2019年 GWに食べたい! 高速道路SA・PAの一押しグルメを紹介|ネクスコ東日本 新メニューコンテストへ潜入(5/7)

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新潟ブロック 北陸自動車道 米山サービスエリア 上り線「新潟三昧彩りごはんプレート」

■価格:1200円

今回のテーマは肉料理。しかし、このメニューは少しユニークだ。肉は肉でも、お米(ごはん)を満喫するための最高の肉料理。そんな雰囲気に満ち溢れていた。

竜田揚げと、デミグラスシチューに使われるのは越の鶏。新潟と言えば! のタレカツ、ソース味ではないが甘み酸味が絶妙で、ごはんにもよく合うのだ。

いずれもごはんとの相性は抜群だ。新潟の「こしいぶき」という米の炊き具合も絶妙。甘みがあり、ふっくらしている。「おかず要らず、ご飯だけでも食べられる」という食事に高速道路のサービスエリアで出会えたら、こんなに嬉しいことはないだろう。

それに負けないごはんのお供の肉料理の数々。締めは佐渡ミカンジャムのかかったヨーグルト。佐渡は加工品ではなくそのまま食べる甘くおいしいミカンの産地としては北限なのだそうだ。そのミカンを使ったジャムは型崩れの少ない、まさにミカンそのものを食べているような食感だ。米どころ新潟で愉しむなら、肉料理もこうなる。そんな一皿ではないだろうか。

宮城・福島ブロック 東北自動車道 長者原サービスエリア 上り線「宮城の“杜”だくさんプレート」

■価格:1080円

杜の都仙台を過ぎ、もう少し北に向かうと長者原サービスエリアが現れる。この辺りでは特に、「杜」を感じたくなるのではないだろうか。そんな旅の思い出の一ページを彩るにふさわしいメニューに仕上がっている。

漢方飼料を食べて育った肉を使用し、つなぎを使わずに手ごねで仕上げたパテのライスバーガー。これは審査委員をはじめ、試食した女性参加者の多くからも好評だった。またスープ、サラダ、メインディッシュからカボチャピューレのメープル仕立て、栗~ムブリュレに至る自然な移ろいもほかのメニューにはない楽しみの一つではないだろうか。

オニオングラタンスープは、スープの旨味、玉ねぎの甘みは勿論だが、添えられるのはバゲッドの代わりに仙台麩のメルバトーストが添えられている。栗~ムブリュレもその名の通り、栗の風味が濃厚なクリームブリュレも楽しみの一つ。

どうしてもドライブをしていると、食事の時間が不規則になったりもするもの。時間を少しずらした食事や、休憩でカフェブレイクという時、少しお腹に入れておきたい、といった際にも楽しむことができそうなメニューだ。

群馬・長野ブロック 上信越自動車道 横川サービスエリア上り線「森の散歩道」

■価格:1200円

陳審査委員長も「あれ、釜めしはないの? いつもお世話になっております!」と声をかけて、一瞬場が和む一幕もあった横川サービスエリア 上り線チーム。ここを運営するのは、“横川の釜めし”でおなじみの株式会社荻野屋(おぎのや)だ。

長野県・軽井沢を訪れると、確かにランチメニューで「サラダランチ」なるメニューをよく見かける。もちろん他の地域でも見ないことはないが、実際これを食べている人も多い。そんなニーズも視野に入れた「森の散歩道」。一見すると、ただのサラダのようだ。一見と言ったのは、サラダの下にはドライカレーとごはんがたっぷり隠れているから。ボリュームを求める人にも、決して満足感の点で譲るようなことはない。

そもそも、今回のテーマは肉。実は秋の軽井沢もイメージしたというこのメニュー。が、結構「肉肉しい」のだ。赤城鶏の手羽先も二本のり、ローストビーフサラダの体裁になっているのだ。

ドライカレーは長野・群馬県境付近という立地を生かし、群馬の牛豚、長野の鶏を使用。あらびきのひき肉をじっくり低音調理することでジューシーさを残すことに成功しているという。深まりゆく秋の森を散策するような一皿。軽井沢へ寄った際の、思い出になるようなメニューだ。

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中込 健太郎
筆者中込 健太郎

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業。自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情に明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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