俳優の哀川翔がアジアクロスカントリーラリーを含む国内外のレースに参戦を表明|発表会レポート

  • 筆者: 松田 タクヤ
  • カメラマン:松田 タクヤ

およそ6年振りとなるアジアクロスカントリーラリーへの参戦

2018年4月12日、俳優の哀川翔氏はランドクルーザーやハイエースの販売を得意とするFLEX(東京都港区)をオフィシャルパートナーとし、2018年8月12日~18日に開催されるアジアクロスカントリーラリーへ参戦することを発表した。

FIA認定のアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)は、スタートの地タイからカンボジアへの2000キロ以上にわたる灼熱の大地を舞台に繰り広げられる過酷なレース。哀川翔氏は2011年~2014年にもFLEX ジオランダー ショウアイカワ ワールドラリーチームのドライバーとして参戦しており、AXCRへの参戦は6年ぶりとなる。

また、身近な参加型モータースポーツラリーとして近年人気を博している「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ(以下TGRラリーチャレンジ)」のコ・ドライバーにはラリー界の第一人者である奴田原文雄氏を起用するとともに、国内外ラリーのチームアドバイザーとして迎えると発表した。

発表会では俳優の哀川翔氏がチームの体制を発表したほか、チーム代表のFLEX株式会社 代表取締役社長の藤崎孝行氏からオフィシャルパートナー企業の発表が行われた。

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「まずは完走が目標、その上で優勝を狙う」とコメントした哀川翔氏

毎年数々のレースに参戦している哀川翔氏だが、AXCRには特別な思いがあるようだ。参戦発表会で哀川翔氏は以下のようにコメントした。

「ラリーは難しくて自分の思い通りに行かないところも魅力の競技だね。アジアクロスカントリーラリーは6年ぶりになるけどその感覚はまだ残っているし、今回走るランドクルーザープラドは戦闘力が高く仕上がっていると思う。いい結果が残せるようにやれるところまでやってやろうと思ってるよ。」と、意気込みを語った。

「ラリーは自分との闘い」とコメントした奴田原文雄氏

2018年4月22日に開催されるTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ(八ヶ岳芽野)でドライバーの哀川翔氏とタッグを組む、コ・ドライバーの奴田原文雄氏は、モンテカルロ ラリーでの優勝経験や、全日本ラリー選手権のトップカテゴリを9度制覇した経験を持つ国内外ラリーの第一人者だ。哀川翔氏がメインドライバー、コ・ドライバーとなる奴田原文雄氏となるタッグは、哀川翔氏自身が2011年に初参戦したAXCR以来となる。

発表会で奴田原文雄氏は「ラリーに限らず、モータースポーツは走りきることが第一の競技です。ラリーはサーキットでのレースと違ってライバルが見えないから、常に自分との戦いになります。そのなかで自分のベストを発揮して上位入賞を狙っていきます。」と、コメントした。

AXCR専用のラリーマシンには、ランドクルーザープラド150を投入

哀川翔氏が2011年から2014年まで使っていたFJクルーザーのラリーマシンに変わり、AXCR2018からは150プラドをベースとした新しいラリーカーが投入される。FLEXで日々行われているカスタムや、ラリー参戦の経験を生かして手が加えられたというランドクルーザープラド150は、過酷なレースをより速く、より力強く、そしてより安全に走ることができるマシンに仕上がっているという。

ランクルのカスタムショップとしても有名なFLEXが、持っているノウハウを全て投入したクロカン4WD車の集大成となる一台だ。

TGRラリーには、トヨタ アクアに引き続きトヨタ 86も投入

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジへの参戦は、昨年に引き続きトヨタ アクアでの参加となるが、シーズン途中からはトヨタ 86を投入する予定とのことだ。

TGRラリーチャレンジの本番では哀川翔氏がハンドルを握ることになるが、この日のデモランでは奴田原文雄氏による華麗なドリフトが特別に披露され、会場を沸かせていた。

哀川翔氏は、「クルマがこんな動きするなんてビックリだよ、でも全然怖くないんだよね!」とコメントしたが、奴田原文雄氏は終始余裕の表情を見せていた。FLEXメディア事業部マネージャー荒氏の「こんなことができるなんて凄いですね!」という奴田原氏への問いかけに対し、「何年やってると思ってるんですか?(笑)」と返し笑いを誘ったのが印象的だった。

「レーシングデベロップメントFLEX SHOW AIKAWA Racing」は、まずは2018年4月22日に開催されるTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ(八ヶ岳芽野)に参戦することが決定している。

クルマをただの移動手段ではなく、人生を彩るためのパートナーであってほしいと言うFLEX株式会社の藤崎孝行氏。藤崎氏と哀川翔氏、奴田原文雄氏がつくりだす新たなラリーストーリーに、今後も注目していきたい。

[Text/Photo 松田 拓也(オートックワン編集部)]

チーム概要

チーム名:レーシングデベロップメントFLEX SHOW AIKAWA Racing

参加車両:TOYOTA LAND CRUISER PRADO 150

参加車両:TOYOTA AQUA

参加車両:TOYOTA 86

ドライバー:哀川翔

チームアドバイザー:奴田原文雄

チームディレクター兼プロデューサー:荒 行浩(FLEX)

チームマネジメント兼メディアプロデューサー:吉岡 市雄(マジカル)

公式インフォメーションweb:http://www.magicaltv.net/flex_racing

FLEX Webサイト:https://www.flexnet.co.jp/

AXCR Webサイト:ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2018

TGR Webサイト:TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge

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筆者松田 タクヤ
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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