スバル、新型フォレスターの先行予約開始…e-BOXER搭載のHVモデル設定

スバルは、新型フォレスターの発売に先立ち、2018年5月18日より先行予約を開始する。なお、発売は今夏を予定している。

5代目となる新型フォレスターは、スバルが最量販車種と位置づけるグローバル戦略車。乗る人すべてが愉しく、快適な空間を共有できるよう、取り回しのよさと室内の広さを両立したパッケージングや、 使い勝手の良い装備を採用し、スバルのデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”のもと、SUVらしいたくましさや、機能的で使いやすさが感じられるデザインを表現した。

また、SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)を採用することで、クラストップレベルの衝突安全性能・危険回避性能や、ドライバーの意志に忠実なハンドリング・快適な乗り心地を実現した。

さらに、スバル初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」や水平対向エンジンと電動技術を組み合わせた「e-BOXER」など新たな価値を加えることで、フォレスターの機能・性能を磨き上げた。

グレードは、2.5リッターガソリンエンジンを搭載するツーリング/プレミアム/X-BREAKと2リッターエンジンに電動技術の「e-BOXER」を組み合わせたマイルドハイブリッドモデルのアドバンスの計4モデルをラインナップした。

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エクステリア

SUVらしいたくましさや躍動感、豊かな荷室空間や機能性の高さを、モダンキュービックフォルムで表現した。

・LEDハイ&ロービームランプ

全車LEDヘッドランプを標準装備。水平対向エンジンのピストンの動きを表現したCシェイプのポジション ランプにより、力強さを感じさせる精悍なデザインを採用した。

・LEDフロントフォグランプ

全車にフロントフォグランプを採用し、一部グレードには、3灯式LEDを採用してスポーティさを表現。左右側方の配光エリアを従来のバルブ式に対して拡大し、夜間の視認性を向上。またバルブ式に対して約53%の省電力化を実現した。

・フロントバンパーガード/リアバンパーガード

アドバンスとX-BREAKの前後バンパー下部にアンダーガードを採用し、SUVらしいタフさやプロテクションパーツにより守られている安心感を表現した。また、アドバンスはシルバー加飾、X-BREAKはオレンジのアクセントラインを加えて、アンダーガードの存在感を際立たせた。

・サイドクラッディング

ホイールアーチは新たにクラッディングを採用。ホイールまわりを強調したデザインとすることで、走りの力強 さと悪路走破性の高さを表現した。アドバンスはシルバー、X-BREAKはオレンジのアクセントを加え、機能 性の高さをさらに強調した。

・アルミホイール

悪路でもしっかりとボディを支える安心感と、確実に大地をとらえる力強さの両面を表現したホイールデザインとし、アドバンスとプレミアムは18インチを採用した。

・ボディカラー

若々しいアクティブなイメージと深みを感じさせる新色「ホライゾンブルー・パール」、「ジャスパーグリーン・メ タリック」や「クリムゾンレッド・パール」を含む全9色を展開。冒険心をかき立てられるようなたくましさや、長く乗っていたくなるような信頼感を抱かせるボディカラーをラインアップした。

インテリア

機能的かつ操作性のよい室内レイアウトを実現するとともに、インストルメントパネルとコンソールを連続させることで、SUVらしい力強さに加えゆとりと開放感を表現した。インテリアカラーは、ブラック、ブラウン、X-BREAK専用カラーの3色を設定した。

・インストルメントパネル

中央から左右のドアまで一体感をもって広がるダイナミックな造形とし、ラウンド感のある形状とすることで、 クルマに守られているような確かな安心感を表現した。

・フロントドアトリム/リアドアトリム

ドアトリムはステッチや立体感のあるツインキルト加工を施すことで、上質でゆったりとした雰囲気を感じさせる空間に仕上げた。

・シート

5種類のシートトリムを設定。表皮やステッチにこだわることでSUVならではのタフさや上質感を感じさせるシートとした。

パッケージ/ユーティリティ

どんな場所でも使いやすいボディサイズで、家族全員が快適に過ごせる広い室内空間を実現し、気軽に荷物を積んで出かけたくなる使いやすい荷室や使い勝手を考えた装備を採用した。

ボディサイズ

全幅とホイールベースを拡大しながらも、最小回転半径を従来型比+0.1mの5.4mに抑えた。さらに低速域での取り回しの良さと高速域での直進安定性を両立したVGRステアリングギヤボックスを採用して、運転のしやすさが向上した。

室内空間

室内幅を拡大し、左右の乗員間の距離にもゆとりをもたせることで、圧迫感の少ないより広々とした空間を実現。またサンルーフの構造を薄くすることで、サンルーフ付き車でも頭上スペースにゆとりの感じられる室内空間を実現した。

ホイールベース拡大分30mmすべてを後席スペースに活用することで、前後席間距離はクラストップレベルを実現した。

ラゲッジルーム

スクエアな荷室とし、リアゲート開口部最大幅は歴代フォレスター最大の1300mmを確保することで、大きな荷物でも積み下ろしをしやすくなった。

パワーリアゲートの駆動ユニットをゲートステーに内蔵することで、荷室をより広く使えるようにするとともに、開閉速度を速くし、リアゲートが閉まると同時に全ドアが施錠される新しいロック機構も採用。電源、荷室フックや荷室照明の配置を工夫することで、利便性が大幅に向上した。

乗降性

リアドア開度、開口エリア及びCピラーの形状を最適化することで、後席への乗降性が向上。サイドシルをドアパネルで覆い、汚れが付着しにくいクリーンサイドシルを取り入れた。リアドア開口部のステップの幅を広げてフラットな形状に変更することで、乗降時をはじめ、ルーフレールに荷物を積んで固定する時や、洗車時などの足場としても活用できるようにした。

快適装備

・ドライバーモニタリングシステム(スバル初)

ドライバーの居眠りやわき見運転を検知する機能に加え、シートポジションやドアミラー角度、空調設定を登録したドライバーごとに自動調整する乗員認識技術をスバル初採用した。

・シートバックポケット

前席のシートバックに雑誌やスマートフォンを収納できるよう、3つに仕切ったポケットを設定。足が当たることで汚れやすいシートバック表皮には、さっと拭き取るだけで汚れが落とせる生地を採用した。

・USB電源ポート

前席に加え後席用に最大2.1A出力の充電USBポートを採用。

・空調システム

きめ細やかな空調設定ができ、乗員数に応じた空調作動が可能なスバル初となる空調HMIを採用した。

・オートドアロック/アンロック

車速が約20km/h以上に達すると自動ですべてのドアやリアゲートをロックし、降車時にはインナーリモートレバーやセレクトレバー、エンジンOFFなどの操作により自動でアンロックするオートドアロック/アンロック機能を採用した。

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安全性能

「歩行者保護エアバッグ」と「アイサイト・ツーリングアシスト」を全車に標準装備。スバルの総合安全の考え方のもと、クラストップの安全性能を実現した。

0次安全

アイポイントの高さから見晴らしがよく、ピラー形状の最適化によって死角を減らし、優れた視界性能を確保。 シート形状やクッションの素材を最適化することで、ドライビング時の疲労を軽減します。

走行安全

・SUBARU GLOBAL PLATFORM

新プラットフォーム採用により、操舵応答性と操縦安定性を飛躍的に向上。車線変更などでは、操舵に対してクルマがリニアに反応することで、SUVの車高の高さを感じさせない、よりスムーズで安全な移動を可能とした。

・アクティブ・トルク・ベクタリングアクティブ・トルク・ベクタリングを全車標準装備。旋回時のライントレース性を高め、危険回避とコーナリング 性能が向上した。

・オートビークルホールド

信号待ちなどの際にブレーキペダルを踏み続けなくても、車両の停止状態を保持するオートビークルホールドを採用し、日常領域の運転負荷を軽減した。

予防安全 ・アイサイト・ツーリングアシスト

アイサイト・ツーリングアシストを全車標準装備。全車速追従機能付クルーズコントロールに加え、車線中央維持機能と先行車追従操舵機能をフォレスターとして初採用。全車速域でハンドル、アクセル、ブレーキを自動制御して運転を支援。自動車専用道路での疲労を大幅に低減する。

・後退時自動ブレーキシステム

後方障害物警報機能と後退時自動ブレーキの2つの機能を備えた、後退時自動ブレーキシステムを全車標準装備。後方の安全をサポートする。

・フロントビューモニター

フロントグリルに装着されたカメラの映像を、マルチファンクションディスプレイに表示。見通しの悪い交差点 での衝突事故防止に貢献するとともに、駐車・発進時などの前方確認をサポートする。

・サイドビューモニター

助手席側ドアミラー下部のサイドアンダーミラーをカメラ化し、マルチファンクションディスプレイに表示するサイドビューモニターを全車標準装備。死角が多い車両の助手席前方を視認でき、駐車時の幅寄せなど、 様々なシチュエーションで運転をサポートします。

・スマートリアビューミラー

リアゲートガラスの内側に取り付けられたカメラの映像を、ルームミラーに表示。乗員や荷物で後方視界が遮られてしまう時や、夕方や夜間・悪天候などで後方が見えにくくなる場合でも、安全な後方確認をサポートする。

・ドライバーモニタリングシステム(スバル初)

マルチファンクションディスプレイのバイザー部に設置した専用カメラがドライバーをモニタリングし、安全な走行をサポートする。ドライバーの居眠りを推定した場合は、メーターやマルチファンクションディスプレイへの警告表示と警報音で、ドライバーと同乗者に注意喚起。わき見を推定した場合には、メーターへの警告表示と警報音でドライバーに注意喚起を行う。

衝突安全

・SUBARU GLOBAL PLATFORM

新プラットフォーム採用により衝突安全性能が大幅に向上。衝突時のエネルギー吸収量を増大させて、乗員保護性能を一段と高めました。またボディ構造の最適化と高張力鋼板の適切な配置により、質量増を抑えながら、前面・側面・後面すべての衝突安全性を向上させた。

・歩行者保護エアバッグ

歩行者保護エアバッグを全車標準装備。バンパー内部の圧力センサーにより歩行者との衝突事故を検知し、瞬時にフロントガラスとAピラーの下端をエアバッグで覆うことで、歩行者の頭部へのダメージ軽減を図る。

・運転席SRSニーエアバッグ

前面衝突時にドライバーの下肢へのダメージを軽減する運転席SRSニーエアバッグを採用。従来からのデュアルSRSエアバッグ、側面衝突時に乗員を保護するためのSRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグも含め、合計7つの乗員保護用エアバッグを標準装備することで、トップクラスの乗員保護性能を目指した。

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走行性能

新プラットフォーム採用により、操舵応答性と操縦安定性を一段と高めてロールの少なさを実現するとともに、危険回避性能も大幅に向上。また走りの基本性能だけではなく、乗り心地や静粛性も飛躍的に進化した。

操縦安定性

新プラットフォーム採用により、車体とシャシーが大幅な剛性向上、サスペンションなど足回り機構が進化。さらにVGRステアリングギヤボックスの採用などにより、操舵応答性を向上。更にペダルの踏み始めから制動力がしっかりと立ち上がる高性能ブレーキシステムを採用した。

静粛性

新プラットフォームの採用により、プラットフォームと上屋骨格の結合強化、リアゲート開口部の骨格構造見直しなどを行うことで、ねじり剛性などの車体剛性が大幅に向上し、振動・騒音を低減。「入力分離式マウント」を採用することで、路面からの振動を効果的に遮断し、上質な乗り心地を実現した。さらに、段差を乗り越えた際の振動も短時間で収束させるようにし、快適性を高めた。

吸音材の使用拡大などによりエンジンやトランスミッションから伝わる高周波音を可能な限り遮断。また制振材の配置を最適化し、長距離ドライブで疲労の原因となる高周波ノイズやロードノイズを低減した。

快適な乗り心地

サスペンションの取付け部剛性を高めることで、しっかりとダンパーを動かせるようにするとともに、ダンパーの減衰力を最適化。さらにリアスタビライザーを車体に直接取り付けることでサブフレームへの入力が減り、車体の揺れを抑えた。

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パワートレイン

新開発の2リッター直噴エンジンとモーターアシストにより、日常シーンでも走りが愉しめる「e-BOXER」を搭載。また進化したX-MODEを採用することで、SUVとしての本格性能もさらに高めた。

e-BOXER

マイルドハイブリッドモデルのアドバンスには、スバル独自の2リッター直噴NA水平対向エンジン+電動技術「e-BOXER」を新採用。リチウムイオンバッテリー採用に伴い、SI-DRIVEの制御を変更。モーターがパワーアシストすることで、ガソリン車を上回る力強い加速性能を発揮する。

また X-MODEやアイサイトと協調制御。モーターアシストを活かして悪路走破性や追従走行時の燃費性能を高めた。

2.5リッター直噴NAエンジン

燃料システムの直噴化をはじめ、約90%の部品で設計を見直すことで、優れた燃費と実用域トルクの向上を実現した。

シンメトリカルAWD

あらゆる環境下で、AWDのメリットを最大限に引き出すことができるアクティブトルクスプリットAWDを全車標準装備。リアルタイム制御により4つのタイヤに最適なトルクを配分し、優れた悪路走破性を発揮する。

X-MODE

滑りやすい路面等で、エンジン、トランスミッション、ブレーキ等をコントロールするX-MODEは制御を最適化することで悪路走破性を向上。また路面状況に合わせて2つのモードを簡単に切り替えられるスイッチを設定した。

スバル 新型フォレスター主要スペック

スバル 新型フォレスター

グレード

ツーリング/プレミアム/X-BREAK

アドバンス

全長×全幅

4625×1815mm

全高

1715mm(X-BREAK、ルーフレール装着車は+15mm)

ホイールベース

2670mm

最低地上高

220mm

排気量・種類

2.5リッター直噴

2リッター直噴+モーター

エンジン最高出力

136kW(184PS)/5800rpm

107kW(145PS)/6000rpm

エンジン最大トルク

239N・m(24.4kgf・m)/4400rpm

188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm

モーター最高出力

-

10kW(13.6PS)

モーター最大トルク

-

65N・m(6.6kgf・m)

JC08燃費

14.6km/L

18.6km/L

トランスミッション

リニアトロニック

駆動方式

AWD(常時全輪駆動)

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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