7月22日より「Go To トラベルキャンペーン」開始! ところで高速道路のドライブは対象?それとも対象外!?

画像ギャラリーはこちら

当初の計画より前倒しの実施によりバタバタしているものの、国内旅行を対象とした「Go To トラベルキャンペーン」が2020年7月22日から期間限定で開始した。旅行代理店などを経由したパックツアーが主な対象なのはご存知の通りだが、クルマでのドライブは対象にならないのだろうか。

>>旅行代金が割引に! GoToトラベルキャンペーンの概要を画像で見る

自家用車やレンタカーを用いた旅がGo To トラベルキャンペーンの対象となるのかどうか、改めて検証してみた。

目次[開く][閉じる]
  1. どうにか2020年7月22日(水)からスタートした「Go To トラベルキャンペーン」
  2. 日帰り旅行の事例に『高速道路周遊パス+体験型アクティビティ』という記載が
  3. “ETC限定企画割引”もGo To トラベル対象、しかし使えるのは9月以降!?

どうにか2020年7月22日(水)からスタートした「Go To トラベルキャンペーン」

新型コロナ禍が観光に与える影響を鑑みて、国は国内旅行を対象とした「Go To トラベルキャンペーン」を2020年7月22日から期間限定でスタートした。

予定より前倒しで実施したこともあって、東京都の居住者及び東京都を目的地とした旅行を除外することが直前で決まるなど、現在進行形で紆余曲折があるものの、どうにか2020年7月22日(水)からスタートした。7月23日(海の日)・24日(体育の日)を含む4連休に間に合わせた格好だ。

そこで気になるのが、高速道路を使った自家用車の旅って、「Go To トラベルキャンペーン」の対象なの!? という点だ。

日帰り旅行の事例に『高速道路周遊パス+体験型アクティビティ』という記載が

国土交通省 観光庁では、Go To トラベル事業関連情報をまとめた特設ページがオープンしている。Go To トラベル事業の概要とよくある質問(FAQ)について掲載されている。

宿泊を伴う旅行の場合、宿泊と公共交通を使ったセットプランや、宿単体の予約申し込みが主な対象。日帰り旅行も往復の公共交通と温泉やランチ、アクティビティといったセットプランが対象となる。

そんな中、日帰り旅行の一例として『高速道路周遊パス+体験型アクティビティ』という記載がある。

どうやらこれなら自家用車でのドライブも含まれそうだ。しかし高速道路周遊パスと聞いても、ほとんどの人が?マークとなってしまうかもしれない。

高速道路周遊パス、いわゆる“ETC限定企画割引”をご存知ですか!?

高速道路周遊パス、いわゆる“ETC限定企画割引”は、高速道路の往復が定額料金となり、サービスエリアや観光施設などの優待割引が受けられるサービスだ。いくつかのコースがそれぞれ期間限定で設定され、事前申し込みのうえETCを利用した普通車・軽自動車等が対象となっている。

「えー知らなかったー!」という方もいるかもしれないが、北海道・東日本を担当するNEXCO東日本は「ドラ割」、東日本と中部エリアを担当するNEXCO中日本は「速旅(はやたび)」、西日本・四国・九州を担当するNEXCO西日本は「みち旅」と、それぞれ高速道路のお得な定額プランが用意されている。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため一時停まっていた申し込みも、7月に入り各社で再開されるようになった。

“ETC限定企画割引”もGo To トラベル対象、しかし使えるのは9月以降!?

NEXCO東日本の「ドラ割」、NEXCO中日本の「速旅(はやたび)」、NEXCO西日本の「みち旅」はそれぞれ、各地に向けた周遊プランを公式Webサイト上などで公開している。

例えば「ドラ割」のプランを見てみると、群馬県を巡る「ググっとぐんまフリーパス」などが用意されていて、首都圏との1往復+周遊エリア内乗り降り自由で2日間有効となっている。

ただし。

ここからが非常に大事なところなのだが、各高速道路会社ともに『現在販売している商品は、観光庁で実施する「Go To トラベルキャンペーン」の対象外です。』との記載が赤字で明記されていることに気付く。

2020年7月22日現在、例えばNEXCO東日本では『対象となる商品は、9月ごろの販売を目指して準備を進めております。』となっており、その詳細は明らかになっていないのだ。

9月以降のプラン公開が楽しみだ!

そんな訳で残念ながら7月22日時点では、高速道路料金の割引を伴うGo To トラベルキャンペーン対象商品はまだない、というのが結論だ。

我々マイカー派は、現時点で申し込めるETC限定企画割引商品でドライブを楽しみつつ、各高速道路会社の魅力的なプランが公開される9月をのんびり待ってみるとしよう。

[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる