ご長寿だけど現役バリバリ! ハイエース・デリカD:5・ランクル…デビュー10年を超えても人気のご長寿カー5選

  • 筆者: MOTA編集部
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乗用車のフルモデルチェンジサイクルは、バブル期の90年代前半頃までは4年に1回のハイペースで行われてきた。ところがその後景気停滞の影響もあり、近年は6年から7年で新型に切り替わるというケースが増えている。

ところがそんな中、その倍の期間をフルモデルチェンジ無しで乗り切り、しかも現役バリバリな車種がたくさんある!

今回はそんなご長寿なのに現役として活躍を続け、しかも根強い人気を誇るクルマを5台セレクトした!

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目次[開く][閉じる]
  1. 2004年デビュー! トヨタ ハイエースはご長寿現役世代のエースだった!
  2. 「若い者には負けん!」常に改良を重ね続けたデビュー14年目のデリカD:5&GT-R!
  3. そろそろフルモデルチェンジ!? 新型にも期待大なランドクルーザー(ランクル)とフェアレディZ

2004年デビュー! トヨタ ハイエースはご長寿現役世代のエースだった!

トヨタ ハイエース(2004年夏発売・デビュー17年目)

日本のみならず世界の津々浦々で活躍する人気の商用バン「トヨタ ハイエース」。近年は釣りや自転車、サーフィンボードなど趣味の道具を満載したり、車中泊やキャンプといったアウトドアレジャーのお供として、乗用車のように利用するユーザーも増加中。キャンピングカーのベース車としても根強い人気を誇っている。

この定番1BOXバン、200系ハイエースがデビューしたのは2004年の夏! 気付けばもうすぐ17年を経過しているというから凄い。

実はこのハイエースも海外の一部地域では既にフルモデルチェンジを実施済み。日本でも売られる「グランエース」をベースにした300系ハイエースが存在している。

ただし日本の4ナンバーサイズからは大きくはみ出した巨大サイズなため、日本は200系が続行している状況。まだしばらくは現役での活躍が続きそうだ。

「若い者には負けん!」常に改良を重ね続けたデビュー14年目のデリカD:5&GT-R!

続いては、デビュー14年目の現役選手をご紹介。

どちらも独自のキャラクターを持つうえ、常に改良を重ねてきたことで長く現役を続けてこれた2台、三菱 デリカD:5と、日産 GT-Rだ。

2019年の大幅刷新で「ほぼ新型」に! 三菱 デリカD:5(2007年発売・デビュー14年目)

三菱の人気ミニバン「デリカD:5」。2007年1月のデビュー以来、SUVとのクロスオーバースタイルという独自のキャラクターを生かし、アウトドア派のユーザーを中心に根強いファンを持つクルマだ。

2019年の大幅改良でイメージを一新しているため「フルモデルチェンジではないの!?」と驚かれる方も多いかもしれない。

フロントマスクこそ最新のダイナミックシールドデザインを採用したものの、多くのボディ・ドアパネル等は従来型から継承し、基本的なプラットフォーム(車台)も変わっていないことから「マイナーチェンジ」にあたると三菱では説明している。

とはいえ最新のADAS(先進運転支援システム)も採用され、静粛性なども大幅に改善されていることから、最新モデルと較べても全くそん色ない実力の持ち主として、今なお固定ファンを持ち続けている孤高の存在である。

三菱/デリカD:5
三菱 デリカD:5カタログを見る
新車価格:
415.7万円465.6万円
中古価格:
29.8万円750.9万円

日本が世界に誇るスーパーカー! 日産 GT-R(2007年発売・デビュー14年目)

孤高の存在と言えばこちら。日産のスーパースポーツカー「GT-R」もやはりデビュー14年目を迎えた老舗のモデルだ。

世界で最も過酷と言われるサーキット、ドイツ・ニュルブルクリンクで開発をすすめたV6 3.8リッターツインターボと4WDによる異次元の走りで衝撃のデビューを果たしたのは2007年。

しかもそもそも2001年には東京モーターショー「GT-Rコンセプト」として発売を宣言していたから、もっともっと長く現役を続けているようにすら感じられる。

しかし他のどのクルマにも似ていない独自のスタイルと、常に改善を続け性能を向上させ、外観のスタイルも少しずつ変わってきているから、ちっとも古く見えない。不思議なクルマである。

2021年4月14日には、GT-Rニスモ2022年モデルを2021年10月に発売すると発表し、まだまだ現役を続行することが明らかにされたGT-R。まだまだ僕らをあっと言わせてくれそうだ。

そろそろフルモデルチェンジ!? 新型にも期待大なランドクルーザー(ランクル)とフェアレディZ

続いても10年を超える活躍を続けてきた2台だが、そろそろフルモデルチェンジを実施する模様。有終の美を飾る2台、トヨタ ランドクルーザー200(ランクル)と、日産 フェアレディZだ。

次のランクルはどうなる!? トヨタ ランドクルーザー200(2007年・デビュー14年目)

車名自体が1954年から続くご長寿車種、“ランクル”こと「トヨタ ランドクルーザー」、そのシリーズ最高峰となるのがランドクルーザー200だ。日本のみならず、海外の道なき道で活躍を続けてきた。

ここ数年はずっと新型ランクル300登場の噂が流れていたが、いよいよフルモデルチェンジが実施される見込みだ。次期モデルでは排気量を抑えたダウンサイジングターボとハイブリッドの採用もある模様。ランクルにも環境対策が必要不可欠な時代となったことを改めて実感させられる。

新型ランクル300の情報については新たな情報が入り次第、追ってご紹介していく予定だ。

日産 フェアレディZ(2008年発売・デビュー13年目)

日産 フェアレディZも、1969年から50年以上に渡り歴史を重ねてきた長寿ブランドのひとつだ。現行型デビューは2008年12月だから、既に13年目を迎えている。

ランドクルーザーの場合とは異なり、日産は2020年9月に新型フェアレディZのプロトタイプを既に公開済みだ。

初代S30型やバブル期のZ32型など、歴代シリーズのデザインモチーフを取り入れ「Zらしさ」にこだわったという新型フェアレディZ。パワフルなV6ツインターボエンジンを搭載し、走行性能の向上にも期待が高まる。モーター駆動を併用しない、最後のガソリンエンジン車を積むスポーツカーとなりそうだ。

新型Z35フェアレディZの正式な発売時期はまだ発表されていないが、2021年中の発売が予定されている。

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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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