フォルクスワーゲン、「ザ・ビートル」の日本仕様を発表

2012年4月以降、予約受付を開始

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、第42回 東京モーターショーで、今年4月にベルリン、ニューヨーク、上海で世界同時発表した「ザ・ビートル」の日本仕様、グレードおよび希望小売価格などを発表した。

【主な特徴】

-初代「ビートル」のフォルムを再現したサイドビュー

-初代「ビートル」のデザインモチーフをモダンに蘇らせたインテリア

-走りの楽しさを予感させるロー&ワイドなデザイン

-環境への配慮と走りの楽しさを両立した1.2リッターTSIエンジンと7速DSGトランスミッション

-大人4人が快適に過ごせる室内空間

-充実した安全装備と快適装備

「ザ・ビートル」の日本導入モデルは、ドイツ本国で設定されている3グレードのうち、内外装をカラーコーディネイトした「ザ・ビートルデザイン」のファブリック(標準)仕様と、この標準仕様をベースにしたレザーパッケージ仕様の2モデル。国内販売に際しては、「ニュービートル」でも人気の高かったレザーパッケージ仕様を先行導入する。

「ザ・ビートル デザイン」のボディカラーは全6色で、価格はレザーパッケージ仕様が303万円、ファブリック(標準)仕様は250万円。

「ザ・ビートル デザイン レザーパッケージ」の予約受付は来年4月以降、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで始め、2012年の夏以降に販売を開始する予定となっている。

「The 21st Century Beetle」

「ザ・ビートル」は、「The 21st Century Beetle (21 世紀のビートル)」というキャッチフレーズが示しているように、フォルクスワーゲンのDNAである「ビートル」を最新の環境技術と安全装備など、現代のクルマに求められている性能をすべて満たした上で、あらためてクルマを所有し、運転する楽しさを提供するクルマとして現代に蘇らせたもの。

ひと目見ただけで誰もが「ビートル」と判るボディシルエットは、デザイン性を前面に打ち出した「ニュービートル」と異なり、ロー&ワイドなプロポーションが強調されたことで、歴代「ビートル」の中でももっともスポーティでダイナミックなスタイリングになった。

ボディ後端まで延長されたルーフラインは、初代「ビートル」のサイドシルエットを再現すると共にゆとりある後席空間を確保している。

またインテリアも初代「ビートル」への敬意が込められたデザインが施され、ダッシュボードにはかつてあった「ビートルボックス」と呼ばれる収納が再現されたほか、ボディ同色のカラーパネルが取り付けられるなど、内外装の至るところに、フォルクスワーゲンデザインチームの「ビートル」の伝統と文化に対する敬愛が込められている。

「最新テクノロジーを満載」

日本仕様の「ザ・ビートル デザイン」は、最新のフォルクスワーゲン テクノロジーを満載している。

パワートレインは、2007年の日本導入以来、低燃費かつ高性能である点が高く評価されている「TSI」エンジンと「DSG」トランスミッションを採用した。1.2リッターと小排気量ながら1.8リッター級の性能を生み出す「TSI」エンジン(77kW/105ps、175Nm/17.8kgm)と伝達ロスが少ない7速の「DSG」トランスミッションを組合せたことで、爽快な走りを実現しながら燃費性能も格段に向上。

国土交通省審査値(10.15モード)は17.2km/Lとなり、日本で販売していた「ニュービートル」の最終モデル(2010年 ニュービートル プレミアム エディション、1.6Lエンジン、11.6km/L)と比べても、実に48%も燃費が良くなっている。

安全装備は横滑り防止装置(ESP)にくわえ、低摩擦路面でハンドルが取られる力を抑えるドライバー・ステアリング・リコメンデーション(DSR)を標準装備したほか、フロントエアバッグと頭部保護機能付きのサイドエアバッグ(運転席/助手席)、全席3点式シートベルト、むち打ち軽減ヘッドレストなども全て標準装備している。

「充実した快適装備」

先行導入する「ザ・ビートル デザイン」のレザーパッケージ仕様は、ゆったりとくつろげる上質なレザーシートを備えており、運転席と助手席にはシートヒーターが付いている。

レザー3本スポークステアリングホイールには、オーディオやマルチファンクションインジケーターを操作できるスイッチに加え、「+」、「-」のレバーで瞬時にギアチェンジできるパドルシフトを装備。

さらに、夜間の走行に効果を発揮する高輝度のバイキセノンヘッドライトや、前席の左右で個別に温度設定ができるフルオートエアコンディショナーを装備している。

足元は、10スポークの17インチ アルミホイールを装着するなど、安らぎの空間とダイナミックなスタイリングの双方をバランスよく備えている。

「The Beetle 専用サイト」

VGJでは、来年夏以降の販売開始までに、「ザ・ビートル」に関するさまざまな情報などを専用サイト(http://thebeetle.jp/)で紹介していく。

10月28日(金)から開設した専用サイトでは、すでにデザイン コンテストが始まっており、開設から1ヶ月で4,000件に迫る応募が寄せられるなど、大きな反響を集めている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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