2019年 GWに食べたい! 高速道路SA・PAの一押しグルメを紹介|ネクスコ東日本 新メニューコンテストへ潜入(4/7)

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群馬・長野ブロック 上信越自動車道 横川サービスエリア 下り線「ぐんまの森、横川かぶりつきプレート」

■価格:1200円

運営会社は高崎名物の駅弁「だるま弁当」を製造販売する「たかべん」だ。地元の素材を知り尽くし、調理法にも同社伝統のノウハウが活かされているのではないか。そんな風に感じさせる一品に仕上がっている。

子供の頃、テレビアニメで観た“マンモス肉”をかじりついてみたかった、という人も少なくないだろう。そんな童心を思い出させてくれる一品がメニュー開発のテーマとなっている。

豚のスペアリブの味噌漬け焼きは、群馬県・上野村の十石みそをスペアリブに漬け込んで焼いたもの。味噌に漬けることで、味が染み込むのと同時に柔らかく仕上がっている。こんにゃくはアラビアータに。ガーリックライスがまた、このみそ漬けや、焼きまんじゅう風のたれで焼いたひれ肉との相性も抜群。食欲を旺盛にさせるメニューである。

岩手・秋田ブロック 東北自動車道 前沢サービスエリア 下り線「タワー・オブ・前沢」

■価格:1200円

「前沢」と聞いたら、それほど肉に関心のない人でさえ肉を食べたくなるのではないだろうか。「タワー・オブ・マエサワ」はまさにそんな肉への期待が高まる旅人たちへ、“肉で表現したセレブレーション”のような一皿である。

メインの串刺しになったバーガーのタワー。実は前沢牛のバーガーと、メンチカツバーガーが串刺しになったもの。よくあるような、巨大な一個のハンバーガーの類ではないので、実は見栄えとは裏腹に食べやすさも考慮されているのだ。

まるまる大きなハンバーガーでは単調だし、かといって、ミンチになった肉汁滴るメンチカツバーガーだけでなく、いわゆる前沢牛そのものも楽しみたい、でも前沢牛だけではボリューム的にもう少し、肉を満喫した感じが欲しい。この串刺しのバーガーからは、そんな食欲に応えようとする姿勢が感じられる。

南部煎餅を衣に混ぜたカリカリチキンや、岩手産のジャガイモのフライドポテトと一緒に、気仙沼で揚がった鱈のフライが添えられているあたりにも岩手の魅力の奥深さを感じる。そして岩手県産リンゴのソースのかかったヨーグルトで食後もさっぱり。見栄えも食べ応えも大満足。前沢SAに通ったら食べずにはいられない、そんなメニューではないだろうか。

宮城・福島ブロック 東北自動車道 菅生パーキングエリア 上り線「極! 森林どりディッシュ」

■価格:960円

奇をてらっていない度で言えば、今夏一番普通に見えるかもしれない。しかし、まとまりの良さ、もっと言うと企画モノの特別メニューではなくても、普段から食べたくなる。そんなメニューが、この「極! 森林どりディッシュ」だ。

森林どりのヘルシーハンバーグ。それにキーマカレーがかかった、竹鶏卵のふわトロオムライスの組み合わせ。肉団子スープも優しい味わいでほっとする。キーマカレーは、ピリッとしたスパイシーさがある一方で、しっかり甘み旨味を感じることができるもの。濃厚にしてとろとろのオムライスと、絶妙なハーモーニーを奏でる。

これはこれで、全体的に鶏でまとめられている点が魅力的。単にヘルシーであるばかりでなく、鶏の旨味、魅力を満喫できる一品だろう。今回のノミネートされたメニューの中で1000円以内に抑えられている点も、高速道路での食事としては好感が持てる部分であり、多くの人から支持を集めやすいのではないだろうか。

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中込 健太郎
筆者中込 健太郎

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業。自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情に明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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