三菱自、改良で向上したはずの燃費が逆にダウン!燃費の再測定値公表で悪質な内容が明らかに(2/2)
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- 筆者: 国沢 光宏
まだまだ隠している事実はある?
今回公表されたデータで一番乖離の大きかったのは、前期型eKスペースの『G 4WD』。
カタログデータの24.6km/Lに対し、実力値は20.4km/Lとなり、16%以上上乗せしていた。これまた走行抵抗だけでは到底でない差である。
ちなみに三菱自動車は記者会見で「29km/Lまでは届くメドが付いていた。29.2km/Lには届かなかった」と答えていたけれど、これもウソでした。
初期型の燃費は前述の通り26.8km/Lと、開発スタート時の目標と同等。つまり5回に渡る燃費目標の向上は一度も実現出来ておらず、最初のままだったということである。5回の改良、エンジンから変速機に至るまで他分野も関連していたハズ。
まだまだ隠している事実はあると考えていい。
燃費不正の全貌が判明するまでは、もう少し時間かかりそうだ。
[Text:国沢光宏]
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