「鬼クラ」や「いつかはクラウン」さらには「130系」など! あなたのお好みはどれ!? あの頃憧れたクラウン4選(1/2)

  • 筆者: MOTA編集部
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はっと目を見張るような流麗なフォルムのスポーツカー。屈強なボディでどこにでも行けそうなSUV。それともオシャレで可愛らしいコンパクトなモデル。最新モデルから懐かしの名車まで。燃費や車格、維持費など現実問題は一旦置いておいて、誰しも1度は自分の憧れのクルマを思い描いたことでしょう。そしてそれを自慢したいなんてことも…。

今回はそんな、あの頃憧れた「クラウン」をお届けします。あなたの好きなクルマは何ですか? 昔から憧れていた1台はありますか?

目次[開く][閉じる]
  1. トヨタ クラウン 6代目:110系(1979年-1983年)
  2. トヨタ クラウン 7代目:120系(1983年-1987年)
  3. トヨタ クラウン 8代目:130系(1987年-1991年)
  4. トヨタ クラウン 9代目:140系(1991年-1995年)

トヨタ クラウン 6代目:110系(1979年-1983年)

1979年9月より登場した6代目となるS110系クラウン。先代モデルの雰囲気とは全く異なった、直線基調の現代的デザインに進化したきっかけとなるモデルです。フロントマスクの先端がせり出したデザインなどから鬼面のクラウン、「鬼クラ」の愛称で親しまれました。

ライバルである日産 セドリック/グロリア(430系)が、同年11月より国産量産モデル初となるターボエンジン搭載モデルを導入していましたが、1980年、クラウンもこれに追従すべくM-TEU型ターボエンジンを採用モデルを追加。また、最上級モデル「ロイヤルサルーン」のエンジンも4M型6気筒2600ccから5M-EU型6気筒2800ccに変更しているほか、さらに1981年には5M-GEU型6気筒2800ccDOHCエンジンに進化。トヨタ得意のツインカム時代の幕開けとなります。

また、現代化されたのはデザインだけでなく、この頃から車体の電子化も大幅に進んでいます。デジタルメーター、電動スライドサンルーフ、クルーズコンピューター、パワーシート、デュアルオートエアコンなど快適装備が初めて登場しました。

ボディバリエーションは先代モデル同様の2/4ドアハードトップ、4ドアセダン、ステーションワゴン、ライトバンを設定。2ドアハードトップはこのモデルを最後に姿を消します。

110系クラウンでは、現行車では当たり前のトーニングと呼ばれるツートンカラーモデルが初めて登場しました。

トヨタ クラウン 7代目:120系(1983年-1987年)

1983年~1987年まで販売されていたトヨタ 7代目(120系)クラウン。石坂浩二さんがナレーションをしていた「いつかはクラウン」というフレーズは、今でも使われることがあるほど有名なキャッチコピーです。石畳の上を走るクラウンは、「フルフローティングボデー」(当時のCM表記)により手に持ったタバコの灰が落ちることのない、フラットな乗り心地をアピールしていました。

7代目クラウンは、4ドアセダン、4ドアハードトップ5ドアワゴンをラインナップし、多数のエンジンバリエーションを展開。

1985年には、日本初スーパーチャージャー搭載の「2000 ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」が登場したことで話題となり、クラウンの スポーティーグレードの象徴である「アスリート」が誕生したのも7代目クラウンのトピックです。

高級車としてのクラウンらしい先進的なこだわりが強く、四輪独立懸架サスペンションやABSの前身にあたる四輪ESCの装備、パワーシート、メモリー付チルト&テレスコピックステアリングまでも装備されています。

当時のハイソカーブームに乗り、4ドアハードトップが一躍人気を博し、「いつかはクラウン」のキャッチコピー通りクラウンへの憧れを確固たるものにした1台です。

トヨタ/クラウン
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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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