【ピックアップ!カーソムリエレポート】“愉しいハイブリッド車”ホンダ「フィット ハイブリッド」

新企画「カーソムリエレポート」開始!

クルマに関する深い知識と経験を有した一般ユーザーで 構成されるカーソムリエ。ここではカーソムリエによる試乗レポートをピックアップ して公開しています。

2013.9.20

本日のピックアップ!カーソムリエレポートは、「ホンダ フィットハイブリッド」、「トヨタ アクア」、「日産 ノート」の3車種。

<ホンダ フィットハイブリッド> 愉しいハイブリッド車 / カーソムリエ ドラゴンさん

<トヨタ アクア> 低燃費でパワフルなハイブリッドカー / カーソムリエ montoyaさん

<日産 ノート> ダウンサイジング挑戦車 / カーソムリエ kurukurumaniaさん

<ホンダ フィットハイブリッド> 愉しいハイブリッド車 / カーソムリエ ドラゴンさん

ホンダ フィットハイブリッド
ホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッド

総合評価:3.9/5.0

外観デザイン:3.8/5.0

インテリア:3.8/5.0

走りやすさ:4.7/5.0

-オススメポイント-

このコンパクト・ハイブリッド車は、これまでのエコカーとは明らかに異なった。シートに座り、イグンッションボタン(エンジンスタート)を押すと、突然エンジンが回りだしたので、私は誤解した。「このハイブリッド車は、モーターで発進する気がナイのか?」と。これはすぐに誤解と判明した。1分もせずエンジンが自動停止したのだった。

アクセルを踏んで発信すると、当然、無音。そして、太いトルクで加速し、ストレスなく目標速度に達した。これは、燃費が良い条件だ。燃費良く運転するには、「一定速度で走る距離を長くする」運転が必要だからだ。(※加速が鈍く、だらだらと加速せざるを得ないクルマは、実際には燃費や電費が良くならない。)

さらにアクセルを踏み込むとエンジンが回りだす。しかし、意外にエンジン音が室内に入り込まない。程よくスポイルされている。また、同時にロードノイズもスポイルされている事に気がついた。営業さんに聞くと、「吸音材の配置に苦労したとの事です」。このクラスでは、上位に入る静粛性と感じた。これは、「荒れた路上をエンジンを回して走っている情況で、助手席とヒソヒソ話しができる」と言えば、お分かりいただけるだろうか?

試乗したクラスは、「Lパッケージ」だったので、「S」ボタンが用意してある。これを押すと、エンジンが元気に回りだしたのと同時に、メーターパネル右の燃費等を表示する部分が、タコメーターになった。まるで「遊ぼう!」と言っているようなものだ。つながり感の良い7速デュアルクアッチミッションが付いて、シッカリした足回りで、さらに、サイドブレーキ仕様ならば、オジサンの遊び心は思いっきりくすぐられてしまった。しかし、パドル・シフトは「Sパッケージ」につく物であったため、この「Lパッケージ」には無く残念であった。だが、「エコな運転」はそれとして、「遊ぶ運転モード」を選んだ際に、燃費表示をやめて、ハイブリッド車だからこそタコメーターを表示する潔さは、敬服ものだ。最後に、室内も広く、CMは大げさではなかった。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

違った。

理由:コレまでのエコカーは、燃費向上だけのために、多くのものを犠牲にして来たと感じてきたが、このクルマは違った。こうしたクルマが、世に評価頂きたい。また、他の日本の自動車メーカーにも、作って欲しい。

-不満点-

大人4人はゆったり座れるが、カーゴルームが相応ではナイため、泊まりの旅行では3人が良いと思われる。 また、タコメーター表示をせっかくするならば、スピードメーターの左側を希望するのは、オジサンだけだろうか?

-運転後の感想-

新型フィットは、1.3ガソリンも含めて、燃費が良い上に、運転する愉しみを与えてくれている。 グレードが上がれば、静粛性も提供される。 一方で、グレードが高い方がJC08燃費が悪く表示されるが、これはJC08レギュレーションによるもの であるので、 実燃費が同様な比率で悪化するとは、「全く思えない」。 違う見方をしても、ベース車36.4km/Lとオプションを付け加えた33.6km/Lの燃費が、仮にそのままだったとして、 「約100kmの旅行での実際の燃料費の違いがいくらなのか? 」計算して頂きたい。 購入を検討される場合には、JC08燃費に振り回されずに、自分のカーライフに見合った装備やグレードの選択を、お薦めする。

●●編集部員コメント●●

1モーターの軽量コンパクトなハイブリッドシステム「SPORTHYBRID Intelligent Dual Clutch Drive」を初めて搭載し、1モーターでありながらエンジンとモーターを切り離して走ることでモーターのみのEV走行を実現。新開発エンジンには、直列4気筒1.5リッターの燃費に優れたアトキンソンサイクル(高膨張比サイクル)を採用し、高出力モーター内蔵の7速DCTとリチウムイオンバッテリーを内蔵したIPU(インテリジェントパワーユニット)を組み合わせる。現在、国内最高の低燃費となる36.4km/L(JC08モード)を達成。

ホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッドホンダ フィットハイブリッド

<トヨタ アクア> 低燃費でパワフルなハイブリッドカー / カーソムリエ montoyaさん

トヨタ アクア
トヨタ アクアトヨタ アクア

総合評価:3.7/5.0

外観デザイン:3.6/5.0

インテリア:3.7/5.0

走りやすさ:3.7/5.0

-オススメポイント-

世界一低燃費(発売当時)なクルマとありますが、パワフルな車だと思いました。ハイブリッドカーは通常の乗用車よりもエンジンを使用する時間を減らすことで燃料の消費を抑えるようにしていますが、アクアはエンジンの使用時間が長く感じます。なぜ、あんなに低燃費か分からないほど加速性能が高いです。車を小さく軽くするのも低燃費化への一つのアプローチですが、車内は十分な広さが確保されています。価格も安いので、常識を超えたエコカーだと思います。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

違った。

理由:低燃費なハイブリッドカーですが、エンジンの使用度は高いことです。

-不満点-

少々運転席の高さが低いので、少し乗り降りしにくいと感じました。

-運転後の感想-

意外とパワフルな走りを体験することができます。また、クセも感じないので、ユーザーフレンドリーな車です。

●●編集部員コメント●●

2013年に一部改良を施し、「G」には“ブラックソフトレザーセレクション”を設定。ブラックの合成皮革シート表皮などの採用に加え、スマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム、コンライトをセットにしたスマートエントリーパッケージを標準設定。また、「L」を除く全車に、スーパーUVカットガラス(フロントドア)、助手席バニティミラー付サンバイザーを標準装備するなど、快適性がさらにアップしている。

トヨタ アクアトヨタ アクアトヨタ アクアトヨタ アクアトヨタ アクア

<日産 ノート> ダウンサイジング挑戦車 / カーソムリエ kurukurumaniaさん

日産 ノート
日産 ノート日産 ノート

総合評価:3.8/5.0

外観デザイン:3.2/5.0

インテリア:4.0/5.0

走りやすさ:3.7/5.0

-オススメポイント-

先代モデルが4気筒1.5Lエンジンだったのに、一気に3気筒1.2Lエンジンにダウンサイジングしてでも燃費を上げるという気合がすごいです。さすがに加速が物足りないという方にはスーパーチャージャー付きのエンジンがあり、これがなかなか良く走ります。3気筒になったことでの振動やノイズの増加は、あえて意識しなければわからない程度であり、アイドリングストップもよく利くので停止時はとても静かです。後部座席の足元はコンパクトカーなのに十分広く、大人4人が楽に座れます。またリアドアが90度に開くところも便利です。エコドライブをサポートする日産エコメーターも、 質感が高くとてもきれいです。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

違った。

理由:エコスーパーチャージャー付きエンジンが意外とよく走りました。

-不満点-

欲しい装備が限られたグレードにしかないところ。

-運転後の感想-

3気筒エンジンの振動が気になるが、スーパーチャージャー付きは意外と良く走るなと思いました。

●●編集部員コメント●●

立体パーキングにも入る全高と5ナンバー枠に収まるボディサイズや、大人5人が快適に過ごせる室内空間などで人気のコンパクトハッチバックの2代目。上級モデル、ティーダの後継モデルとして遜色ない質感も追求されている。エンジンは2種類の直3DOHC1.2Lで、新開発のHR12DDR型ユニットは先代の1.5Lエンジンに変わるダウンサイジングユニット。直噴ミラーサイクルやスーパーチャージャー、副変速機付きエクストロニックCVTの組み合わせで、1.5Lエンジン並みの力強い走りと1L以上クラスでトップレベルのJC08モード燃費:25.2km/L(S DIG-Sグレード)を両立。

日産 ノート日産 ノート日産 ノート日産 ノート日産 ノート

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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