トヨタ方式「自然学習」を体験取材!トヨタ白川郷自然学校 突撃訪問(3/4)

トヨタ方式「自然学習」を体験取材!トヨタ白川郷自然学校 突撃訪問
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ここはホテル?それとも環境研究所?いえいえ、純粋な自然学校です!

トヨタ白川郷自然学校
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小川総支配人には引き続き館内を案内してもらった。

建物にも自然エネルギーを活用するための工夫が随所に見られ、風力発電や太陽光発電、自然採光、高気密、高断熱だけでなく、冷暖房についても同施設ならではの設備がある。

そのひとつがアースチューブだ。近くの森に建てた煙突状のパイプから、森の空気を吸い込んで地中を通して客室に回すという仕組みで、夏季でも気温は約23度と涼しく、冬季は逆に空気加熱となることで、理論上は年間3800kg程度のCO2排出を低減できるとのこと。

さらに、冬季に降った雪を大きな雪室に貯めておき、夏季の冷房に活用しているという。こうした方法があるとは知らなかった筆者には、とても衝撃だった。

また、冬季の暖房には木質バイオマス暖房(ペレットストーブ)を活用し、そのペレットを製造するための設備まで建物内に設けてある。このように同施設の建物は環境技術のショーケース的な側面もあるわけで、実に感心だ。

頬が落ちるほどの食事に舌鼓

トヨタ白川郷自然学校
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別棟のセミナーハウスには、最大200名が収容可能な視聴覚設備を備えた催事ホールや、70名が収容可能な研修室もあった。

また、「モノづくり工房」と名付けられた工作室では、ネイチャークラフトが体験できる。作品がいくつも並べられ、子どもから大人までが楽しみながら作った様子が目に浮かぶ。

客室はツインルームのほか、家族に最適な洋室4人部屋、14畳の和室、スィートルーム、談話室などがあり、小中高生の宿泊学習や企業の研修などにおいては、最大で約100名が宿泊可能という。

部屋には地元の木材を使用したという備え付けの家具も置かれており、居心地のよい空間は宿泊者をどこかホッと和ませてくれる。

トヨタ白川郷自然学校
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そして、待ちに待った夕食の時間。これがまた素晴らしく美味しかった! 美食家の舌をも唸らす、東京の某有名レストランで腕を振るわれていたという田中シェフによる、地元の食材を使った、極上のフレンチを堪能できるのだ。

この日は富山の氷見漁港で水揚げされた新鮮な鯛を使った料理が出され、頬が落ちるほどの納得の舌鼓を堪能できた。「自然学校」と名の付く施設で、このような食事にありつけるとは思いもよらなかったので、良い意味で裏切られた気分。

まさに一流レストランの味。食事だけでもきっとご満足いただけるかと思う。

いざ、ナイトハイクへ!

トヨタ白川郷自然学校

夕食の後は、19時30分より「ナイトハイク」を実施。小川総支配人の話に登場した、インタープリターの案内で夜の森を歩くというプログラムだ。

この時期に成虫ではなく幼虫のみが光るというオバボタルの話など、夜の森にまつわる説明を聞きながら、街灯のない真っ暗な森の中を歩いていくと、実際にその光らしきものを見ることができて、ちょっぴり感激!

トヨタ白川郷自然学校
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さらに奥へと進み、もはや一寸先も闇というところで焚き火を実施。みんなで火を囲みながら、インタープリターにより白川郷に伝わる昔話を聞かせてもらうことに。焚き火を囲んで語らうなど、何年ぶりのことだろうか……?

こうした、日常ではなかなか味わうことのできない貴重な経験ができる場は、そうそうあるものではない。荘厳な空気と森のマイナスイオンをたっぷりと浴び、なんとなく自分自身がきれいにリセットされたような、そんな感覚さえ持つこともできた。

1時間ほどの散策の後、建物に戻ってこの日は休息。寝る前に自然学校自慢の温泉へ入ろうと浴場へと向う。ここは檜風呂、岩風呂のほか、大自然を堪能しながら入浴できる露天風呂もあり、長距離運転の疲れを癒してくれて、これまたありがたかった。

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岡本 幸一郎
筆者岡本 幸一郎

ビデオ「ベストモータリング」の制作、雑誌編集者を経てモータージャーナリストに転身。新車誌、チューニングカー誌や各種専門誌にて原稿執筆の他、映像制作や携帯コンテンツなどのプロデュースまで各方面にて活動中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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