ポルシェ カイエンターボS 試乗レポート/九島辰也の“ポルシェは911だけじゃナイッ!!”(1/2)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:茂呂幸正
2013年11月、いよいよ日本へと上陸した「カイエンターボS」を試乗!
フォルクスワーゲンやトヨタと違って、ポルシェはエクスクルーシブなブランドだ。「911」シリーズを筆頭に数少ないモデルで構成される。
ボディタイプで区分けすると、911のほかには2シータークーペの「ケイマン」とオープンカーの「ボクスター」、4ドアサルーンの「パナメーラ」、そしてSUVの「カイエン」がラインナップされている。
だが、それぞれのモデルは実に多くのバリエーションを用意する。2WDと4WD、クーペとカブリオレ、ターボと自然吸気式エンジン云々といったように、だ。
では現在、「カイエン」シリーズの中でのトップエンドに位置するモデルはというと、今回試乗する「カイエン ターボS」である。カイエン ターボSは、2013年1月のデトロイトモーターショーで発表され、同年11月に日本へと上陸した。
もったいぶらずにスペックを紹介すると、エンジンは「4.8リッターV8ツインターボ」で、最高出力はなんと「550ps」にも達する。カイエンターボが500psなので、ターボSは+50psという数値だ。最大トルクは「750Nm」。こちらもターボから+50Nmとなる。
そして、そこから生まれる最高速度は「283km/h」、0−100km/h加速は「4.5秒」を叩き出す。こちらもカイエンターボより0.2秒速いタイムだ。
ちなみに、911ターボの最高出力は「520ps」、911ターボSは「560ps」となる。 もちろん、パワートレーンのベースはカイエンターボとなんら変わらない。
今回は、吸気システムの変更とターボのブースト圧を変えることで、これだけの数値を得た。この他のハードウエアは共通で8速のティプトロニックSも同じだ。
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