トヨタ方式「自然学習」を体験取材!トヨタ白川郷自然学校 突撃訪問(4/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
季節に応じた自然体験プログラムを用意
春、夏のプログラムでは、山菜を採ってそれを天ぷらにして食べる体験コースや、イワナを掴み獲りして、その場で自分でさばいて焼いて食べるといったプログラムのほかに、ビギナーや年配者でも安心して参加できる名峰白山登山や、親子キャンプなどのプログラムも用意されている。
冬は冬で、かんじきを履いて雪深い森の中に繰り出すプログラムもあれば、例年3mは積もる雪で思い切り雪遊びを楽しめて、同施設の中庭に、いろいろな雪の造形物が並ぶ光景も見られるという。
このように年間を通して、多くの人に楽しんでもらえるプログラムが用意されているので、その季節ならではの楽しい光景が広がるのだ。宿泊者の中には、一度来ただけでここが大いに気に入ってしまい、リピーターになる方も少なくないのだとか。
広報担当の金井氏によれば、「トヨタがこんな素晴らしいことをやっているとは知らなかった」とか、「ここへ来てすっかりトヨタファンになった」といった声が多数寄せられて来ると話す。
もっと多くの人に知らせたい!
その他のエピソードでは、お母さんと子どもがとても来たがったので、渋々ついて来たというお父さんが、自然学校イコール、“広間で雑魚寝”、“食事はカレーライス”といったイメージを持っていたところ、来て見るとまったく違って、非常に喜んで帰っていったという家族もいたそうだ。
さらに印象的だったのは、トイレの話。この施設の便座カバーには、フタを閉めると電力消費が抑えられてCO2削減につながることを示すシールが貼ってあるのだが、自宅に帰ってからも子どもがトイレのあとに、ちゃんとカバーを閉めるようになり、それだけでも来た甲斐があったという感謝の声も寄せられたという。
この施設のことは、我々自動車メディアにかかわる人間にとってすら、実はあまり知られていない気もするところだが、今回の突然の訪問で、この施設の存在と、こうした有意義なことを実践しているという事実を、もっと多くの人に知らせたいと強く感じた次第である。
日常生活ではなかなか経験することのない自然体験の楽しさを、ここへ来れば新しい発見と共に思う存分味わうことができる。大自然に触れて子どもはまた一歩成長し、大人はもう一度子どもに帰れる、そんな時空の流れが、ここトヨタ白川郷自然学校には存在しているのかもしれない。
これを読んで興味を持ったみなさん、大切な家族や友人達と一緒に、さっそく遊びに来てみてはいかがだろうか。
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