MX-30 EVモデルはまるでガソリン車! EV特有の直線的な加速が注目されるクルマづくりに一石投じるマツダの目論見とは?(1/3)

画像ギャラリーはこちら
世界的にクルマの電動化が急務となった今、マツダも史上初の電気自動車MX-30 EVモデルを発売。既存の電気自動車はモーター加速を全面に押し出したパワフルさが注目されているが、マツダはあえてその逆! 内燃機関モデルに近い仕上がりとなっているという。果たしてマツダ初の電気自動車の出来栄えはいかに!? 電気になっても“マツダらしさ”は残っているのだろうか。
目次[開く][閉じる]
  1. EVを主眼に開発! そのため室内は広々
  2. あえて小さなバッテリーを搭載! 普段使いに特化
  3. マツダらしさ満載! 既存車と同じ運転感覚は嬉しい
  4. EVらしくないのがイイ! 違和感のない加速が最大のポイント
  5. 乗り心地は世界レベル! マツダの技が光る仕上がり
  6. 新提案のパドル制御で異次元の加速を味わえる
  7. 唯一の欠点は航続距離! もう少し伸ばして……
  8. アクセルがハンドルの中に!? 新提案の福祉車両は超画期的な仕上がりだった

EVを主眼に開発! そのため室内は広々

マツダ初の量産ピュアEVとなる、MX-30 EVモデルに試乗した。

まずはこのクルマの成り立ちから説明すれば、先に欧州でEVモデルのみが発売されている。つまり、MX-30そのものが、EV前提に開発された観音開きドアを備えるクロスオーバーモデルであり、日本市場では買いやすいマイルドハイブリッドモデルを用意し、先行発売されたということになる。

その意味は大きい。ピュアEVありきのクルマだけに、バッテリーを積んでも、室内、ラゲッジスペースが途端に狭くなるといったネガはないのである。

実際、室内空間、ラゲッジスペースともに、内燃機関車のマイルドハイブリッドモデルと変わらないスペースが確保されているのだ。

>>MX-30はEV、マイルドハイブリッドどちらも車内スペースが同じ! その理由はコチラ

あえて小さなバッテリーを搭載! 普段使いに特化

電力を動力源とするe-SKYACTIVと呼ばれるパワーユニットを積むマツダ MX-30 EVモデルを語る上で、最重要項目となりうるのが、航続距離だ。

マツダが掲げる2050年カーボンニュートラル実現に向けて、バッテリーの生産から始まるライフサイクルにおけるCO2の排出量をより少なくするために決められたバッテリー容量、総電力量は35,5kWhと控えめで(シティコミューターEVのホンダeと同じ)、一充電航続距離はWLTC総合モードで256kmとなる(ホンダeは同259~283km)。

そう、ロングレンジを狙わず、日常的な使い勝手に適するバッテリー容量、一充電航続距離に的を絞ったのである。

ちなみに急速、普通充電用のふたつの充電口は右リヤフェンダーに備わり、充電時間は急速充電で80%充電=40分、家庭でも可能な200V普通充電で5時間(6kW)、12時間(3kW)となっている。

マツダらしさ満載! 既存車と同じ運転感覚は嬉しい

マツダらしいのは、モーターペダルと呼ぶアクセルペダルの踏み方に呼応するEVサウンドだ。EVはエンジンサウンドがないが、しかしマツダは車速感を実感、コントロールしやすいように、あえて(モーター)サウンドを造り込み(聞かせ)、人馬一体、クルマとの一体感を高めているという。

右パドルに注目! スピード調整が超しやすい

また、パドルシフトの考え方もほかとは異なる。左パドルはガソリン車の減速方向に準じた、回生減速度を強め、車速の上昇を抑え、カーブの手前、下り坂などでの一定速度の走行をしやすくしてくれる効果がある。山道での、ガソリン車で言えばシフトダウン効果、走りやすさに直結する。

一方、注目してほしい右パドルは、回生減速度を低下させ、速度を維持しやすく、一定速度での巡航のしやすさをサポートしてくれる効果を狙っている(注目すべき理由は後述)。

重たいバッテリー搭載するも前後バランスはピカイチ

ところで、MX-30 EVモデルのボンネットを開けてみると、なるほど、そこにエンジンはない(当たり前だ)。モーターと小型インバーター&補器があるのみで、スカスカである。

ここで前後重量配分が気になるマニアもいるはずだが、エンジンがなかろうと、モーター、インバーターはけっこうな重量物であり、加えて約300kgとなるバッテリーが車体中央床下に積まれているため、前後重量配分は56:44に収まっている。

充電コードの収納場所は要改善

充電コードはラゲッジスペースの右端にバッグに収められ、フックで固定されているのだが(床下には入らない)、それがラゲッジの幅方向のスペースを犠牲にしているのがちょっと残念。

アウディe-tronのように、ボンネット内にトレーを設け、収める方法もあるのでは、と開発陣に質問したところ、充電口の位置(アウディe-tronはフロントフェンダー)、水気、汚れの問題から、熟慮した結果、ラゲッジスペースに置いたということだった。

マツダ/MX-30
マツダ MX-30カタログを見る
新車価格:
242万円339.4万円
中古価格:
271.7万円318.9万円
1 2 3 次へ

寝転んだままでマイカー査定!

車の買取査定ってシンプルに「めんどくさい」ですよね。 鬼電対応に、どこが高く買い取ってくれるか比較しつつ・・・といった感じで非常にめんどくさい!

MOTA車買取なら家で寝転んだままマイカー情報をパパッと入力するだけで愛車の売値を知れちゃいます。

MOTA車買取はこちら

もちろん鬼電対応や、他社比較に時間を使う必要は一切なし! 簡単45秒登録で数ある買取社の中からもっとも高値で買い取ってくれる3社だけがあなたにオファーの電話を致します。

MOTA車買取はこちら

この記事の画像ギャラリーはこちら
青山 尚暉
筆者青山 尚暉

学生時代はプロミュージシャン、その後自動車専門誌2誌の編集を経てフリーのモータージャーナリストに。現在は自動車業界だけでなく、愛犬のラブラドールとジャックラッセルとともに、愛犬との快適で安全なクルマ旅を提案するドッグライフプロデューサーとしても活動中。また、クルマのパッケージを寸法で比較するため、独自の計測ツールを開発。1台につき25項目以上を詳密計測。実用性の目安として、記事中で展開している。現在、自動車用純正ペット用アクセサリーの企画、開発も行う。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

新車の見積もりや値引き、中古車の問い合わせなど、自動車の購入に関するサポートを行っているMOTA(モータ)では、新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、最新の自動車記事を展開しており、それらの記事はMOTA編集部編集長の監修により、記事の企画・取材・編集など行っております。MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ
ワンランク上の宿で、贅沢なひとときを... おごと温泉 びわ湖花街道
人気記事ランキング

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

  • 複数社を比較して、最高値で売却しよう!

    新車や中古車を購入する際、今乗っている愛車はどのように売却していますか?1社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目指しましょう。

  • MOTA車買取は、ネット上で売値がわかる。望まない営業電話なし!

    よくある一括査定で、最も嫌なのが「望まない買取店からの営業電話」。MOTA車買取は、この望まない営業電話をなくした画期的なサービスです。最大10社以上がネットで査定し、高値を付けた3社だけから連絡がきますので安心。

新車・中古車を検討の方へ

【クルマ比較ch】MOTAでは同価格帯の車種の内外装を動画で徹底比較!

MOTAではYoutubeでも、様々な車種の内外装比較動画をアップ! 「悩んでいる車種がある」「購入を検討している」という方は是非チャンネル登録をお願いします!

おすすめの関連記事

マツダ MX-30の最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ MX-30のカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ MX-30の中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ MX-30の記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ MX-30のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる