軽スポーツモデルの真打、「スズキ アルトワークス」の実燃費を測ってみた【燃費レポート】(6/6)
- 筆者: 永田 恵一
スズキ アルトワークス燃費レポート/総評
スズキアルトワークス総合実燃費/20.3km/L
アルトワークスは高すぎる着座位置以外、軽ホットハッチらしい運転する楽しさ、雰囲気、個性、スポーツモデルとしては素晴らしい燃費など文句の付けようがない仕上がりであった。その上、ホンダ S660のようにもう1台実用車が欲しくなるといった、楽しさと引き換えの不便さもなく(それはそれで悪いことではないが)、2人乗車までが中心の使い方であれば申し分のない実用性、普遍性も備えているのに加え、価格もリーズナブルであるので、購入を考えている人、興味があるには背中を押すどころではなく、背中を蹴飛ばすように「欲しいなら即買うべきですよ」と勧めたい。
同時にワークスの登場でアルトシリーズにおいてもターボRSの存在意義が、靴で例えればウォーキングシューズのようなターボRSと、ランニングシューズのようなワークスといった具合で明確なものに感じられるようになったことも印象的だった。これでターボRSにもMTが加わればさらに望ましい。
最後に私事になるが、半年ほど前にマイカーをデミオディーゼルから中古のトヨタ86に替えた筆者であるが、アルトワークスも自分のものにしたい存在として、時たま頭をよぎることがあり、ちょっと困っているところである。
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