軽スポーツモデルの真打、「スズキ アルトワークス」の実燃費を測ってみた【燃費レポート】(2/6)
- 筆者: 永田 恵一
トルクアップしたエンジンに5速MTが組み合わされた「アルトワークス」
アルトのスポーツモデル第2弾として昨年の東京モーターショーでの出展を経て、昨年12月に登場したのが今回燃費テストを実施した「アルトワークス」である。
かつてアルトの2~5代目モデルに設定されたワークスは、ターボエンジンを搭載しFFに加えて4WDも用意、ラリーやダートトライアルへの参戦も想定した本格的なスポーツモデルで、軽のスポーツモデルとしては代表的な1台だった。
そして現行モデルで復活したアルトワークスは、ターボRSの存在が明らかになった時点から要望の多かった3ペダルMTや「さらにスポーティなモデルが欲しい」といった声に応え、ターボRSから1年にも満たない短い期間で開発された。
ワークスはターボRSに対し若干トルクアップされたエンジン(最高出力64ps、最大トルク10.2kgm)に、1速から4速のギア比をクロスさせシフトフィールにもこだわった5速MT(ターボRSに対し変速スピードを早めるなどの専用チューニングを施した5AGS、4WDも設定)を組み合わせたほか、専用チューニングのサスペンション、電動パワーステアリングのセッティング変更、リム幅を広げたアルミホイールを装着。さらにインテリアもレカロシートを装備するなどしてドライバーの気分を盛り上げる演出を施している。
カタログに載るJC08モード燃費は、アイドリングストップに代表される燃費向上に寄与する目立ったデバイスはないものの、FFの5速MTは670kgというアルトならではの軽さを生かして「23.0km/L」という値を誇る。
今回の燃費テストでは、ワークスのFF+5速MT(JC08モード燃費23.0km/L、150万9,840円)を起用。テストは午前7時に開始し、午後3時頃に帰京するというスケジュールで実施。
天候は終日晴天。燃費テストは少々旧聞となる今年1月に実施したため、気温は最低気温0度、最高気温9度という寒さで、交通状況は平均的な流れであった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。