autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎

特別企画 2015/3/12 12:15

【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(1/4)

【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎

スズキ アルトの新型と旧型を比較!

スズキ 新型 アルトターボRS(左)、アルト(右)

軽自動車の本質を突いたクルマがスズキ「アルト」といえるだろう。初代モデルは1979年に47万円の低価格で登場し、多くのユーザーがクルマを持てるようになった。

初代アルトが低価格を実現できたのは、4ナンバーの軽商用車にしたからだ。1989年に消費税が導入される前の乗用車には、工場出荷時の卸値に物品税が課せられ、車両価格に上乗せされていた。物品税率は普通乗用車が30%、小型/軽乗用車は15%だったが、軽商用車は免税になる。アルトはこの規格を利用して、価格を安く抑えた。

この後、消費税の導入で物品税が廃止され、アルトは軽乗用車に移行した。フルモデルチェンジを重ね、2014年末には8代目の新型になっている。2015年3月11日にはターボのRSも加え、バリエーションを充実させた。

7代目の先代型は、ダイハツ「ミライース」と激しい燃費競争を展開。最終的にJC08モード燃費を35km/Lまで向上させた。8代目の新型は、新開発のプラットフォームも採用して、ボディを大幅に軽量化。JC08モード燃費は37km/Lになっている。

進化度数の基準

なお、大卒初任給をベースに初代アルトの47万円を今の貨幣価値に換算すると、約85万円に相当する。47万円の初代アルトは、時計などはもちろん、左側の鍵穴まで省いてコストを低減させたが、今日のアルトF(84万7800円/5AGS)には、エアコンやCDオーディオが備わる。5AGSは燃費の優れたATとしても機能する。36年間の歳月を経て、アルトは買い得な優れた軽自動車に成長した。

今回も、分かりやすい進化度数の基準として採点表を設定し、劇的な変化から、これまで「何となく変わったかも」程度だった違いまで、進化の度合いを徹底的に採点していく。

ボディスタイル&サイズ

スズキ 新型(8代目)アルトスズキ 旧型(7代目)アルト エコ

7代目の先代アルトと新型では、ボディスタイルがまったく違う。先代型は丸みのある女性的なデザインだったが、新型は直線基調で男性的な印象だ。

フロントマスクは直立しており、覆面を付けて目だけが睨みを利かせているような顔立ち。冒険的で好みも分かれるが、骨太感が伴う。先代型は馴染みやすい普通の軽自動車という感じだったが、新型は斬新だ。

ボディサイズは、全長の3395mmと全幅の1475mmは軽自動車の規格枠ギリギリの数値で共通になる。全高は先代型が1520mm、新型は1475mmだから45mm低くなった。

ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は先代型が2400mm、新型はスズキ車で最長の2460mmになり、走行安定性を向上させて後席の足元空間も広げている。

進化度数:4点/10点(比べてようやく気付くレベル)

 

[次ページへ続く]

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スズキ 旧型(7代目)アルトスズキ 旧型(7代目)アルトスズキ 旧型(7代目)アルトスズキ 旧型(7代目)アルトスズキ 旧型(7代目)アルト

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