新型クラウンは大人スポーティ!デザインや走行性能など、あらゆる面が大きく進化

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  1. クラウン初の6ライトウインドウを採用
  2. 狭い道での取り回しを考慮して全幅は1800mmのまま
  3. シンプルでありながら上質なインテリア
  4. 新プラットフォーム採用で衝突安全性能と走行性能が向上
  5. 関連記事

トヨタ 新型クラウン(プロトタイプ)の新たな情報が明らかになった。

15代目となる新型クラウンは、これまでのクラウンよりスポーティなスタイルに生まれ変わる。なお、正式発表は2018年6月末の予定となる。

現行モデルでは、クラウンアスリート、クラウンロイヤル、クラウンマジェスタの3モデル構成だったが、新型クラウンでは1モデルに統合。その中で標準仕様とエアロ仕様の2種類のラインナップに変更される。

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クラウン初の6ライトウインドウを採用

デザインでは、クラウン初となる6ライトウインドウを採用。ロングノーズで低いキャビンにより、今までにない流麗なフォルムを実現した。アルミホイールは走りを予感させる5本スポークの大胆な意匠とした。従来モデルと比較すると、エレガントなシルエットに、アクセントの利いた大人のスポーティさが際立っている。

フロントはセンターの水平な押し出しとフェンダーの造形で、ワイド&ローの引き締まった表情とした。ヘッドランプは薄くシャープな造形とし、目力を強調させている。また、流れるようなウインカーライト(シーケンシャルターン)も採用された。

リアコンビランプはヘッドランプと同じモチーフで、シャープでエレガントなイメージとし、キャビンを融合させながらリア周りを大きく絞り込み、これによってタイヤの張り出しやしっかりとした踏ん張り感を表現した。

狭い道での取り回しを考慮して全幅は1800mmのまま

新型クラウンは、日本のユーザーのために、全幅1800mm、最小回転半径5.3mと、車幅が狭く小回りが必要な日本の道路環境でも運転しやすいパッケージとした。

ドアハンドルにもこだわり、日本人の体格にあった位置や角度、手にぴったりとフィットする形状に加え、空力特性にも考慮したデザインとした。

ドアを閉めたときに重厚感がある音が響くようにドアパネルの発音面積を大きくして、低音を響かせるような工夫も施した。

シンプルでありながら上質なインテリア

内装は、薄型のインパネで開放感あふれる空間とし、シンプルで質感の高い加飾を随所に施した。運転中も視線移動が少なく見やすいダブルディスプレイを採用。ダイレクトタッチで操作性も改善させた。

新開発のメーターは、目盛りや文字が浮いているように見え、先進的で視認性に優れている。コンソールの感触やスイッチ類の操作性、カップホルダーのしっとりとした動きなど、質感の高いものに仕上がっている。

新プラットフォーム採用で衝突安全性能と走行性能が向上

新型クラウンはTNGAプラットフォームをベースに、細部までこだわりをもって丁寧に作り込んだ。

それによってボディ剛性を高めただけでなく、衝突安全性能も大きく向上させるとともに、一発で決まる正確でシャープなステアリング、低速から高速までのあらゆる状況で目線が動かない安定した走行性能を目指した。

パワートレインは、レクサス LSとLCに搭載されているV6 3.5リッターマルチステージハイブリッドシステム×10段変速制御(シーケンシャルシフトマチック(10段)+パドルシフト)をトヨタブランドとして初めて採用した。加えて、カムリのエンジンを縦置きに変更した2.5リッターハイブリッド×電気式無段変速機(シーケンシャルシフトマチック(6段)+パドルシフト)をクラウンに初搭載した。また、従来モデルより出力がアップした2リッター直噴ターボ×8 Super ECT(シーケンシャルシフトマチック(8段)+パドルシフト)の3機種をラインナップしている。

安全性能では、自転車検知や夜間歩行者の検知も可能となるToyota Safety Sense(第2世代版)を全車標準装備し、予防安全機能を高めた。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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