打倒トヨタ ルーミー! スズキ ソリオは電気式パーキングブレーキの採用など先進安全装備を強化し首位奪還へ

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スズキ ソリオは今大人気のプチバン市場を開拓したモデルであり、ライバル登場まではソリオの独壇場であった。だが、2016年に状況が大きく変わった。そう、最大のライバル「トヨタ ルーミー」が登場し、現在は販売台数で大きく負けてしまっているのだった。しかもソリオは2020年末にフルモデルチェンジを実施しているにもかかわらずだ。だが、首位を奪還すべく、ソリオはまもなくの改良を予定していると編集部は読んでいる。そこで今回はソリオの改良モデルに追加されるであろう機能などを予想していく。

目次[開く][閉じる]
  1. プチバン市場の開拓者はソリオだった!
  2. ライバルのルーミーは先進安全装備を強化し、販売台数向上! ソリオも機能拡充か!?
  3. ソリオも電気式パーキングブレーキを採用! 機能拡充で首位奪還へ

プチバン市場の開拓者はソリオだった!

スズキ ソリオは5ナンバーサイズのボディにスライドドアを持ち合わせたモデルである。軽自動車より広い、かといってミニバンでは大きすぎるというユーザーから絶大なる支持を集めているのだ。

2016年にトヨタ ルーミーが発売されるまでは、この市場はソリオの独壇場であったが、現在はルーミーに販売台数で負けてしまっている状況である。というのもダイハツ トールやスバル ジャスティなどトヨタグループでも兄弟モデルを販売しており、販売ディーラーの数だけでも数倍の差がある。スズキにとってルーミー一族は脅威の存在なのだった。

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ライバルのルーミーは先進安全装備を強化し、販売台数向上! ソリオも機能拡充か!?

いってしまえばルーミーはこの市場では後発モデルであり、地道な改良を実施し、商品力を向上させているのもまた事実である。2020年9月に実施したマイナーチェンジで、内外装デザインに手を加え、先進安全装備も大幅に強化したのだった。

一方ソリオも2020年12月にフルモデルチェンジを実施するも、未だ販売台数ではルーミーに負けてしまっている。そこで首位を奪還すべく、ソリオも大幅に手を加えるだろうと編集部は予想しているのだ。

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ソリオも電気式パーキングブレーキを採用! 機能拡充で首位奪還へ

まずもっとも大きく変更されるのは先進安全装備だ。ルーミーは先の改良で一部グレードに全車速追従式クルーズコントロールや電気式パーキングブレーキを採用。渋滞時や信号待ちなどで役立つ停止保持機能を搭載するなど、機能もさることながら疲労軽減につながる装備まで充実している。

それを受けてソリオも機能向上が図られると読んでいる。ちなみにソリオも全車速追従式クルーズコントロールを採用しているが、パーキングブレーキがキック式のために停止保持機能は数秒間と限られている。ルーミーに対抗するには、電気式パーキングブレーキと停止保持機能を搭載し、首位奪還をはかる狙いなのだ。

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ソリオの内外装デザインは高評価!

都内近郊のスズキディーラーによれば「内外装デザインは高評価を得ている」としているために、今回の改良は先進安全装備の強化に絞られる見込みである。もしくは内装機能にも手が加えられる可能性もある。というのもソリオはフロントシートに2つのUSBポートを備えているが、現状後席にはACソケットのみとなっており「ユーザーからは後席にもUSBポート」が欲しいという声もディーラーには届いているという。ちなみにライバルのルーミーはUSBポートはフロントシートに1つであり、ここで差別化を測るのも大いにアリなのだった。

プチバン市場を開拓したのは冒頭に述べた通りスズキである。そのため、この市場のシェアを拡大すべく、必ずや改良が実施される見込みだ。発売日などは明らかとなっていないが、今後もこの市場から目が離せない!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

スズキ/ソリオ
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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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