高速道路と一般道はどっちが早く着く！？ GWの渋滞でガチンコ対決してみた【東京～静岡 2019GW編】(8/8)

【まとめ】ピーク時に渋滞を上手く回避する秘訣とは！？

[TEXT：遠藤イヅル]

メニュー表に載っていない裏メニューのチャーハンを堪能

長かった戦いの末、三島っこのソウルフード？「味の終着駅 次郎長」ではラーメン各種、ギョーザ、メニュー表に載っていない裏メニューのチャーハンを頼みました。ああー、美味しいー！ ここまでの苦労も消える嬉しさです。でも、食べながらT編集長がボソッと呟きました。

「ということでイヅルさん、ゴチになります！」

……ひゃー！忘れてた！ この対決では負けたほうがお昼代を支払うことになっていたことを（号泣）。ええーい！みんな思う存分食べてくれー（T＿T）

高速チームの勝利に終るも一般道チームとの差は僅か

3度目となる『高速道路と一般道はどっちが早く着く！？○○の渋滞でガチンコ対決してみた』の勝者は高速道路チームとなり、これで2勝1敗に。やはりどんなに混んでいようが、完全停止してしまう大きな事故渋滞でも無い限りは、高速道路をひたすらずっと進んだ方が到着は早いようです。

と思いつつも、今回の戦いでは一般道チームとのタイム差がさほどなかったことにも注目です。

もし今回、一般道と高速を有効に使い分けていたらどうなっていた！？

対決のルールに従い全区間一般道を走りましたが、もし大井松田ICから東名高速道路に入っていれば、勝敗の行方はどうなっていたかわかりません。そうなると、混雑区間を避けて一般道を選択するルートもやはり捨てがたい方法と言えるでしょう。しかも今回の一般道はほとんど渋滞せずすいすい走ることが出来たので、ストレスフリーで快適なドライブを楽しむことさえ出来ました。対決ということで最低限の休憩で済ませましたが、思い立ったら風景の良いところなどで小休止したりしやすいのも、一般道ドライブのメリットでもあります。

最新の通信ナビゲーションシステムやスマホアプリの交通情報などを駆使し、状況に応じて高速と一般道を使い分けすることで、お盆や年末、GWなどの大渋滞を避けてのドライブがもっと楽しめるようになるかもしれません。

もちろん、混んだ高速道路をひたすら進むのも、距離が長ければ長いほど有効です。これまでの経験上、今回ほどの超絶大渋滞でない限り、下手に一般道へ降りたりしないほうが結果として速いというのもやはり事実のようです。

高速vs一般道渋滞対決は奥が深い……じ、次回もあるのか！？

いやあ、高速道路VS一般道対決は奥が深い。まだまだ探求の余地がありそうですね。

ご想像の通り、高速道路、一般道どちらも結構ツライのですけれど、毎回やっているうちに少しワクワクしちゃうようになってきました（号泣）。次は夏休みの渋滞かなあ……一体どの高速道路に突入するのかしら。乞うご期待です（涙）。

編集長！ また次回のお誘いも……ま、待ってます！（ホントですって）。

体当たり検証は続くよどこまでも〜

3回目の対決となった今回の勝者は、前回に引き続き高速チームの勝利となりました。結果だけを見れば「やっぱり高速の方が早い」と思われますが、遠藤イヅルさんも言う通り、今回の差は僅か20分程度という僅差。

新たな環状道路や新東名・新名神高速道路の開通や、渋滞のピークを避けようとするドライバーの意識変化もあり、近年では目を疑うような極端な渋滞は減りつつあります。とはいえ、坂道を起因とするような自然渋滞区間は相変わらず存在しており、毎日決まって渋滞するポイントも依然として残っているのも事実。いっぽうでナビゲーションシステムが巧みに渋滞をかわす技も日々進化を遂げているようで見逃せません。

このように、日本の渋滞事情は刻々と変化し続けています。オートックワン編集部と勇敢なライターさんが体当たりで検証するこの企画、まだまだ終わりを迎えることがないのかもしれません（涙）。

[まとめ：オートックワン編集部]

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