BMW MINIクーペ 試乗レポート/石川真禧照(1/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:オートックワン編集部
その特徴は、何と言ってもスタイリングだ。
2人乗りに割り切ったボディはルーフを低く、小さくし、ユニークな形に仕上げている。とくに斜め後ろからのデザインは角ばったトランクとまあるいルーフのコントラストが印象に残る。
コンパクトに見えるボディだが、全長と全幅は3ドアのMINIと同じで、全高が50mm低い。さらにリアゲートは、ルーフから大きく開くリフトゲートが採用されている。トランクは独立しており、MINIシリーズでは初の3ボックスカーになっている。
MINIクーペのパワーユニットは3種類。1.6リッター/122馬力の「クーパー」、1.6リッターターボ/184馬力の「クーパーS」、そして、最強の「ジョンクーパーワークス」は1.6リッターターボ/211馬力だ。
MINIクーペにはアイドルストップ機構やエネルギー回生システムなどが採用されており、クーパーとクーパーSのMT車は減税率75%のエコカーに認定されている。
インテリアは、クーペの定員は2人の為リアシートはない。シートの後ろのスペースも限られている。その代わりトランクスペースは広く、奥行きは710mm、左右幅は930mmある。
室内との仕切りには四角いトランクスルー用のフタも付いているので、長尺物の搭載も可能だ。
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