2005年発売「エボIX」ギャランVR-4から受け継がれたエンジンが完成に近づいた/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
2015年8月、三菱「ランサーエボリューション」が23年の歴史に幕を下ろしました。
大人気だった「ランエボ」初代からファイナルエディションまでの歴史を振り返ります。
今回登場するのは2005年に発売し4,723台を販売した「ランサーエボリューションIX」です。
ランサーエボリューションIX 改良点
新グレード「GT」(5MT)を設定
フロントグリル一体式バンパーデザインを変更
アクセル、ブレーキ、クラッチのペダルをアルミ製に変更
インストルメントパネルにカーボン調オーナメントを採用
4G63型ターボエンジンにMIVECを採用
ターボチャージャーのコンプレッサーハウジング形状変更
同じくコンプレッサー側ホイールにマグネシウム合金採用
(GT、RSに標準。最大トルクは41.5kgf-m/3000rpm)
GT、およびRSの5MTの変速比を0.825から0.761に変更
最大トルクの発生ポイントを低回転側に変更
(VIII MR 40.8kgf-m/3500rpm→IX 40.8kgf-m/3000rpm)
三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡 バックナンバー
【1】発売後に即完売!絶大な人気を得た初代「三菱 ランサーエボリューションI」/ランエボ 23年間の軌跡
【2】WRCで初優勝を果たした「三菱ランサーエボリューションII」/ランエボ 23年間の軌跡
【3】「三菱 ランサーエボリューション」の名を知らしめるきっかけとなった“3代目”/ランエボ 23年間の軌跡
【4】1996年第2世代へと移行「三菱 ランエボIV」基本性能が大幅に進化/ランエボ 23年間の軌跡
【5】シリーズ初の3ナンバーボディに「三菱 ランサーエボリューションV」/ランエボ 23年間の軌跡
【6】1999年発売「エボVI」ナンバープレート位置が中央から助手席側に/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【6/特別仕様】2000年発売「エボVI トミー・マキネン エディション」シリーズ初の特別仕様車/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【7】2001年発売「エボVII」第3世代のはじまり/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【7/GT-A】2002年発売「エボVII GT-A」シリーズ初AT車の登場!/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【8】2003年発売「エボVIII」4ドアセダン世界初!CFRP製のリアスポ採用/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
【8/MR】2004年発売「エボ VIII MR」 三菱レーシングの頭文字を冠して登場/三菱ランサーエボリューション23年間の軌跡
この記事にコメントする