クロスオーバーカー 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
今回は、SUVテイストが盛り込まれたクロスオーバーカーを集めた。
登場したばかりのクロスロード、昨年秋にデビューしたデリカD:5、そして、SUVテイストの乗用車というカテゴリー自体の開拓者であるレガシィアウトバックの3台。
この3モデルを横並びにして購入の選択肢とする人はおそらくいないであろうことは重々承知している。価格帯は似ているが、カテゴリーも違うし、パッケージもかなり異なる。ただし、クロスロードを軸とすると、クロスロードとデリカD:5 、クロスロードとアウトバックという検討はあるかもしれない。
昨年初夏にデビューした新型ストリームをベースに、SUVテイストで仕立てた新型車がクロスロード。コンパクトなSUVスタイルのボディに、3列シートを詰め込んだ点が新しい。
デリカD:5は、ストリームとは逆に、SUVのアウトランダーのプラットフォームをベースにミニバンとしたモデル。本格的なSUVテイストを備えたことで、激戦区のミニバンカテゴリーにおいても、ひときわ存在感を放つモデルとなっている。
アウトバックは、ご存知のとおりレガシィ・ツーリングワゴンにSUVテイストのエクステリアとし、大径タイヤを履かせて最低地上高を高めたモデル。もともと派生モデルではあるが、いまやレガシィシリーズのひとつの顔として重要な存在となった。
SUVテイストが注入されたことで、新たな付加価値が生まれてた3台、その魅力を探っていこう。
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