autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 日産 フェアレディZ(Z32型)に初代アリスト、ユーノス 500も! 令和前に平成の名車を振り返る

特別企画 2019/4/29 16:30

日産 フェアレディZ(Z32型)に初代アリスト、ユーノス 500も! 令和前に平成の名車を振り返る

1989年式 日産 フェアレディZ(Z32型)/国産メーカー合同ブース【オートモービルカウンシル2019】
1989年式 日産 フェアレディZ(Z32型)/国産メーカー合同ブース【オートモービルカウンシル2019】「#日産でやってみよう車中泊」日産グローバル本社ギャラリーで開催トヨタ アリストユーノス 500画像ギャラリーはこちら

平成名車は選び放題!? なので個人的に好きなデザインに絞り込み!

著者の遠藤 イヅル氏

平成時代は様々なアイデアを盛り込んだクルマ、そして今なお語り継がれる名車などが次々と登場しましたので、名車を選ぶのは至難の技! そこで、今回僕は『デザイン』にフォーカスして3台を選んでみました。実はこれでも相当悩みました。

だって、デザインのいいクルマって、平成には数限りなくあるんですもの!

>>今でも通用するデザイン! フェアレディZ(Z32)、アリスト、ユーノス500の画像をチェック

日産 フェアレディZ(4代目、Z32型)

平成の名車_日産 フェアレディZ(Z32型)平成の名車_日産 フェアレディZ(Z32型)

トップバッターは、日産を代表するスポーツカー、フェアレディZの4代目で、1989(平成元)年に登場したZ32型にご登場いただきましょう。その姿を初めて見たのは、とある雑誌のスクープ記事。不鮮明で一部アップのみの写真でしたが、今までの日本車では見たこともない、流麗なスタイリングと斬新なグラフィックを持つ姿に一発でノックアウトされたのです。掲載されていた個体は生産型のヘッドライト形状のままリトラクタブルだったような記憶があります。

衝撃を受けた理由はいくつもあります。先代のZ31型でV6エンジンを初搭載したフェアレディZですが、S30、S130、Z31ともに直6エンジンを積むべくロングノーズだったのに、Z32型は伝統的なフォルムを捨て去り、V6専用モデルになりました。そのためノーズが一気に短くなり、2シーターモデルでは全長はたった4.3m。幅が1.8m近くまで大きく拡大されたことで、カタマリ感のあるデザインを獲得したのです。

フロントフェンダーのしっかりとした張り、独特なヘッドライト形状、初代をモチーフにしたテールライトのデザインも新鮮でした。ポルシェ 928のようななだらかなダッシュボード+飛び出たメーターナセルにもシビれたなあ! 今なおデザインは古くなっていないと思います。

280psを誇った3リッターV6ツインターボエンジン、『VG30DETT』の“TT”という記号にも憧れたなあ……(遠い目)。

2000年に販売を終了しましたが、2年のブランクを経た2002年、後継のZ33型が登場。2008年からはZ34型にスイッチし、貴重な本格派スポーツカーとして現在も奮闘しています。

トヨタ アリスト(初代、JZS140系)

トヨタ アリストトヨタ アリスト

続いては、トヨタ 初代アリストです。車名は現在トヨタのカタログに見られませんが、アリストは初代からレクサスの『GS』としてレクサスで取り扱っていましたので、それをカウントすると現行型の4代目GSは『4代目アリスト』に相当します。ちなみに3代目GSから、日本のレクサスでも販売を開始しています。

初代アリストは、クラウンマジェスタの兄弟車に当たるモデルで、シャーシ、パワートレーンなどの多くを共用していました。マジェスタが「日本らしい高級車を突き詰めた」のに対して、アリストは欧州の高級車もターゲットにした高性能4ドアセダンというキャラクターが与えられていました。それは、ゴージャスなイメージで4ドアピラーレスハードトップとしたマジェスタに対し、アリストは極めてシンプルなデザインを採用していたことからもわかります。

メッキ類の少なさは、高級車としては考えられないほどでした。余計な線を持たない美しい面構成のボディをデザインしたのは、イタリアの『イタルデザイン』。初代フォルクスワーゲン ゴルフ、アルファロメオ アルフェッタGT、いすゞ 117クーペなど数多くの名車をデザインした、あのジウジアーロ氏が興したデザイン会社です。当時のイタルのデザイン傾向を見事に取り入れたデザインながら、ハイパワー版では3リッターのツインターボで280psを発生する『2JZ−GTE』エンジンを搭載。パワフルでエレガントなクルマとして、コアな人気を博しました。

初代アリストは1997年に製造を終了。独立車種&自社デザインとなった2代目アリストが継を引き継いでいます。登場から28年、生産終了して21年。これもまた、古くならないデザインですよね。さすが、イタルの仕事です。

ユーノス 500

ユーノス 500ユーノス 500

バブル経済真っただ中の1980年代末。

販売系列が3つあったマツダは、トヨタや日産のような“5チャンネル”を画策しました。そして1989年、この計画は実行に移され、マツダ、ユーノス、アンフィニ、オートザム、オートラマの5チャンネル時代がスタートしました。そしてマツダも様々な車種を矢継ぎ早に出していきました。

その中でユーノスでは、プレミアム感も持つ個性的な車種が販売されました。まず『ロードスター』が登場。シトロエンの取り扱いも行っていましたが、車種不足は否めずにファミリア(アスティナ)やペルソナのバッジ変えモデルのほか、ド級の高級クーペ『コスモ』や『500』『800』などのユーノスオリジナル車も投入されてラインナップを埋めていました。

しかしバブル崩壊などの理由を受け、無謀と言われた5チャンネル計画は崩壊。ユーノスは1996年には早くもアンフィニと統合されて消滅してしまいました。知名度が高いブランドながら、たった7年しか存在しなかったのは意外です。

ユーノス 500

おっと、前振りが長くなりましたね。

専売車種はいずれも劣らぬクルマばかりなのですが、1992年から1995年まで作られた4ドアセダンの500は、デザインが素晴らしいと発売当初から話題になった車種です。500は、カペラの直接的な発展解消系後継モデル『クロノス』の兄弟車にあたり、アンフィニ向けのMS−6、オートラマ向けのフォード テルスターのような“クロノスの部分的デザイン変えモデル”とは異なり、ボディサイズまで大きく異なる完全独自の外観を持っていました。当時の著名なカーデザイナーも褒めちぎった美しいボディは、今なお多くのファンに愛されるだけでなく、デザインが色褪せることもありません。

5ナンバーサイズのコンパクトなボディでV6エンジンのサウンドを堪能できる、マニアックな車種でもありました。現在マツダではクロノス・カペラの系譜を受け継ぐアテンザが販売されています。アテンザもデザインの美しさでは世界的に評価が高いクルマですよね。マツダデザインの潮流をユーノス 500から感じることができるのです。

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