「クラウンSUV」に「クラウンヴェルファイア」!? トヨタの老舗高級車ブランド「クラウン」の派生モデル3選

  • 筆者: MOTA編集部
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2021年4月19日(月)、中国から衝撃のニュースが飛び込んできた。上海モーターショー2021会場で、トヨタがクラウンのSUVモデルを発表したのだ。そればかりではない。アルファードの兄弟車「ヴェルファイア」をベースにした“クラウンヴェルファイア”までもが同時に誕生したのだ!

1955年の登場以来、長きに渡り発展を遂げてきた高級セダンの老舗ブランド「クラウン」が、ここへきてまさかの急展開!

発表されたばかりの「クラウンクルーガー」と「クラウンヴェルファイア」の情報を写真と共にお届けする!

クラウンSUVにクラウンミニバン!? 意外過ぎるクラウンラインナップを写真で見る[画像28枚]

目次[開く][閉じる]
  1. これが噂の“クラウンSUV”!「トヨタクラウンクルーガー」
  2. クラウンにまさかの高級ミニバン仕様!?「クラウンヴェルファイア」
  3. 僕らはこれが一番落ち着く!? 日本の高級セダンといえば「トヨタ クラウン」

これが噂の“クラウンSUV”!「トヨタクラウンクルーガー」

2020年秋頃、トヨタのおひざ元である中部地方の新聞報道などで「次の新型クラウンはセダンをやめてSUVになる」というセンセーショナルなニュースが飛び込んできた。

SUVブームの昨今とはいえ、1955年に誕生して以来一貫して高級セダンの歴史を歩んできた名車「クラウン」に限ってまさか…

と誰もが半信半疑だったこのニュースが2021年4月、現実のものとなった。

2021年4月19日(月)より中国で開幕した上海モーターショー2021のトヨタブースで、電気自動車のコンセプトカー「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」と共にステージで発表されたのが、SUVスタイルの新型クラウン「クラウンクルーガー」だったのだ!

新型クラウンクルーガーはハリアーの兄弟車ハイランダーの上級モデルだった

実はこちら、北米などで既に販売中の「ハイランダー」の兄弟車。ハイランダーは全長4950mm、全幅1930mmという大柄なSUV3列シートSUV。TNGA GA-Kプラットフォームをベースに開発された新型ハリアーやRAV4とは3兄弟の関係にある。

中国ではこれまで先代ハイランダーが継続販売を続けていたが、今回クラウンクルーガーと共にハイランダーも刷新。会場にて同時発表となっている。クラウン(王冠)のネームバリューは中国でも非常に高く、旺盛な中国市場の需要に合わせ別格の上級仕様の扱いとして誕生したのだ。

果たして日本にやってくる可能性はあるのか、今後の動向に注目だ!

クラウンにまさかの高級ミニバン仕様!?「クラウンヴェルファイア」

サプライズはSUVだけではなかった。中国のトヨタ法人、一汽トヨタ自動車販売有限会社は、既に販売中の高級ミニバン「ヴェルファイア」に新たなラインナップとして「クラウンヴェルファイア」を新設定した。

中国ではこのほかに「アルファード」も既に販売されており、さらにはレクサス版の「レクサス LM」まで用意されるほど、日本にも増して高級ミニバンの需要が高い国だ。

中国仕様の新型ヴェルファイアは、現行型アルファードなどを見慣れた目にはおとなしく感じられるノーマル仕様がベース。

これに対し新型クラウンヴェルファイアは、日本でいうエアロ仕様「HYBRID Executive Lounge Z」などに相当するエクステリアとなり、俄然ド派手さを増している。

もはや何でもありなクラウンブランドの乱用とも映るが、それだけクラウンの名に絶大なネームバリューがあるということなのだろう。

トヨタ/ヴェルファイア
トヨタ ヴェルファイアカタログを見る
新車価格:
655万円892万円
中古価格:
44.2万円2,017.3万円

僕らはこれが一番落ち着く!? 日本の高級セダンといえば「トヨタ クラウン」

最後に改めて、日本のトヨタ 新型クラウンをご紹介しよう。

ちょうどまさにクラウンSUVの噂が飛び交っていた2020年11月2日、現行型で15代目となるクラウンが一部改良を実施した。

2018年6月のフルモデルチェンジから約2年が経過し、先進運転支援技術が最新の機能にアップデートされたほか、インパネまわりを大改修し、内装の使い勝手を大幅に向上させている。

デビュー2年で内装を大規模改修!? 15代目クラウンの今

2018年の登場時には、大型液晶モニターでタッチパネル化されていた空調操作を従来のダイヤルとボタンで操作するスタイルに改め、センターモニターも大型化。15代目で進化したコネクティッド機能もさらに使いやすくなったのだ。

モデル途中での内装刷新はかなり珍しいことだが、コストもいとわずユーザーのためにリニューアルを実施する顧客第一主義こそ、クラウンが長年に渡り高級車ブランドとして信頼されてきた理由でもある。

果たして次の日本仕様、16代目新型クラウンは噂通りのSUVに生まれ変わるのか。それとも予想を覆し伝統のセダンスタイルを貫き通すのか。クラウンクルーガー登場で、あらためて注目が集まる!

[筆者:MOTA(モータ)編集部]

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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