2019年 GWに食べたい! 高速道路SA・PAの一押しグルメを紹介|ネクスコ東日本 新メニューコンテストへ潜入(6/7)

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千葉・神奈川ブロック 東関東自動車道 湾岸幕張パーキングエリア 下り線「~ちばの恵み~千葉県産“恋する豚”のCHI-BA(ちーば)プレート」

■価格:1200円

千葉と言えば東京の隣。首都圏ながら、改めて豊かな恵みを実感することができる。「恋する豚」は、その名前自体がすでに肉でありながらSNS映えしている印象があるが、実は大変希少な豚肉で、一か所の農場でのみ生産されている豚肉だ。餌から飼育方法に至るまでこだわり抜かれている。正直、これを船橋産の梨の風味ソースで食べるだけでも、このメニューを試す価値は大いにあるのではないだろうか。

また一緒に乗る和風オムライスも、中がひじきごはんになっているので、スプーンを入れた際のコク、食べ応えが、しっかりと主張されているのが嬉しいところ。

“和風はすべからく薄味”ではないというメッセージを強く感じさせてくれる。外のソースがわりの餡には東京湾名産の海苔が活きており、その風味をしっかりと楽しめる。肉メニューでも、海の県・千葉の魅力が表現されていると言ってよい。それは山芋のグラタンにおいてもしかりだ。さっぱりと濃厚。そういう和風の存在感がしっかりと出ている。

また、デザートにはこれも千葉名産ピーナッツの牛乳プリン。アーモンドのような香ばしさもありつつ、実は料理やお菓子で和風のものにも、洋風のものにも相性の良いピーナッツ。千葉県の色々な表情が楽しめる、そんな一品ではないだろうか。

北海道ブロック 道央自動車道 輪厚パーキングエリア 上り線「大雪さんろく笹豚焼肉プレート」

■価格:1200円

正直ずるい、と思ったのはこのメニューだ。今回各地の最高の素材を厳選してメニュー化しているが、その点においても圧倒的に素材で勝負してきているのがこの焼き肉プレートだ。

そもそも北海道と聞くだけでもう素材の良さを強く感じさせるものである上に、名物の十勝豚丼を意識したこのメニュー。シンプルながら、絶対に間違いがないメニューである。調理中からすでにいい香りで、審査委員、取材陣を惑わせていた。

クマザサを加えて生産された、大雪さんろく笹豚の焼き肉。カマンベールのコロッケ。卵サラダ、とジャガイモ(インカのめざめ)のポタージュ。そのままだが、それでいい。こういうメニューと出会えたこと自体が喜びだ。陸路だけでは行けない北海道だが、こういう恵に触れられるため、北海道にもドライブに出かけてみたくなる。そう思わせてくれるメニューだ。

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中込 健太郎
筆者中込 健太郎

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業。自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情に明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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