竹岡圭のモンゴルラリー2009 参戦記 vol.2(2/3)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のモンゴルラリー2009 参戦記 vol.2
竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 4日目 画像ギャラリーはこちら

竹岡圭のモンゴルラリー2009 参戦記/5日目

竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 5日目
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昨夜到着したアルベイヘールのビバーク地には2連泊。つまり3日目と同じく今日はループコースの設定です。

距離は478.4kmとまぁまぁといった感じですが、実はこのETAP5には通称スガワラ峠という3,000m級の岩山越えがあるんです。富士山が3,776mだから、大体7~8合目というところなのかもしれませんが、富士山だってクルマで上がれるのは5合目まで。しかも舗装路ですからねぇ。

スガワラ峠からの景色は素晴らしいとみんなが絶賛するので是非見てみたいけれど、結構クルマに負担が掛かりそう・・・。なんて悩んでいたところ「今日はループコースだし、せっかく勉強にきたんだから、SSにチャレンジしなさい!」という、大会本部や他の参加者の方からの声援の嵐。

「本当にいいんですか?」「行きなさいっ!」というやり取りを繰り返し、SSにトライすることにしました!しかし、スガワラ峠はもちろんのこと、細い橋を渡らなければなかったり、川渡りもあったり、ロックセクションもあるという、かなりタフなコース。

FRになってしまったフォレスターでどこまで越えられるのかしら・・・。不安を覚えつつも、いざ出陣!

最初の頃は調子がよかったものの、山に向かうに連れてガレキが増えてきました。

「半分埋まっている石がとにかく危ないから、トレッド面を使って上から踏んでいきなさい、恐竜の背中の上をスニーカーで踏む気分でね!」と、岩山の名前の由来となった菅原さんが教えてくれたアドバイスを復唱してはみたものの、全面石の場合はどこを走ればいいのよぉ~っ!というくらい石だらけ。

しかもモンゴルの石は、石器時代のナイフのように尖っているんです。これがズラリと並んじゃってるんですもの・・・。

パンク、パンク・・・岩山はキライ!

竹岡圭のモンゴルラリー参戦記 5日目
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となると、予想通りといいましょうか、未熟なドライバーの腕と合わせて、パンクの連続!です。

本来はあまりクロカンオフロードのコースを走るようには設計されていないフォレスターのこと、実はクロカン用タイヤはサイズの設定がなく、いちばんオンロードに近いオフロードタイヤを履いていたのですが、さすがにこのセクションはキツかったみたい・・・。

「本来はこういうタフなコースを走るためのタイヤとして開発されていないのだから、ここまでこのタイヤで走れたことのほうがスゴイことだよ。他のチームでは1日目で全部の予備タイヤを使い果たして、タイヤ探して街を走り回ってるところもあるくらいだからさぁ」と、後で皆さん口を揃えておっしゃったくらい、本当にスゴイところでした。

で、結局連続2本パンク。車載している予備タイヤは2本だけなので、もう後がありません・・・。もう岩山なんて大キライだぁ~!

しかも、こともあろうに、この先も相当なロックセクションが続くらしいんです。1つ目のCPを務めていらっしゃった大会本部の方が言うには「CPはまたまた不通過になってしまうけどSS2本目はキャンセルして、なるべくロックセクションの少ない、そしてやや距離の短いショートカットコースを取ってビバーク地へ向かったほうがいい」とのこと。

確かにゴールすることを考えるとそのほうが賢明です。そこで、コマ図もないのですが、メインピストを探りながら走り続けることにしました。それでもまだビバークへの道のりは250km。

結局深夜になっちゃいましたが、無事戻ることができました。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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