ホンダ 新型ヴェゼルはガチで買い! その理由はもっと使いやすくなった車内とコネクテッド機能にあり(1/2)

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世界的なSUVブームの立役者であるヴェゼルの新型モデルがいよいよデビューした。初代ヴェゼルが大ヒットとなった最大の理由は超広い車内、そして使い勝手バツグンのシートアレンジ、さらにはそのデザインにあった。新型ヴェゼルは先代モデルで好評だったそれらに加え、コネクテッド機能やハイブリッドシステムを強化するなど、これまたバカ売れしそうな内容なのだ。一体新型ヴェゼルはどんな仕上がりなのか!? これ素直に買いです。

目次[開く][閉じる]
  1. 初代ヴェゼルはモデル末期でも超人気! 累計45万台発売の超ヒット作
  2. 新型ヴェゼルの全幅がお見事。日本の道路事情にピッタリのサイズ
  3. ハイブリッドシステムの進化で燃費大幅アップ! 4WD性能も超本格派に
  4. 新型ヴェゼルの内装はとにかくイイ! しかもスマホがキーになる機能も
  5. 積載性とシートアレンジの手軽さが凄まじかった! 後席の快適性も大幅向上
  6. 新型ヴェゼルも売れること間違いなし! 乗り心地と静粛性がさらに改善
  7. 11コの充実先進装備! 進化が嬉しい点と要改善ポイントとは!?

初代ヴェゼルはモデル末期でも超人気! 累計45万台発売の超ヒット作

2014年1月の初代デビューから7年と少したった2021年春、いよいよ2代目となるホンダ 新型ヴェゼルが登場した。

初代ヴェゼルは3代目フィットをベースに、クーペの艶、ミニバンの合理性、SUVの価値を融合した、国産クロスオーバーSUVの先駆けとなった1台だ。

その快進撃ぶりは周知の通りで2014年〜16年、そして2019年に国産SUV販売台数NO.1を記録。2020年までに累計販売台数約45万台を達成したホンダのドル箱の1台でもあったのだ。

>>初代ヴェゼルがバカ売れした理由は車内にあった! 詳細はコチラ

新型ヴェゼルの全幅がお見事。日本の道路事情にピッタリのサイズ

さて、新型については、これまで屋内での公開はあったものの、スペックは非開示。それがついに太陽の下に現れ、2021年4月22日をもって、フルスペックが公開されたのである。

屋外で初めて見る新型ヴェゼルは、屋内での佇まいよりはるかにスタイリッシュ!! 新型ヴェゼルのデザインに関しては、その評判がSNS上などで賛否両論いろいろとささやかれていた。

だが、そのエクステリアデザインはシンプルながら、欧州のプレミアムSUVに匹敵する存在感を放っていた。正直、どの角度から眺めても、カッコいい!! と思わずにいられない。

全体的に大きくなったものの全幅1800mm以下をキープ

例によって現行フィットをベースにした新型ヴェゼルのボディサイズについてまず説明すると、全長4330mm×全幅1790mm×全高1590mm、ホイールベース2610mm。

初代ヴェゼルと比較すると全長で35mm、全幅で20mm増しに。一転して、全高は15mm低くなったことになる。

とはいえ全幅が1800mm以内に収まっていることは、日本の道での使いやすさはそのままと考えていいだろう。今やコンパクトカーでもデザインの自由度、側方衝突対策もあって、全幅1800mm前後は当たり前の時代なのである。

ハイブリッドシステムの進化で燃費大幅アップ! 4WD性能も超本格派に

大きく変わったのは、まずは1.5リッターエンジンを基本としたハイブリッドモデルである。

先代は1モーターのi-DCDから、ホンダ最新の2モーターとなるe:HEVに進化(現行フィットe:HEVハイブリッドモデルと同じ)。

とくに初代ヴェゼルと異なるのはモーター出力だ。初代モデルが29・5ps、16・3kg-mだったのを、新型ヴェゼルは131ps、25・8kg-mへと大幅に増強。

ハイブリッド感、つまりモーター走行の強い走りが期待できることは間違いないだろう。なおWLTCモード表記になったモード燃費(WLTC総合)は、e:HEVのハイブリッドが25.0km/L。ガソリン車が17.0km/Lとなっている。

>>【新型ヴェゼル】イチオシグレードはe:HEV PLaY!? そのワケとは?

4駆性能、とくにハイブリッドモデルの走破性が凄まじかった! 小回り性能も文句なし

クロスオーバーSUVとしてチェックが欠かせないAWD性能も向上した。

ホンダ独自のリアルタイムAWDとe:HEVの組み合わせが用意されるのは当然。だがリア側にモーターを設置するハイブリッドのAWDモデルとは違い、ヴェゼルのAWDはホンダ独創のセンタータンクレイアウトの恩恵を受けている。そう後輪にプロペラシャフトを介して大トルクをダイレクトにつなぐ構造を新採用しているのだ。

結果、AWD性能は格段にアップ(140km/hまで対応)。実際、仮設のモーグルや滑りやすい路面を再現したアトラクションで、その実力を垣間見ることができている。

最低地上高については、先代の2WDモデルは185mm、AWD170mmだったのに対して、新型は2WDが185〜195mm、AWDが170〜180mmとなっている。

16/18インチのタイヤサイズのうち、18インチタイヤ装着車で最低地上高にさらなる余裕がもたらされているのもポイントだ(先代は16/17インチ)。

なお小回り性、扱いやすさの指標のひとつとなる最小回転半径が5.3~5.5mなのは先代同様だ。

>>あのヴェゼルがこんな道も!? 凄まじい悪路走破性、その証拠がコレだ

ホンダ/ヴェゼル
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新車価格:
264.9万円377.6万円
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78万円587万円
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青山 尚暉
筆者青山 尚暉

学生時代はプロミュージシャン、その後自動車専門誌2誌の編集を経てフリーのモータージャーナリストに。現在は自動車業界だけでなく、愛犬のラブラドールとジャックラッセルとともに、愛犬との快適で安全なクルマ旅を提案するドッグライフプロデューサーとしても活動中。また、クルマのパッケージを寸法で比較するため、独自の計測ツールを開発。1台につき25項目以上を詳密計測。実用性の目安として、記事中で展開している。現在、自動車用純正ペット用アクセサリーの企画、開発も行う。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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