激戦の軽自動車市場で培ったノウハウを小型車開発に反映/スズキ 新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」ハイブリッド 試乗レポート(1/5)

激戦の軽自動車市場で培ったノウハウを小型車開発に反映/スズキ 新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」ハイブリッド 試乗レポート
スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎 スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎 スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎 スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

ちょっと軽自動車風だった先代型の反省を生かし「立派に見える」ようにしました

スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎

「先代ソリオは実用性の高いコンパクトカーでしたが、外観がプレーンで、見方によっては軽自動車風でした。そこで新型は標準ボディを含めて立派に見えるように配慮しています」と開発者は言う。

確かに先代「スズキ ソリオ」の標準ボディは外観がシンプルだった。しかも全長は3710mmと短く、全幅は1620mmだから、国産の5ナンバー車では幅が最も狭い。その一方で全高は1700mmを超えるから、ボディの縦横比が背の高い軽自動車に近付く。イメージの点で損をしていたところはあったと思う。

そこで新型はホイールベース(前輪と後輪の間隔)を30mm伸ばして視覚的な安定感を強め、標準ボディはメッキグリルで豪華な印象にした。スポーティな「ソリオ バンディット」は先代型以上に顔つきが精悍だ。

ターゲットは先代型と同じファミリーユーザーです。奥様は運転のしやすいサイズで車内の広い実用的なクルマを好みますが、ダンナ様は外観にもこだわる。お2人の気持ちを汲み取りました」

と前出の開発者は言葉を続けた。

で、実際のところ・・・軽自動車との共有化は行われているのか!?

スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎スズキ 新型「SOLIO HYBRID(ソリオ ハイブリッド)」「SOLIO BANDIT HYBRID(ソリオ バンディット ハイブリッド)」 試乗レポート/渡辺陽一郎

新型ソリオの概要は2015年8月26日に「スズキ ソリオ ハイブリッド/詳細解説」で述べたとおりで、プラットフォームやサスペンションを含めて一新している。そこでボディ底面の骨格形状を見ると、「アルト」から採用が開始された新しい軽自動車に似ている。後輪のサスペンションをトーションビーム式に改めたことも同様だ。「軽自動車と共通化したのか」という点も開発者に尋ねた。

「コンパクトカーと軽自動車では、造りはまったく違います。ソリオの新しいプラットフォームはAセグメントに属し(スイフトはBセグメント)、これから海外で売られるコンパクトカーのベースになります。ただし基本的な考え方は軽自動車と共通ですね。そのためにプラットフォームも形状が似ており、高張力鋼板の使用を含めて、大幅な軽量化を図ったことも同様です」とのことだ。

このあたりがスズキの強みだろう。今の車両開発は衝突安全、軽量化、低コストなど求められる要件が厳しく、コンパクトカーと軽自動車のベースを共通化できるほど甘くはない。しかし考え方や開発手法を共有することで、開発費用の節約を含めて優れた効果を得ている。

新型ソリオの車両重量は先代型に比べて約100kg軽く、比率にすれば10%前後に相当する。新しいプラットフォームを使ったアルトも約60kgの軽量化を行い、比率は同様に約10%だ。根底に流れるノウハウは似ているらしい。

[Sエネチャージを「マイルドハイブリッド」と名乗らせた理由とは・・・次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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