日産 セレナ燃費レポート|マイルドハイブリッド版の燃費を徹底チェック!e-POWER登場に期待がかかる(3/6)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:和田 清志・永田 恵一
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セレナ(Sハイブリッド版)実燃費レポート|郊外路編

セレナ(マイルドハイブリッド)郊外路での実燃費:14.1km/L

新型セレナは郊外路でもノアの2リッターガソリン車と同等、ステップワゴンの1.5リッターターボを若干上回る燃費を記録した。

日産 セレナ(Sハイブリッド)実燃費レポート|郊外路編
車種名実燃費パワートレイン

日産 セレナ(Sハイブリッド)

14.1km/L

2Lガソリン+Sハイブリッド

トヨタ ノア(2014年)

14.2km/L

2Lガソリン

ホンダ ステップワゴン(2015年)

13.5km/L

1.5Lガソリンターボ

セレナは3世代に渡り(10年以上)同じプラットフォームを使う、現行としてはちょっと古い設計のミニバンともいえる。そのためノアやステップワゴンと比べると床が高く、乗降性がライバルに比べて劣る。しかし、その分着座位置が高く視界も広いので、クルマに慣れていない人でも多少は余裕をもって運転できるだろう。ハンドリングはロールの大きさなど特に気になる要素は無く、競合と比べても過不足のないよくまとまった印象だった。

乗り心地は、格別の良さもない代わりに大きな不満もないため「まずまず」という感じだ。路面のつなぎ目や凹凸の形状によってはブルブルとした振動を感じることはあるが、タイヤの空気圧が四輪とも280kPaと高かったので、購入した場合は乗車人数や荷物の量なども見ながら、空気圧を調整すると乗り心地の改善が期待できるだろう。

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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