メルセデス・ベンツ CLS350 ブルーエフィシェンシー 試乗レポート/小沢コージ(2/4)
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最終更新日:
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
改善された居住性と満載のハイテク技術
さて、新型CLSだが、エクステリアのみでなくその中身も見事に初代から改良されている。
というのも、初代の欠点は誰が見ても“明らか”だったからだ。初代は、挑戦的なまでにスタイル優先だったので、居住性が露骨に犠牲になっていた。
具体的には、ハンドルがインパネに張り付いたような運転席もそうだし、なによりもリアシートの頭回りが狭かった。
ただその分、後ろ姿は格別にカッコ良かったし、それはそれでスポーツカー的ではあったので、さほど障害にもならなかったのだ。
だが、2代目ともなると黙ってはいられない。
まずボディサイズは、全長×全幅×全高が4,940×1,881×1,416mm。旧型に比べ25mm長く、6mm幅広く、14mm低い。言うほど大きくなってないが、そこはパッケージングの工夫だろう。
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