ホンダ 新型フリード徹底試乗|ハイブリッドは“非推奨”でガソリンは“買い”な理由とは!?(3/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:ZIPNIX
新型フリードは3列目シートの居心地だってさほど悪くはない
運転席+助手席だけでなく、2列目と3列目シートの乗り心地はなかなか良い。ホンダミニバンの兄貴分、ステップワゴンと比べたって勝るとも劣らず。乗り心地フェチの私すらノーマルのサスペンションのまま乗ると思う。
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気になる3列目シートの居住性だが、さすがに「ユッタリ座れる」と言えない。
ただ2ドアクーペのリアシートよりはずっと良いし、2列目シートを少し前に出すことで、レッグスペースも確保出来る。2時間程度のドライブであれば、私のような爺さんでも孫とのドライブを楽しめるだろう。ただ座り心地はシエンタ優勢か。
アウトドア好きの車中泊派には、フリード+もおススメ!
2列シートのアウトドア仕様、フリード+(プラス)も試乗してみた。
乗った感じや2列目シートまでの座り心地は、3列シートのフリードと全く同じ。超低床フロアのラゲッジスペースをどう使うかで、好みに応じて選べばいいだろう。
大きな荷物も積めるし、車内泊だって余裕。3列シートを使う予定がないならフリード+で遊ぶのも面白い。
というワケで総合的に評価すると・・・新型ホンダフリード、「良く出来たクルマ」であります。
[レポート:国沢光宏/Photo:ZIPNIX]
HONDA FREED G Honda SENSING[FF・ガソリンモデル] 主要スペック
全長x全幅x全高:4265x1695x1710mm/ホイールベース:2740mm/車両重量:1350kg(6人乗り)/1360kg(7人乗り)/駆動方式:FF(前輪駆動)/最小回転半径:5.2m/エンジン種類:直列4気筒 DOHC 16V ガソリン直噴エンジン/総排気量:1496cc/最高出力:131ps(96kW)/6600rpm/最大トルク:15.8kgf-m(155N・m)/4600rpm/トランスミッション:自動無段変速機(CVT)/燃料消費率:19.0km/L/サスペンション形式:(前)マクファーソン式(後)車軸式/タイヤサイズ:185/65R15 88S/メーカー希望小売価格:2,100,000円[消費税込]
※試乗・撮影車両はオプション装着車
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