激似過ぎ! 日産 新型エクストレイル、実は2年前からコンセプトカーでデザインを“匂わせ”ていた!

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2020年6月に世界デビューを果たした4代目新型エクストレイル。日産は2年前からそのデザインを“匂わせていた”ってご存知でしたか!?

>>激似! 新型エクストレイルとクロスモーションを画像で見比べる![画像50枚]

2018年から新型エクストレイルを「予告」していたコンセプトカーの画像と改めて見比べてみましょう。

2年前のコンセプトカーから改めて探る新型エクストレイルのデザイン

力強くなったVモーショングリル、ヘッドライトはブーメランから2段式へ“進化”

日産のコンセプトカー「XMotion」(クロスモーション)は、2018年1月に開催された北米自動車ショー(デトロイトモーターショー2018)に出展されたSUVのコンセプトカー。力強い形状に変化した日産独自のVモーショングリルと、ブーメラン型ヘッドライトが印象的です。

そもそもXの文字はX-TRAIL(エクストレイル)を想起させ、発表時のプレスリリースにも『2020年以降の日産ブランドデザインの方向性の一つを示唆しています』と明記するなど、匂わせまくり。特定の車種は示していませんが、次期エクストレイル/ローグの予告版というのは見た目からもわかります。

そしてこちらが4代目となる新型エクストレイル(ローグ 2021年モデル)。2台を並べてみると、なるほど全体のフォルムはクロスモーションの雰囲気が受け継がれているのがわかります。Vモーショングリルの形状も継承されたいっぽう、ブーメラン型ヘッドライトが上下2段の分割型へと変化していたりと、新型エクストレイル独自の新たな表現も加えられています。

コンセプトカーは大胆でわかりやすい、でも市販版ではもっと繊細に!

タフでワイルドな雰囲気を強調しているクロスモーションのリアビューは、ある意味「わかりやすい」デザイン。そのデザイン思想自体はフロント同様に市販版のエクストレイルへと上手く継承されています。

リアサイドから見ても、前後フェンダーの立体感やリアドア後ろの窓形状などは同じデザイン思想で描かれていることがわかります。見比べてみると、むしろ市販版の新型エクストレイルのほうが、繊細で凝った形状に練り上げられていることが、光の陰影などから伝わってきますね。

インテリアも実はかなり“匂わせて”いた!

コンセプトカーのクロスモーションは、いかにもショーモデルらしい華やかな加飾が散見されます。左右に開く観音開きドアを備えているのも、壇上からでも室内を良く見せるための演出。

ここで注目したいのは、3列シートレイアウトで構成されている点。中央でセンターコンソールが前後に縦断していることもあり、2列目は左右独立式。「4+2レイアウト」と日産では表現しています。新型エクストレイルでは3列シート仕様の有無はまだ明らかにされていません。現行型(3代目)エクストレイルでは3列シート仕様が設定されていることもあり、気になるところです。

いっぽうの新型エクストレイルですが、インパネのゆるやかなRの具合や楕円の形状がコンセプトカーと同意匠であることに気付きます。シート形状自体はコンセプトカーほど攻めてはいませんが、高級感が格段にアップしています。

コンセプトカーで長い時間をかけた予告プロモーションを行っていた!

いかがでしたか。こうして見ると、日産がコンセプトカー「クロスモーション」に新型エクストレイルのデザインを匂わせるデザインテイストを加え、予告編のような役割を与えていることがわかります。

実はこのような事例は他社も含めたくさんあるんですよ。今後、モーターショーなどのデザインコンセプトカーを見る目が変わってくるかもしれませんね。

[筆者:トクダ トオル(NOTA編集部)]

日産/エクストレイル
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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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