【2024年】新車で買えるディーゼル車おすすめ11選! メリット・デメリットなども解説
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:堤 晋一/茂呂 幸正/和田 清志
近年、ディーゼル車は燃費の良さや力強さで注目を集めています。そこでこの記事では、新車で買える人気の「国産ディーゼル車おすすめ7選」と「輸入ディーゼル車おすすめ4選」をそれぞれご紹介します。
ディーゼル車にはガソリン車とは異なる特徴があり、購入前に知っておくべき点もたくさんあります。そこで、ディーゼル車のメリット・デメリットやおすすめの人、「やめとけ」と言われる理由、最新技術や市場動向なども詳しく解説します。
ディーゼル車とは?
ディーゼル車は、軽油を燃料とする車で、ガソリン車よりも燃費が良く、低回転から大きなトルクを発揮するため、力強い加速が特徴です。そのためディーゼルエンジンは主に大型SUVやミニバン、商用バンなどに搭載されています。
近年では、環境への配慮から、従来のディーゼル車よりも排出ガスを大幅に削減した「クリーンディーゼル車」が注目されています。
クリーンディーゼル車とは?
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べて長い歴史を持ち、軽油を燃料とすることで燃費の良さや大出力化が容易なエンジンです。潜水艦など、大出力と高い燃費効率が求められる分野で広く利用されてきました。
しかし、従来のディーゼルエンジンは、燃焼温度が比較的低いため、不完全燃焼による粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)などの有害物質を排出することが問題視されていました。これらの物質は、大気汚染や健康への悪影響を引き起こす原因となります。
この問題を解決するために開発されたのが、クリーンディーゼルエンジンです。高度な排ガス浄化装置の採用や燃焼技術の改善により、大幅に有害物質の排出量を削減することに成功しました。クリーンディーゼル車は、燃費の良さだけでなく、環境性能の高さも評価され、多くの自動車メーカーから採用されるようになりました。
ディーゼル車とガソリン車の違い
ディーゼル車とガソリン車の違いを表に示すと、以下のとおりです。
項目 | ディーゼル車 | ガソリン車 |
---|---|---|
燃料 | 軽油 | レギュラーガソリン |
着火方法 | 圧縮熱で自然着火 | 火花により着火 |
トルク | 低回転から大きなトルクを発生 | 中~高回転域で発生しやすい |
燃料価格 | 安い | 高い |
車両価格 | 高い | 安い |
エンジン音 | 大きめ | 静か |
ガソリンエンジンは、空気とガソリンを混ぜた混合気をシリンダー内に送り込み、圧縮した後、スパークプラグで点火して爆発させることで動力を得ます。
一方、ディーゼルエンジンは、空気を吸入し、これを高温高圧に圧縮します。この高温の空気に燃料を噴射すると、自然に燃焼が始まるため、スパークプラグは必要ありません。この自然燃焼方式が、ディーゼルエンジンの特徴です。
ディーゼルエンジンは、燃焼室の大きさにあまり制限されず、空気を十分に圧縮できれば、理論上は非常に大きなエンジンを作ることが可能です。そのため、大型トラックや船舶など、大出力が必要な用途に広く利用されています。また、低回転域から大きなトルクを発揮するため、発進加速がスムーズなのも特徴です。
ガソリンエンジンは、高回転域での出力が優れており、スポーツカーなど、高回転での加速性能が重視される車種に多く採用されています。
燃料代に関しては、一般的に軽油の方がガソリンよりも安価であるため、ディーゼル車の方が燃料代を抑えられる傾向にあります。
ディーゼル車を選ぶメリットとデメリット
ディーゼル車は、燃費の良さや力強さで人気を集めています。しかし、車両価格やメンテナンス費用などのデメリットも存在します。
メリットとデメリットをそれぞれ解説します。
ディーゼル車を選ぶメリット
〇 メリット
・燃料のコストが安い(税金が安い)
・燃費が良い
・耐久性がある
・トルクフルでパワフルな走行が楽しめる
燃料のコストが安い(税金が安い)
燃料代が安いというのは、ディーゼル車の魅力の一つです。
ガソリンよりも軽油の方が1Lあたり20円以上も安いです。
この差は税金に関係しています。軽油引取税が1Lあたり32.1円であるのに対し、ガソリン税は1Lあたり53.8円です。
さらに税金を含めた価格に消費税がかかるため、軽油の方が燃料のコストが安くなります。
燃費が良い
ディーゼルエンジンは効率的な燃焼を実現するため、ガソリン車よりも燃費が良く、長距離走行に最適です。
例えば、マツダのCX-5(SMART EDITION 2WD)で比較してみましょう。
ガソリンエンジンのWLTCモード燃費は14.6km/Lに対して、ディーゼルエンジンは17.4km/Lです。
エンジン種類 | WLTCモード燃費 |
---|---|
ディーゼルエンジン | 17.4km/L |
ガソリンエンジン | 14.6km/L |
1Lあたり2.8km/Lの燃費の差が発生します。そして前述のように、軽油のほうが安いため、維持費にも大きな差が生まれます。
たとえば1000km走った場合の給油量は、WLTCモード燃費を落とし込むとディーゼルエンジンが57.4L、ガソリンエンジンは67.4Lとなります。燃料費は1Lあたり軽油が140円、レギュラーガソリンが160円とします。
その条件で計算をすると、ディーゼルエンジンは9184円、ガソリンエンジンは1万784円となり、1600円の差となります。
耐久性がある
ディーゼルエンジンは、トラックをはじめとする商用車に多く採用されてきました。これは、ガソリンエンジンよりも耐久性が高いことが大きな理由の一つです。
空気を圧縮し、燃料を噴射する仕組みのディーゼルエンジンは、エンジンブロック自体に厚みがあり、非常に強固な構造となっています。そのため、重量が増す傾向にありますが、ガソリン車に比べて耐久性の高い設計となっています。
近年は鋼材の進化により、ディーゼルエンジンの重量も大幅に軽減されています。しかし、その耐久性を維持するためには、オイル交換などのメンテナンスをこまめに行う必要があります。
トルクフルでパワフルな走行が楽しめる
ディーゼルエンジンとガソリンエンジンでは、トルク特性に大きな違いが見られます。
トヨタ ハイエースのスーパーGLに搭載される2.8Lディーゼルエンジン(1GD-FTV型)と2.7Lガソリンエンジン(2TR-FE型)を比較してみましょう。
エンジン種類 | トルク |
---|---|
2.8Lディーゼルエンジン | 300Nm/1,000-3,400rpm |
2.7Lガソリンエンジン | 243Nm/4,000rpm |
両車の排気量の差は0.1Lであるにもかかわらず、トルクには大きな差があります。ディーゼルエンジンのほうが低回転数でトルクが発生し、数値でも発進時から力強さが分かります。
これは、ディーゼルエンジンがガソリンエンジンよりも高い圧縮比で燃焼させるため、燃料のエネルギーをより効率的にトルクに変換することができるからです。
このように、ディーゼルエンジンは低回転域でのトルクに重点を置いた設計となっています。発進加速や坂道での走行など、力強さが求められる場面では、ディーゼルエンジンはその性能を発揮します。
ディーゼル車を選ぶデメリット
× デメリット
・車両価格が高い
・定期的に「AdBlue(アドブルー)」の補充が必要
・エンジン音や振動が気になることがある
・ちょい乗りとの相性が悪い
・古いディーゼル車は一部地域を走行できない、車検が通らない
車両価格が高い
エンジンの耐久性を高めるために必要な技術や材料を使用するため、ディーゼル車の車両価格はガソリン車よりも高くなります。
例えば、マツダのCX-5のディーゼルエンジン搭載モデルの価格は、同じグレードのガソリン車よりも高くなっています。
ガソリン車よりメンテナンスの手間がかかる
近年のディーゼル車には、排気ガスを浄化するための「尿素SCRシステム」が搭載されています。このシステムは、ディーゼル車のクリーン性能と燃焼効率の向上に不可欠です。
尿素SCRシステムを搭載したディーゼル車では、定期的に「AdBlue(アドブルー)」と呼ばれる尿素水を補充する必要があります。この作業は、ディーラーやガソリンスタンドなどで約5分ほどで完了します。
一般的な乗用車の場合、AdBlueの補充目安は6,000km~12,000kmに一度です。
エンジン音や振動が大きい
ディーゼル車は、特有のエンジン音と振動が特徴で、特にアイドリング時や加速時にその音が目立つことがあります。
大型トラックやバスに搭載されるディーゼルエンジンは、その排気量や用途から、特有の「カラカラカラカラ」といった大きな音を発生させます。
一方、乗用車に搭載されるディーゼルエンジンは、小型化や静音対策が進んでいるため、大型車に比べると静粛性は高くなっています。しかし、完全に無音にすることは難しく、人によっては気になる場合もあります。
ちょい乗りとの相性が悪い
ディーゼルエンジンには、排気ガス中に粒子状物質(PM)と呼ばれる煤(すす)が多く含まれます。このPMを浄化するために、ディーゼル車にはDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)という装置が搭載されています。
このDPFは、フィルターでPMを捕集し、一定量溜まると再生と呼ばれる高温燃焼によってPMを燃やし尽くす仕組みになっています。この再生には、エンジンが高温になる長時間の走行が必要となります。
ただし、ちょい乗りを繰り返すと、DPFが十分な高温に達せず、PMが完全に燃焼しきれないことがあります。そしてDPF内にPMがどんどん溜まり、フィルターが目詰まりを起こす可能性があります。
その結果、メンテナンスが必要になるなど、ガソリン車にはないトラブルが発生することもあり得ます。このようにちょい乗りを繰り返す使い方とは、ディーゼル車は相性が悪いのです。
古いディーゼル車は一部地域を走行できない、車検が通らない
環境問題への関心の高まりに伴い、ディーゼル車には厳しい規制が課されるようになりました。そのため、クリーンディーゼル技術が発展し、排出ガスを大幅に削減する車両が登場しています。
しかし、古いディーゼル車は、これらの規制に対応していない可能性が高く、都市部などでは乗り入れが制限される場合があります。東京都、神奈川県、愛知県など、多くの地域でディーゼル車の規制が実施されています。
ディーゼル車を安心して乗り続けたいのであれば、新車を購入し、最新の環境規制に適合した車両を選ぶことをおすすめします。中古車の場合、規制に対応していない車両を購入してしまうリスクがあり、利用に制限がかかる可能性があります。
ディーゼル車がおすすめの人
次に、ディーゼル車がおすすめの人の特徴について解説します。
ディーゼル車がおすすめの人
長距離を走る機会が多い人
週末のアウトドアや高速道路通勤など、長距離走行がメインの方には、ディーゼル車の燃費の良さが存分に活かされます。
低回転域から力強いトルクを発揮するため、高速道路でのゆったりとしたクルージングも快適です。
荷物をたくさん積んで出かける機会が多い人
車に多くの人や荷物を乗せて出かける際、ディーゼル車の力強いトルクは頼りになります。
発進時の負担を軽減し、スムーズな加速を実現します。
燃料代を抑えたい人
軽油はガソリンよりも安価なので、燃料代を節約したい方におすすめです。
燃費も良いので、長距離を走るほど経済的なメリットが大きくなります。
新車で買える! 人気の国産ディーゼル車7選
ここからは、新車で買える人気の国産ディーゼル車おすすめ7選をご紹介します。
新車で買える人気の国産ディーゼル車おすすめ一覧 |
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マツダ MAZDA2 |
マツダ CX-5 |
マツダ CX-30 |
トヨタ ランドクルーザー250 |
三菱 デリカD:5 |
トヨタ ハイエース |
日産 キャラバン |
マツダ MAZDA2
マツダ デミオから名前を変え、MAZDA2として生まれ変わったコンパクトカーは、その優れた燃費性能と低燃費による経済性が魅力です。マツダ独自のクリーンディーゼルエンジンを搭載し、環境にも配慮したモデルとして人気を集めています。
小回りが利き、都市部での運転も快適なコンパクトなボディサイズが特徴です。日常使いはもちろん、一人でのドライブやショッピングなど、様々なシーンで活躍してくれます。
マツダ MAZDA2 ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,498cc |
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WLTCモード燃費 | 19.2~25.2km/L |
マツダ CX-5
マツダのクロスオーバーSUVを代表する存在として、世界中で高い人気を誇るマツダ CX-5。洗練されたデザインと、力強い走りを両立させたその魅力は、多くの人々を虜にしてきました。
特に、ディーゼルエンジン搭載モデルは、圧倒的なトルクと優れた燃費性能を兼ね備え、都市部での快適なドライブから、アウトドアでのアクティブなシーンまで、幅広いニーズに応えます。
ゆとりある室内空間と多彩な収納機能は、ファミリー層はもちろん、アクティブなライフスタイルを送る方にも最適です。
マツダ CX-5 ディーゼル車のスペック
排気量 | 2,188cc |
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WLTCモード燃費 | 16.6~17.4km/L |
マツダ CX-30
マツダ CX-30は、CX-5が持つ力強い走りと広々とした室内空間を受け継ぎながらも、よりコンパクトなボディサイズを実現。都市部での取り回しの良さや、日常使いの利便性を重視するユーザーからの高い支持を集めています。
マツダ CX-3というモデルもありますが、MAZDA2のプラットフォームをベースとして開発されたため、後部座席の居住性に若干の課題がありました。
一方、CX-30はMAZDA3のプラットフォームを採用。これにより、CX-5ほどの大きさではありませんが、ゆとりある室内空間と高い走行性能を両立しています。
特に、機械式立体駐車場にも対応できるコンパクトなボディサイズは、都市部での利用に最適です。日常の買い物や通勤はもちろん、週末のドライブやレジャーまで、幅広いシーンで活躍してくれる一台と言えるでしょう。
マツダ CX-30 ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,756cc |
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WLTCモード燃費 | 18.7~19.5km/L |
トヨタ ランドクルーザー250
トヨタ ランドクルーザープラドの後継モデルとして誕生したトヨタ ランドクルーザー250は、都市部での快適なドライブと本格的なオフロード性能を高い次元で両立させています。
洗練されたデザインと上質なインテリアは、日常使いはもちろん、アクティブなアウトドアシーンにもぴったりです。
パワートレインは、力強い加速と優れた燃費性能を両立させたディーゼル2.8L直列4気筒ターボエンジンが標準設定。環境性能と走りの楽しさを両立させています。
トヨタ ランドクルーザー250 ディーゼル車のスペック
排気量 | 2,754cc |
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WLTCモード燃費 | 11.0km/L |
三菱 デリカD:5
三菱自動車が長年培ってきた4WD技術を結集し、誕生したデリカD:5は、唯一無二の存在として、多くのユーザーから支持を集めています。2007年のデビュー以来、幾度もの改良を重ねながら、その魅力を進化させ続けています。
デリカD:5は、悪路走破性だけでなく、日常の足としても高い実用性を兼ね備えています。特に、電子制御4WDシステムは、街中でのスムーズな運転と、悪路での高い走破性を両立。本格的なオフロード志向の機械式ローギアを採用しないことで、より洗練された乗り心地を実現しています。
三菱 デリカD:5 ディーゼル車のスペック
排気量 | 2,267cc |
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WLTCモード燃費 | 13.6km/L |
トヨタ ハイエース(バン)
ワンボックスカーといえばトヨタ ハイエースといわれるように、日本市場をけん引してきた車です。
その高い耐久性と広々とした室内空間は、ビジネスシーンだけでなく、ファミリーカーやレジャーユースなど、幅広い用途で活躍しています。
近年では、快適装備の充実や、多様なボディバリエーションの展開など、さらなる進化を遂げました。特に、キャンピングカーのベース車両としても高い人気を誇り、自由なライフスタイルを実現するためのパートナーとして、多くのユーザーから支持されています。
ハイエースの大きな特徴の一つは、その圧倒的な積載量と耐久性です。また、高い視界性と直線基調のボディデザインは、運転のしやすさと安全性を両立させています。
トヨタ ハイエース(バン) ディーゼル車のスペック
排気量 | 2,754cc |
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WLTCモード燃費 | 11.0~12.5km/L |
日産 キャラバン
日産 キャラバンは、トヨタ ハイエースと並び、日本を代表するワンボックスカーです。商用車としての高い実用性と、ファミリーカーとしての快適性を兼ね備え、幅広いユーザーから支持されています。
かつては商用車としてのイメージが強かったキャラバンですが、近年では、洗練されたデザインと充実した装備により、プライベートユースにも最適なモデルへと進化しました。特に、日産のスポーティなカスタムブランドであるAUTECH(オーテック)による個性的なモデルが登場し、キャラバンの魅力をさらに広げています。
また、キャラバンは、その直線基調のボディデザインにより、優れた視界性も特徴としています。後方の視界に関しては、最新のモデルではバックビューモニターが標準装備されるなど、安全性の向上にも力を入れています。
日産 キャラバン ディーゼル車のスペック
排気量 | 2,439cc |
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WLTCモード燃費 | 10.5~11.3km/L |
新車で買える! 人気の輸入ディーゼル車4選
ここからは、新車で買える人気の輸入ディーゼル車おすすめ4選をご紹介します。以下は
新車で買える人気の輸入ディーゼル車おすすめ一覧 |
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フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント |
BMW 2シリーズ アクティブツアラー |
フォルクスワーゲン T-Roc |
メルセデス・ベンツ GLC |
フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント
フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントは、同社の基幹モデルであるゴルフをベースに、使い勝手の良いステーションワゴンへと進化させたモデルです。
スポーティなハッチバックモデルとしての魅力を引き継ぎつつ、広大な荷室空間を確保することで、日常の買い物からレジャーまで、幅広いシーンで活躍します。 最新モデルでは、先進の運転支援システムが搭載され、安全性と快適性が大幅に向上。さらに、2.0リッターディーゼルターボエンジンは、力強い加速とWLTCモード燃費19.0km/Lの低燃費を両立しています。
フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,968cc |
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WLTCモード燃費 | 19.0km/L |
BMW 2シリーズ アクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブ ツアラーは、スポーティな走りと実用性を兼ね備えた、プレミアムコンパクトSUVとして人気を集めています。また、日常使いにちょうど良い快適性とスタイリッシュなデザインが魅力です。
力強いエンジンと優れたハンドリングにより、意のままに操れる爽快なドライビング体験を提供します。また、ディーゼルエンジンも選択可能で、力強い加速と優れた燃費性能を両立させています。
5ドアハッチバックならではの広々とした室内空間は、ファミリーユースにも最適です。日常の買い物からレジャーまで、様々なシーンで活躍する一台です。
BMW 2シリーズ アクティブツアラー ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,995cc |
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WLTCモード燃費 | 18.4km/L |
フォルクスワーゲン T-Roc
フォルクスワーゲン T-Rocは、都会的でアクティブなライフスタイルを送る人々に最適なコンパクトSUVです。オフロード走行も可能な高い走破性と、日常使いに便利なコンパクトなボディサイズを両立させています。
軽量なボディとパワフルなディーゼルエンジンとの組み合わせにより、想像を超える軽快な加速を実現しています。見た目からは想像できないほどのダイナミックな走りを楽しめる、スポーティなSUVです。
フォルクスワーゲン T-Roc ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,968cc |
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WLTCモード燃費 | 18.6km/L |
メルセデス・ベンツ GLC
メルセデス・ベンツ GLCは、Cクラスをベースに開発された、スポーティなSUVとして高い人気を誇っています。 エアサスペンションによる快適な乗り心地と、後輪操舵システムによる優れた操縦安定性を両立させ、上質なドライビング体験を提供します。
日本仕様のディーゼルエンジンは、マイルドハイブリッドシステムとの組み合わせにより、力強い加速と優れた燃費性能を実現しています。環境性能とスポーティな走りを見事に両立させた、先進的なパワートレインが魅力です。
メルセデス・ベンツ GLC ディーゼル車のスペック
排気量 | 1,992cc |
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WLTCモード燃費 | 18.0~18.1km/L |
ディーゼル車は「やめとけ」と言われる理由とは
ディーゼル車は周囲の人から「やめとけ」と言われることがあります。その原因は主に以下の3つです。
△ 「やめとけ」と言われる理由
・ちょい乗り(短距離走行)には向かない
・将来的にディーゼル車の使用が制限される可能性がある
・ディーゼル車特有の音や振動が気になる人がいる
それぞれ解説していきます。
ちょい乗り(短距離走行)には向かない
短距離走行が多い場合、触媒にカーボンなどの粒子状物質が堆積しやすくなります。
ディーゼルエンジン車の場合、短時間・短距離の走行を頻繁に繰り返すと、排気ガス中のカーボンなどの粒子状物質がDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)に堆積し、DPFの再生が不十分になる可能性があります。
DPFの再生とは、高温で堆積物を燃焼させることで、DPFの目詰まりを防ぐ仕組みです。短距離走行では排気温度が十分に上がらず、DPFの再生がうまく行われないため、堆積物が蓄積されてしまうのです。
一方、長距離走行を定期的に行うことで、排気温度が上昇しDPFの再生が促進されるため、堆積物の蓄積を抑えることができます。
将来的にディーゼル車の使用が制限される可能性がある
近年、環境問題への意識の高まりを受け、ディーゼル車に対する排出ガス規制が厳しくなってきています。この流れから、一部の国や地域では、将来的にディーゼル車の販売や登録が禁止される可能性も指摘されています。
また、地球温暖化対策が進み、内燃機関車全体の使用が制限される動きも加速しています。2050年を目標に、多くの国がカーボンニュートラルの実現を目指しており、ディーゼル車を含む内燃機関車の利用は大幅に減少すると予想されます。
さらに、ディーゼル車用の燃料である軽油に関しても、供給体制の変化が懸念されます。再生可能エネルギーの普及や電気自動車の増加に伴い、軽油の需要が減少すれば、ガソリンスタンドでの軽油の取り扱いが縮小される可能性があります。そうなると、ディーゼル車の維持が困難になるケースも考えられます。
ディーゼル車特有の音や振動が気になる人がいる
ディーゼル車は、ガソリン車に比べて、特有の重低音を含んだエンジン音が特徴です。特に、発進時や加速時など、エンジンに負荷がかかる状況下でその傾向が顕著になります。
静粛性を重視する場合は、ガソリン車の方が一般的に静かですが、近年ではディーゼル車の静粛性も大幅に向上しており、モデルによってはガソリン車と遜色ないものもあります。
実際に試乗して、ご自身の耳で音の違いを確かめてみることをおすすめします。
ディーゼル車の最新技術や今後の開発動向、市場動向
ここからはディーゼル車の最新技術や、次世代ディーゼルエンジンの開発動向、今後の市場動向について解説します。
環境規制に対する最新技術
ディーゼルエンジンは、かつて環境問題との関わりにおいて様々な課題を抱えていましたが、近年、技術革新によりその課題を克服し、大きく進化を遂げています。厳しい排出ガス規制への対応を迫られながらも、ディーゼルエンジンは高度な燃焼技術や排ガス浄化技術の導入によって、燃費性能の向上と環境負荷の低減を両立させてきました。
特に、不完全燃焼による排出ガスの抑制は、ディーゼルエンジンの性能向上に大きく貢献しました。高度な燃焼制御技術の導入により、燃焼効率が大幅に向上し、高出力化と低燃費化を同時に実現しています。また、排気ガス中の有害物質を浄化するフィルターや触媒の性能も飛躍的に向上し、環境への負荷を最小限に抑えることが可能となりました。
次世代ディーゼルエンジンの開発動向
内燃機関を搭載する自動車は、環境規制の強化に伴い、その地位が変化しつつあります。しかし、ディーゼルエンジンは、高度な燃焼技術の導入により、かつての課題であった排気ガス問題を克服し、高い効率性と環境性能を両立させることに成功しています。
ディーゼルエンジンは、ハイブリッド化やバイオディーゼル燃料の活用、さらには水素との組み合わせなど、さまざまな技術革新によって、さらなる進化を遂げようとしています。これらの取り組みは、ディーゼルエンジンが持つ高いトルクや燃費性能といった特長を活かしながら、環境負荷を低減することを目指しています。
今後の市場動向
自動車エンジン市場は、電気自動車(EV)の普及拡大に伴い、大きな転換期を迎えています。しかしながら、ディーゼルエンジンは、高い燃費性能と力強いトルクという特徴から、特に長距離輸送や重量物輸送といった特定の分野において、その需要が依然として高い状況です。
最新のクリーンディーゼル技術やバイオディーゼル燃料の活用など、環境負荷を低減しながら性能向上を目指す取り組みが活発化しており、ディーゼルエンジンは新たな進化を遂げています。これらの技術革新により、ディーゼルエンジンは、従来の課題であった排気ガス問題を克服し、環境負荷の少ない動力源として生まれ変わろうとしています。
市場規模に関しては、EVの成長に伴い、内燃機関車全体の市場規模は縮小傾向にあるものの、ディーゼル車市場は、ハイブリッド車と同様に、当面は堅調に推移すると予測されています。特に、長距離輸送や建設機械など、高い動力性能と燃費効率が求められる分野においては、ディーゼルエンジンの需要は今後も安定すると見込まれます。
ただし、水素燃料車や天然ガス車など、新たな動力源の開発も進んでいるため、ディーゼルエンジン市場の将来は不透明な部分も存在します。これらの新たな動力源の普及には、インフラ整備などの課題があるものの、政府の支援や技術革新により、今後ますます普及が加速する可能性も十分にあり得ます。
ディーゼル車に関するよくある質問
高回転を苦手とし、馬力が低い理由とは?
ディーゼルエンジンは高回転域が苦手です。エンジンを高回転で回すことができないため、ディーゼルエンジンの馬力はガソリンエンジンに比べて低くなります。
ディーゼルエンジンが高回転域で苦手な理由は、高い圧縮比を実現するために重いエンジン部品を使用しているため、回転数を上げることが難しいからです。
また、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンとは異なる「拡散燃焼」という燃焼方式を使用しているため、高回転域での出力を上げることが難しくなっています。
最近では、ターボチャージャーやインジェクターの技術が向上し、ディーゼルエンジンの高回転域での性能も向上しています。しかし、基本的な構造や燃焼方式はガソリンエンジンとは異なるため、高回転域での性能はガソリンエンジンには及びません。
ディーゼル車にガソリンを入れるとどうなる?
ディーゼルエンジンにガソリンを給油すると、最初は燃料タンク内に残っている軽油によりエンジンが一時的に始動します。しかし、ガソリンが燃料系統に入り込むと、ディーゼルエンジン特有の自然発火による燃焼が阻害され、次第にエンジン出力の低下や回転数の不安定といった症状が現れます。
これは、ディーゼルエンジンがガソリンエンジンと異なり、点火プラグを使用せず、燃料の圧縮熱によって自己着火させる仕組みであるためです。ガソリンはディーゼル油に比べて潤滑性が低いため、燃料噴射装置や燃料ポンプを傷つけ、最悪の場合、これらの部品が詰まってエンジンが停止してしまうこともあります。また、ガソリンの燃焼によって生成される排気ガスは、ディーゼル油と比べて白く濁った状態になることが一般的です。
ディーゼル車にガソリンを入れてしまった時の対処法は?
絶対にやってはいけませんが、誤ってガソリンを給油してしまった場合は、エンジンを始動せず、ただちに燃料の抜き替え作業を行う必要があります。
もし、すでにエンジンを始動させてしまった場合は、直ちにエンジンを停止し、ディーラーや整備工場、ロードサービスなどの専門業者に連絡して適切な対処を依頼してください。
まとめ
ディーゼル車は、力強い加速と優れた燃費性能を両立させ、長距離走行や積載量が多い使い方をする方には最適な選択肢と言えるでしょう。耐久性にも優れているため、長く愛着を持って乗り続けたい方にもおすすめです。
一方で、車両価格がやや高めな点や、エンジン音が気になるかもしれません。また、近年は環境規制が強化され、ディーゼル車に対する選択肢が狭まっているという現状もあります。
ディーゼル車を選ぶ際は、これらのメリットと特徴をしっかりと理解し、ご自身のカーライフに最適な一台を見つけることが大切です。
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一括査定は本当に高く売れるの?
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