軽スポーツモデルの真打、「スズキ アルトワークス」の実燃費を測ってみた【燃費レポート】(5/6)
- 筆者: 永田 恵一
スズキ アルトワークス燃費レポート/市街地編
アルトワークスのMT車はアイドリングストップもなく、主に市街地を運転して感じたのは、低速からトルクフルなエンジンにクロスされたギア比を組み合わせているだけに、5速1000回転ちょっと、スピードにして35㎞/hあたりからでも流れに乗れるフレキシビリティ(扱いやすさ)や、5速ギアを順番通りにシフトしなくとも1-3-5のような順でシフトアップする飛ばしシフトも非常にやりやすい(むしろトルクが軽乗用車としては有り余るほど太いため、順番にシフトするのが煩わしいほどだ)ことくらいである。
その他、気付いたことを書くと
■クラッチフィール、シフトフィール
クラッチは適度な重さと剛性感があり、つながりもごく普通で非常に扱いやすい。シフトフィールも適度な節度があり、シフトレバーも短めで良好、ギアの入りも申し分ない。市街地でもクロスされたMTを駆使し無駄なシフト操作をしながら軽乗用車の狭い全幅を生かし、空いたスペースを探しながらスムースに走っているだけで楽しい。
■レカロシート
アルトワークス最大の欠点がワークス専用のレカロシートである。レカロシート自体はホールド性、座り心地とも素晴らしいのだが、着座位置が頭の中で?マークが連発するほど高く、アルトワークスのスポーティな雰囲気をブチ壊していることは心底残念だ。レカロシートの設定があるのはいいことだと思うが、この着座位置を諸般の事情で調整も含め変えられないのであれば、レカロシートはオプションまたはレスオプション設定とすることでターボRSのシートを標準とし、ユーザーの選択幅を広げていただきたい。着座位置に関しては幸いなことに、スズキ車のチューニングを得意とするモンスタースポーツから着座位置を下げるシートレールが発売予定なので、アルトワークスを購入した際にこういったパーツで着座位置の高さだけは手を加えたい。
市街地の燃費も高速道路、郊外路に近い19.5㎞/Lを記録した。軽乗用車とはいえアイドリングストップなしでリッター20㎞近い燃費を記録した要因としては軽さに加え、前述した優れたフレキシビリティによりトップギアの5速で長い距離走れた点や、飛ばしシフトでも余裕を持って流れに乗れたことが挙げられる。
スズキアルトワークス市街値における実燃費/19.5km/L
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