初夏のミニ祭り! 最新「MINI」オールラインナップ試乗レポート(6/6)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田清志
シリーズ中、最もしなやかで自然なフィーリングを味わえるベーシックモデル
そしてラストを飾る5台目は「MINI ONE CLUBMAN(ミニ ワンクラブマン)」。
クラブマンのエントリーモデルで装備やトリムなどは非常にシンプルだが、素の良さを味わえる一台だ。
エンジンはガソリンの3気筒の1.5リッターターボ(102ps/180Nm)と6速ATの組み合わせ。パワートレインは数値以上のパフォーマンスで、車両重量1430kgと決して軽くはない車体をグイグイと走らせる。
フットワークは、普通に走らせていると、現ミニラインナップの中で最もしなやかで自然なフィーリングだ。ただ、単に緩めたと言うのではなく、ワインディングなどで元気に走らせると、ちゃんとミニらしさが残っているのが嬉しい。
どの「MINI」に乗っても感じられるその世界観とDNA
今回、「一気乗り」をして感じたのは、どのモデルに乗っても、内外装などの目に見える所から乗り味などの目に見えない部分に至るまで、ミニの「世界感」、「DNA」がブレることなくシッカリと宿っていることだ。
これは「どのサイズに乗ってもBMWらしさは変わらない」と言う考え方が、ミニにも水平展開されている証拠でもある。つまり、モデル選びは非常に簡単で、自分のライフスタイルや予算、使用用途などに合わせて選択するだけでいいと言うわけだ。
[レポート:山本シンヤ/Photo:和田清志]
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