカーショップも多く、各社とも非常に多くのラインナップを用意しているから、じっくり比較検討したい。またハイエースはドレスアップ用のパーツも豊富だから、買った後も長く楽しめるだろう。

トヨタ/ハイエースバン
トヨタ ハイエースバンカタログを見る
新車価格:
243.9万円548.4万円
中古価格:
58万円1,362.8万円

[人気のキャンピングカーベース車両 その2]軽キャンパーの人気を独占するベース車両「スズキ エブリイ」

ハイエースと並ぶ二大人気を誇るのが「スズキ エブリイ」だ。こちらは軽自動車の1BOXバンで、軽キャンピングカー(軽キャンパー)で人気のベース車両だ。他メーカーにもOEM供給され、日産では「NV100クリッパー」、マツダでは「スクラム」、三菱では「ミニキャブ」の名でそれぞれ売られている。

1BOXタイプの軽キャンパーは、実に9割以上がこのエブリイ&OEMシリーズを用いられているというから凄い。

エブリイが選ばれる秘密は室内の広さ。ライバルの「ダイハツ ハイゼットカーゴ」に比べ、室内長が優っているのだ。

全国のキャンピングカービルダーがこのエブリイをベースに技を競い合っている。軽規格の限られた空間の中で、いかに効率よく家具やベッドをレイアウトするか、各社のアイディアを見比べてみるだけで面白い。各地で毎月のように開催されるキャンピングカーショーイベントなどで、ぜひチェックしてみて欲しい。

スズキ/エブリイ
スズキ エブリイカタログを見る
新車価格:
113.7万円181.9万円
中古価格:
14万円450万円

[人気のキャンピングカーベース車両 その3]コンパクトサイズの手軽さで人気上昇中!「日産 NV200バネット」

人気のハイエースだが、運転席の真下にエンジンとタイヤがあるキャブオーバー型の1BOXタイプのため、通常の乗用車とはちょっと走行感覚が違う。慣れれば全く問題はないのだが、もう少し普通のミニバンみたいな感じがイイな…そう躊躇する方には、こちらがオススメ。日産の商用バン「NV200バネット」だ。

車体の全長は4400mmと、ハイエース標準ボディよりもさらにコンパクト。同じ日産のミニバン「セレナ ハイウェイスター」が全長4770mmだから、それよりも370mmも短く狭い道での取り回しも抜群だ。

この手軽さが支持され、現在キャンピングカーのエントリーモデルとしての人気も上昇中である。室内の広さはそこそこだが、それを補うべくポップアップルーフを装着し、就寝定員を4名とするモデルも多い。こちらも併せて検討したい。

なおNV200バネットは中古車も数多く流通している。そうした安いベース車両をもとに、自らの手でDIYで仕上げていくというのも楽しいだろう。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA・SUZUKI・NISSAN・オーテックジャパン・ダイレクトカーズ・トイファクトリー・カリスマジャパン・ケイワークス・東和モータース販売・ANNEX・MOTA編集部]

日産/NV200バネットバン
日産 NV200バネットバンカタログを見る
新車価格:
214.3万円279.8万円
中古価格:
38.2万円567万円

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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