日産 新型スカイラインが2019年9月発売決定!|プロパイロット2.0を搭載し、デザインも一新

新型スカイラインが2019年9月に発売

日産は2019年7月16日、先進運転技術「プロパイロット2.0」を搭載した新型スカイラインを同年9月より発売すると発表した。価格は427万4640円~632万7720円(消費税込み)。

スカイラインは1957年の誕生から62年を迎えた、日産を代表するプレミアムセダンである。

新型スカイラインには先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を搭載する。またガソリン車には「3.0L V6ツインターボエンジン」を新たに搭載し、スカイライン史上最高の400馬力を実現した400R(グレード)もラインナップした。

また新しいコネクテッドサービス「Nissan Connect」では、新世代の専用車載通信ユニットによる多彩なサービスも提供する。

>>Vモーショングリルと丸いテールランプが復活! 新型スカイラインの内外装を画像で見る(19枚)

新型スカイラインの主な特徴

スカイラインらしいデザインが復活

新型スカイラインの外装は、フロントに日産ブランドの象徴である「Vモーショングリル」を採用し、スカイラインのスポーティな雰囲気を凝縮したフロントフェイスとなっている。

またリアにはスカイラインのアイコンである「丸目4灯リアコンビネーションランプ」を採用し、均一に光るLEDランプにより、先進的でありながらも後続車に一目でスカイラインと分かるデザインとなっている。

さらにボディカラーには新色「カーマインレッド」が追加された。光の当たり具合によって鮮やかな発色と深みのある陰影のコントラストが生まれ、スポーティなエクステリアデザインを際立たせている。

プロパイロット2.0専用装備を採用した内装

新型スカイラインの内装は、プレミアムスポーツセダンとしての機能性と質感をさらに向上させた。

またハイブリッド車には日産国内初採用のカラーヘッドアップディスプレイや、7インチの大画面アドバンスドライブアシストディスプレイなど、プロパイロット2.0の専用装備を採用している。

 

400馬力の「400R」をラインナップ

ガソリン車に採用した3.0L V6ターボエンジン(VR30DDTT)は、アクセルを踏んだ瞬間から力強い加速を味わうことができ、圧倒的なパフォーマンスと研ぎ澄まされたレスポンスを両立している。

また新たにラインナップされた400Rは最高出力298kW(405PS)/6400rpmを実現し、スカイライン史上最高馬力を誇るモデルとなっている。

サスペンションとステアリング

新採用のインテリジェントダイナミックサスペンションは、走行シーンに合わせてサスペンションの減衰力を緻密に制御し、車体の挙動を安定させる。これにより、スポーティな走行での優れた操縦安定性を実現するとともに、車体の揺れを低減して快適な乗り心地も実現している。

またダイレクトアダプティブステアリングは、ステアリングの切りはじめのレスポンスを向上させ、ライントレース性を高めた。低速から中速での操舵の過敏さを軽減しながら、クルマの応答性を向上させた。

ハイブリット車に標準装備される「プロパイロット2.0」

車線変更時の支援機能

ナビゲーションシステムで目的地を設定し、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行を開始できる。

ナビゲーションと周囲の360度のセンシング情報に基づいて、ルート走行中の分岐や追い越しのための車線変更の適切なタイミングをシステムが判断し、ドライバーに提案する。ドライバーがハンドルに手を添え、スイッチ操作で承認することで車線変更支援を開始する。これにより車線変更や追い越し、走行車線への復帰もスムーズに行うことができる。

同一車線内でのハンズオフ機能

プロパイロット2.0は高速道路の本線走行中、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でのハンズオフ(手離し運転)が可能となっている。

緊急SOSコール機能

プロパイロット2.0での走行中に、ドライバーが前方注意やハンズオンを促す警報に反応しなかった場合に、システムが車両を緊急停止させ、専用のオペレーターに自動接続する。

新しい日産コネクテッドサービスがスタート

クルマと社会がつながることによる全く新しいカーライフを目指し、日産は新型スカイラインから新しいNissan Connectのサービスを開始する。

通信によりナビの地図更新が自動で行える「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、ナビとスマートフォンの連携による「ドア to ドアナビ」、車内がWi-Fi環境になるdocomo In Car Connectなど、多彩なサービスを提供する。

日産副社長:星野朝子氏のコメント

日産は、ニッサン インテリジェントモビリティの取り組みのもと、ゼロ・エミッションとゼロ・フェイタリティ社会の実現を目指しています。日産の技術の象徴であり、日産車で最も長い歴史を持つ「スカイライン」に、世界初の「プロパイロット2.0」を搭載し、ドライバーの運転支援を進めることで、さらなる安全な交通社会の実現を目指してまいります。

そして、最先端技術を多く搭載した新型「スカイライン」は、日本のお客さまにさらなるワクワクをお届けします。

主なグレードのスペック

スカイライン 400R

■全長:4810mm

■全幅:1820mm

■全高:1440mm

■ホイールベース:2850mm

■車両重量:1760kg

■乗車定員:5名

■駆動方式:FR

■エンジン:VR30DDTT DOHC・筒内直接燃料噴射V型6気筒

■トランスミッション:マニュアルモード付フルレンジ 電子制御7速オートマチック(7M-ATx)

■総排気量:2.997L

■最大出力:298kW(405PS)/6400rpm

■最大トルク:475N・m(48.4kgf・m)/1600~5200rpm

■使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

各グレードの価格

ハイブリッド車

■GT:547万4520円(2WD)、575万4240円(4WD)

■GT Type P:571万1040円(2WD)、599万460円(4WD)

■GT Type SP:604万8000円(2WD)、632万7720円(4WD)

ガソリン車(2WDのみ)

■GT:427万4640円

■GT Type P:455万4360円

■GT Type SP:481万8960円

■400R:552万3120円

※価格はいずれも消費税込み

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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