ハリアーの北米兄弟車がデカいけどむっちゃ良いクルマだった! 「トヨタ ハイランダー」なぜ日本で売らない!?

画像ギャラリーはこちら

全長4950mm、全幅1930mmの巨漢SUV「トヨタ ハイランダー」。北米で生産されるこのモデルは、日本でも話題の新型ハリアーやRAV4の兄弟車です。3列シートレイアウトで、日本でも一定の需要はありそう。日本で売られる日は来るのか!?

>>ランクル並みにデカい! トヨタ ハイランダーを画像でサクッとチェック

「サクッとハイランダーの写真をパラパラ見たい」という方も是非チェックしてみてくださいね。

目次[開く][閉じる]
  1. ハイランダーはV6 3.5Lと直4 2.5Lハイブリッドの2タイプ
  2. 実用的な3列シートレイアウトでファミリー層にもぴったり
  3. デカいけどエコ! ハイランダーは日本でもアリ!な1台だった

ハイランダーはV6 3.5Lと直4 2.5Lハイブリッドの2タイプ

初代は「クルーガー」の名前で日本でも販売

2000年に発売されたトヨタのSUV「クルーガー」(クルーガーL/クルーガーV)。初代ハリアーとは兄弟関係にあり、都会派のハリアーに対し、クルーガーは広い室内と荷室空間が特徴で、マイナーチェンジ時には3列シート仕様も追加された実用的なモデルでした。懐かしいそのクルーガーこそ、今回ご紹介する「ハイランダー」の初代にあたります。

ランクルよりも圧倒的にエコ

4代目となる現在のトヨタ ハイランダーは2019年に北米デビュー。RAV4や新型ハリアーと同じTNGA GA-Kプラットフォームを使用し、3兄弟の関係にあります。ボディサイズは全長4950mm、全幅1930mm、全高1729mmでホイールベースは2847mm。ちなみにランドクルーザー200の全長は4950mm、全幅が1980mm、全高が1880mmでホイールベースは2850mmと、背の高さ以外はほぼ同等なアメリカンサイズです。

エンジンラインナップはV6 3.5リッター(295馬力)に加え、2021年モデルからは直4 2.5リッターハイブリッド(ハリアーよりハイパワーなシステム出力243馬力)を設定。V8 4.6リッターのランクル200から比べると圧倒的にエコ!

駆動方式はハイブリッドがFFとE-Four、V6モデルではFFとAWD(4WD)、さらにRAV4同様のダイナミックトルクベクタリングAWDも選択出来ます。

実用的な3列シートレイアウトでファミリー層にもぴったり

実際に乗ってみた印象は「アメ車そのもの」だった!

トヨタ ハイランダーのインテリアは上質で明るい雰囲気の広々した車内が実にイイ感じ。アメリカではママがこれに乗って子供たちを学校まで送っていくそうです。カッコいい!

日本の道を走らせてみたところ、ゆったりした乗り味が心地良く、これからロングドライブも苦にならなそうです。もはや日本車というよりは、身も心もすっかり「アメ車」そのもの。アウトドア派のRAV4や都会的なハリアーの乗り味とはまるで別物に仕立てられていたのにも驚かされます。ちなみに3兄弟車の中でも、個人的にはハイランダーの乗り味が一番ハマりました…。

ファミリー層に訴求するハイランダー。室内は3列シートレイアウトが基本です。2列目シートは3人掛けのベンチシート(8人乗り)が標準で、写真の最上級グレード「プラチナム」は左右独立のキャプテンシート(7人乗り)となっています。

身長180cmの筆者が3列目に座ったところ頭上空間はミニマムでしたが、子供たちが座る分には全く問題なし。2列目シートを少しスライドさせれば足元空間も十分に確保されます。

デカいけどエコ! ハイランダーは日本でもアリ!な1台だった

日本にはない日本車「トヨタ ハイランダー」はいかがでしたか。

トヨタ関係者に取材した限り、残念ながら今のところ日本での生産予定はなし。確かに全長5メートルの巨漢サイズで爆売れはしないかもしれませんが、多人数乗車や巨大な荷室のニーズがあるユーザーからの需要は少なからずありそう。

V6 3.5リッターのアメリカンな乗り味も良いですが、トヨタらしいハイブリッドモデルにも興味津々。デカいけどエコという性能は、生産を終えてしまったエスティマや、3列シートSUVのクルーガー、ヴァンガードのユーザーも興味を示しそうです。いかがでしょうか、トヨタさん!?

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)/撮影:島村 栄二]

トヨタ/RAV4
トヨタ RAV4カタログを見る
新車価格:
293.8万円563.3万円
中古価格:
69.9万円650万円
トヨタ/ハリアー
トヨタ ハリアーカタログを見る
新車価格:
312.8万円620万円
中古価格:
57.8万円702.1万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

米国トヨタ ハイランダーの最新自動車ニュース/記事

米国トヨタのカタログ情報 米国トヨタ ハイランダーのカタログ情報 米国トヨタの中古車検索 米国トヨタ ハイランダーの中古車検索 米国トヨタの記事一覧 米国トヨタ ハイランダーの記事一覧 米国トヨタのニュース一覧 米国トヨタ ハイランダーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる