マツダ 新型デミオディーゼル(MT)を本気(マジ)で購入検討しているライターによる新型デミオ 解説 -後編-/永田恵一(2/2)

マツダ 新型デミオディーゼル(MT)を本気(マジ)で購入検討しているライターによる新型デミオ 解説 -後編-/永田恵一
マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/走行イメージ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/エクステリアイメージ・フロント マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/エクステリアイメージ・リア マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/試乗イメージ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ 画像ギャラリーはこちら

グレード構成はアクセラに近くなると予想

マツダ 新型 デミオ

最後に、新型デミオのグレードと価格について予想してみたいと思います。

グレード展開としては同社の「アクセラ」に近いのではないかと考えます。価格も含めた筆者の予想としては、1.3リッターガソリンエンジン搭載モデルからいくと、

・ベーシックな「13C」(130万円台中盤)

・売れ筋の「13S」(140万円台前半)

・スポーティな「13Sツーリング」(160万円)

※ツーリングには、標準の15インチホイールに対し16インチホイールやヘッドアップディスプレイとセットになるメーター中央に着く大型タコメーターなどが加わると思われます。

やはり、購入を検討するならば「ディーゼルターボありき」がシンプル

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ

上記のように、ホンダ フィットと同等のグレード(装備内容を含む)に近いところへ設定してくるのではないかと思われます。

ただし、前述の価格が正解だとすると新型デミオへ大きな期待を寄せている筆者でも、1.3リッターガソリンエンジンはフィットの広大な室内スペースのようないわゆる“売り”の部分が分かりにくく、フィットや(路線が近い)スイフトと競合してしまうとアピールが難しくなるのではないか、というのが正直な気持ちです。

やはり新型デミオを買うのならば「トヨタ アクア」か「ホンダ フィットハイブリッド」を迷うスタンスで「ディーゼルターボ」ありきで検討するほうがスッキリとする選び方なのではないかと思います。

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF) ボディカラー:スノーフレイクホワイトパールマイカ

そもそも、新型デミオ ディーゼルターボが他社のハイブリッドカーに対しての勝機は「車両価格なら、ハイブリッドよりNOx触媒の省略に成功したディーゼルターボの方が有利。だから、燃費で多少ハイブリッドに負けたとしても、軽油の安さで燃料コストで引き分けに持ち込むことは十分可能。加えてディーゼルターボには動力性能の高さや運転する楽しさというアドバンテージもある」というところのはずです。

それらを踏まえると、新型デミオのディーゼルターボ(グレード名はXD?)のスタート価格は、同等の装備内容でアクアやフィットハイブリッドより若干安い「180万円」と予想します。バリエーションとしては1.3リッターガソリンと同様に「ツーリング」が設定され、価格は「190万円台 中盤」ぐらいでしょうか。

他社のハイブリッドカーに勝利する鍵は「補助金」

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリアマツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリア

なお、カーナビはダッシュボードの形状から推測するに、アクセラで良くない評判が多いと聞く「マツダコネクト」になるようです。このことは正直に言えば筆者もちょっとガッカリしましたが、操作は慣れで何とかなりますし、おそらく3万円台のディーラーオプションの地図データが入ったSDカードを買えば安価にカーナビになるということをプラスに考えようと、頭を切り替えています。

そのほか書き加えたい情報としては、白い革とクロスのシートはオプションかLパッケージとしてされるということと、ディーゼルには「購入補助金」もあるでしょうから実質的な車両価格はもう少し下がるということです。この補助金のことも考えると、ハイブリッドに対する勝機は十二分にあると思われます。

最後に、近年注目が高まっている「安全装備」についてです。

まず、衝突軽減ブレーキに関してはレーザーセンサーを使う30km/hの範囲で作動する安価なタイプが幅広く選べるようです。さらにどういった形での設定かは不明ですが、斜め後方にいるクルマを検知するブラインドスポットモニター、カメラで白線を見る車線逸脱警報などの設定もあるようで、安全装備の充実度もトップクラスになるようですので、ここは期待したいところです。

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリアマツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリアマツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリアマツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリアマツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/インテリア
フォルクスワーゲン 新型 ポロ TSI Comfortline[FF/ボディカラー:サンセットレッドメタリック/アダプティブクルーズコントロール"ACC"(全車速追従機能付)パッケージ装着車]

ここからは、筆者の願望です。今のところそういった話は聞きませんが、もし新型デミオにコンパクトカーにはおそらく最近マイナーチェンジされたVW ポロくらいしか設定の例がない、先行車に追従する「アダプティブクルーズコントロール」があったら、本当にダウンサイザーも満足できるコンパクトカーになるのではないでしょうか。

さらに、それがアイサイトのような完全停止まで対応するタイプだったら、という夢まで新型デミオに期待を抱いてしまいます。これらはあくまでも私の願望なのですが、そんな隠し玉まであったら新型デミオの株はますます上がるに違いありません。

マツダ 新型 デミオ 1.5リッター ディーゼルエンジン搭載モデル(FF)/試乗イメージ

前編、後編と長編の記事になってしまいましたが、それは新型デミオの僅かな概要が発表され、六本木で実車が展示され、そこから予測しただけでもこれだけ皆さんへお伝えしたいことがあるほどに、“期待”と“魅力”を秘めているクルマという証なのだと思います。

ですから、筆者も“真剣に”購入を考えている訳なのですが、それだけに正式な発表と試乗が楽しみで楽しみで仕方ありません!果たして、新型デミオのディーゼルが私のものになる日は来るのでしょうか?

追記/同原稿を書き終えた後に近所のマツダディーラーに行ったところ、仮予約が開始されていました。しばらく悩んだ後、ディーゼルの6速MTを仮予約しました!

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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