【2024年】ホンダ フリードはフルモデルチェンジ間近! トヨタ 新型シエンタとのライバル比較、価格や納期など徹底解説

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:佐藤 正巳/堤 晋一/茂呂 幸正
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ホンダ フリードは発売から約7年を経過してフルモデルチェンジも近いですが、日本では新型N-BOXの次に多く売られているホンダ車で、販売は今でも好調です。まもなく新型が登場しますが、真新しさはないもののいまだに高い人気を誇るフリードとトヨタ 新型シエンタのライバル比較、価格や納期、買い得グレードなどをカーライフ・ジャーナリストの渡辺 陽一郎さんが解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 現行型フリードのおすすめポイント
  2. 現行型フリードのレビュー・評価
  3. 現行型フリードの基本スペック・価格表
  4. 現行型フリードのボディサイズ
  5. 現行型フリードの燃費
  6. 現行型フリードの発売日と納期の目安
  7. 現行型フリードのリセールバリュー
  8. 現行型フリードのおすすめグレード
  9. 現行型フリードのライバル比較
  10. 現行型フリードのカラーバリエーション
  11. 現行型フリードを販売店で試乗するときのポイント

現行型フリードのおすすめポイント

・視界の優れたコンパクトなボディによって運転しやすい

・ボディは小さくても、背の高い外観はミニバンらしさがある

・3列シートの現行型フリードに比べて、2列シートの現行型フリード+は荷室が広く車中泊にも適している

現行型フリードのレビュー・評価

総合評価 3.0 ★★★☆☆

外観

4.0

★★★★☆

内装・居住性

4.0

★★★★☆

走行性能

3.0

★★★☆☆

運転のしやすさ

4.0

★★★★☆

乗り心地

3.0

★★★☆☆

燃費

3.0

★★★☆☆

価格の割安度

4.0

★★★★☆

5段階採点の解説

外観

全高が1700mmを超えるスライドドアを装着したボディは、サイズがコンパクトでも存在感が強いです。視界も優れています。

内装

発売から約7年を経過して、目新しさは薄れましたが、視認性、操作性、質感などに不満は感じません。居住空間もボディサイズ相応に広いです。

走行性能

パワーユニットは直列4気筒1.5Lのノーマルエンジンとハイブリッドが用意されています。動力性能はもう少し向上させて欲しいところです。

運転のしやすさ

ミニバンとあって視線の高さが適度で、車両の周囲も見やすいです。小回りの利きも良いため、ミニバンでは運転しやすいです。

乗り心地

設計が古いため、乗り心地に少し粗さを感じます。それでも不快感は生じません。ノイズは平均レベルです。

価格の割安度

1.5Lノーマルエンジンを搭載するGグレードの価格は233万900円です。

サイド&カーテンエアバッグなどはオプションですが、ミニバンの中では安価な価格設定となっています。

総合評価の解説

発売から約7年を経過しているので、走行性能、乗り心地、安全装備、ハイブリッドの燃費には、設計の古さが散見されます。

その半面、外観はミニバンの典型で視界も優れ、コンパクトなサイズと相まって運転しやすいです。

また2列目シートは、両側にアームレストを備えたセパレートタイプのキャプテンシートが6人乗りモデルでは標準装備されているので、座り心地が快適です。中央が通路になって車内の移動もしやすいです。3列目は広くはないですが、大人6名の乗車は可能です。

路面から荷室の開口下端部までの高さは、3列シートの現行型フリードが480mm、2列の現行型フリード+は335mmと低く、重い荷物も積みやすいです。

現行型フリードはコンパクトミニバンの中では荷室が広く、実用性を重視するユーザーに適しています。走行性能や乗り心地に不満はありませんが、販売店の試乗車を使って確認したいところです。

良かった点

・荷室は床が低く広いため、自転車などの大きな荷物も積みやすい

・2列目にはキャプテンシートが備わり、座り心地と見栄えが良い

・現行型フリード+は純正アクセサリーのボードを使うと荷室を上下2段に分けられて便利

気になった点

・ハイブリッドの燃費性能はコンパクトSUVとして不満がある

・3列目は床と座面の間隔が不足しているため腰が落ち込み、膝は持ち上がるため、長時間座るのは難しい

・安全装備は今となっては少し物足りなく、後方の並走車両を検知して知らせる機能などは装着できない

現行型フリードの基本スペック・価格表

現行型フリード ガソリン

グレード

エンジン

トランスミッション

駆動方式

乗員数

価格(税込)

G

1.5L 直噴DOHC i-VTEC

CVT

FF

6人乗り

233万900円

7人乗り

235万2900円

4WD

6人乗り

249万5900円

7人乗り

251万7900円

G ブラックスタイル

FF

6人乗り

246万8400円

7人乗り

249万400円

4WD

6人乗り

263万3400円

7人乗り

265万5400円

クロスター

FF

6人乗り

262万7900円

4WD

279万2900円

クロスター ブラックスタイル

FF

6人乗り

270万3800円

4WD

286万8800円

モデューロX

FF

6人乗り

300万5200円

7人乗り

302万7200円

現行型フリード ハイブリッド

グレード

エンジン

トランスミッション

駆動方式

乗員数

価格(税込)

ハイブリッド G

1.5LアトキンソンDOHC i-VTEC+i-DCD

7速DCT

FF

6人乗り

268万8400円

7人乗り

271万400円

4WD

6人乗り

285万3400円

ハイブリッド G ブラックスタイル

FF

6人乗り

275万4400円

7人乗り

277万6400円

4WD

6人乗り

291万9400円

ハイブリッド クロスター

FF

6人乗り

295万7900円

4WD

6人乗り

312万2900円

ハイブリッド クロスター ブラックスタイル

FF

6人乗り

303万3800円

4WD

6人乗り

319万8800円

ハイブリッド モデューロX

FF

6人乗り

331万1000円

4WD

7人乗り

333万3000円

現行型フリード+ ガソリン

グレード

エンジン

トランスミッション

駆動方式

乗員数

価格(税込)

G

1.5L 直噴DOHC i-VTEC

CVT

FF

5人乗り

242万4400円

4WD

258万9400円

G ブラックスタイル

FF

249万400円

4WD

265万5400円

クロスター

FF

264万4400円

4WD

280万9400円

クロスター ブラックスタイル

FF

272万300円

4WD

288万5300円

現行型フリード+ ハイブリッド

グレード

エンジン

トランスミッション

駆動方式

乗員数

価格(税込)

ハイブリッド G

1.5LアトキンソンDOHC i-VTEC+i-DCD

7速DCT

FF

5人乗り

271万400円

4WD

287万5400円

ハイブリッド G ブラックスタイル

FF

277万6400円

4WD

294万1400円

ハイブリッド クロスター

FF

297万4400円

4WD

313万9400円

ハイブリッド クロスター ブラックスタイル

FF

305万300円

4WD

321万5300円

ホンダ 現行型フリードは、全長を4300mm以下に抑えた5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。最小回転半径は5.2mに収まり、小回りの利きも優れています。

水平基調のボディによって視界も良く、混雑した街中や駐車場でも運転しやすいです。2列シートで荷室の広いフリード+(プラス)も用意されています。

現行型フリードは2016年に発売されました。それでも人気が高く、ホンダ車の中での売れ行きも設計の新しいフィット、ヴェゼル、N-WGNなどを上まわります。現行型フリードは、日本ではN-BOXの次に多く売られているホンダ車です。

現行型フリードのボディサイズ

全長全幅全高ホイールベース

現行型フリード(2WD)

4265mm

1695mm

1710mm

2740mm

現行型フリード(4WD)

1735mm

現行型フリード+(2WD)

4295mm

1710mm

現行型フリード+(4WD)

4265mm

1735mm

現行型フリードの燃費

WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モード

ガソリン(FF)

17.0km/L

13.2km/L

17.6km/L

18.9km/L

ガソリン(4WD)

15.6km/L

12.2km/L

16.2km/L

17.2km/L

ハイブリッド(FF)

20.9km/L

17.9km/L

21.6km/L

22.0km/L

ハイブリッド(4WD)

19.8km/L

17.0km/L

21.3km/L

20.3km/L

2WDの場合、ノーマルエンジンのWLTCモード燃費は17km/Lです。ハイブリッドは20.9km/Lで、ノーマルエンジンと比べて燃費向上率は23%に留まります。

燃費を気にしてハイブリッドを選択するという人にとっては少し物足りないでしょう。

現行型フリードの発売日と納期の目安

現行型フリードは2016年に発売されました。直近では2022年に一部改良され、15インチアルミホイールやドアハンドル、ドアミラー、シートなどを黒色で統一した特別仕様車の「ブラックスタイル」も追加されています。

現行型フリードは発売から約7年を経過してフルモデルチェンジも近いですが、販売は今でも好調です。運転のしやすさ、求めやすい価格などにより、設計の新しい新型ステップワゴン以上に売れています。

ホンダ 新型ステップワゴン

納期と今後のモデルチェンジ予想

販売店によると「現行型フリードの納期は約半年」とのことです。今でも1年以上を要する車種があるため、現行型フリードは短い部類に入ります。

注意したいのは発売から約7年を経過していることから、フルモデルチェンジが近いことです。2024年中には、次期型が登場する可能性が高いです。

現行型フリードのリセールバリュー

リセールバリューの5段階採点:4点

発売から7年を経過したため、売却時には中古車市場に現行型フリードが大量に流通しています。

多く出回っているため、有利な条件では手放せませんが、実用的なコンパクトミニバンですので、売却額が極端に下がる心配もないでしょう。

現行型フリードのおすすめグレード

おすすめグレード:1.5G(233万900円/2WD)

車中泊に使うことを想定している、もしくは荷室の広さを重視するなら2列シートの現行型フリード+を選ぶべきですが、そうでない方は人を乗せたり、物を載せたりなど、使い方の選択肢が広がる3列シートがおすすめです。

買い得グレードは、ノーマルエンジンを搭載して価格を233万900円に抑えたGグレードです。これにサイド&カーテンエアバッグを加えましょう。

ハイブリッドは燃費が良くないので選びにくいです。

現行型フリードのライバル比較

ライバル車はトヨタ 新型シエンタで、ボディサイズは現行型フリードとほぼ同じです。

新型シエンタの3列目の足元空間は現行型フリードよりも狭いですが、床と座面の間隔に余裕があり、膝の持ち上がる着座姿勢にはなりにくいです。

現行型フリードの3列目シート
新型シエンタの3列目シート

新型シエンタは2022年に登場したので設計も新しく、走行性能や乗り心地が優れています。特にハイブリッドのWLTCモード燃費は売れ筋グレードでは28.2km/Lに達します。

新型シエンタの衝突被害軽減ブレーキは、右左折時に直進してくる対向車を検知するなど、安全装備の性能も現行型フリードを上まわります。

トヨタ 新型シエンタ

その一方で、新型シエンタの2列目シートはベンチタイプのみが設定されています。現行型フリードのようなキャプテンシートは選べません。

新型シエンタの3列目シートを2列目の下に格納すると、スッキリと広い荷室に変更できますが、3列目の格納時には2列目も動かす必要もあり、シートアレンジが少し面倒です。

現行型フリードの2列目シート
新型シエンタの2列目シート

全般的に設計の新しい新型シエンタが優位ですが、ミニバンの機能としては、荷室は床が低く広いため、自転車などの大きな荷物も積みやすいことや2列目にはキャプテンシートが備わっており、座り心地と見栄えが良いことなど、現行型フリードも優れた特徴があります。

現行型フリードのカラーバリエーション

ボディカラー備考

プレミアムクリスタルブルー・メタリック

オプション価格5万5000円高

シルバーミストグリーン・メタリック

プラチナホワイト・パール

オプション価格3万3000円高

スーパープラチナグレー・メタリック

オプション価格3万3000円高

クリスタルブラック・パール

プレミアムクリスタルガーネット・メタリック

オプション価格5万5000円高

フィヨルドミスト・パール

オプション価格3万3000円高

トワイライトミストブラック・パール

オプション価格3万3000円高

現行型フリードを販売店で試乗するときのポイント

登り坂などを走り、動力性能と、エンジンノイズが耳障りでないか確認しましょう。

街中を時速40km程度で走行している時に、路上の細かなデコボコが気にならないか、乗り心地もチェックしておくと良いでしょう。

また縦列駐車や車庫入れを行って、運転のしやすさも確認しておいた方が安心です。

居住性は、1列目と2列目に加えて、3列目シートに注意します。これまで触れてきた通り、床と座面の間隔が足りず、腰が落ち込んで膝が持ち上がりやすいからです。実際に座って着座姿勢をチェックしましょう。

3列目の格納操作も行い、荷室の広さなども確認しておくと、ご自身の生活スタイルに合った使い方をイメージしやすいです。

【筆者:渡辺 陽一郎 カメラマン:佐藤 正巳/堤 晋一/茂呂 幸正】

ホンダ/フリード
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新車価格:
233.1万円333.3万円
中古価格:
14万円341万円

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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