車買取は査定後/契約後でもキャンセル可能? キャンセルできるケースや料金などを解説

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車買取のキャンセルは、ケースやサービスによって可能かどうかが異なります。そこで、当記事では、まず一般的な車買取の「キャンセルができる・できないケース」や「キャンセル料」などについて解説していきます。

あわせて、査定後や契約後でもキャンセル可能な一括査定サービス「MOTA車買取」の詳細や、キャンセル・減額条件を紹介いたします。

※MOTA車買取の情報や、キャンセル・減額条件などについてすぐに知りたい方は、記事中段「MOTA車買取は査定後・契約後でもキャンセル可能&無料」をご確認ください。

目次[開く][閉じる]
  1. 車買取はキャンセルができる/できないケースがある
  2. 車買取のキャンセル料はいくらかかる?
  3. MOTA車買取は査定後・契約後でもキャンセル可能&無料
  4. 車の買取でトラブルを回避するための3つのポイント
  5. よくある質問
  6. まとめ

車買取はキャンセルができる/できないケースがある

車を買取に出したものの、急遽キャンセルが必要になるケースもあるでしょう。ここでは、車の買取で「キャンセルできるケース」と「キャンセルできないケース」をご紹介します。

キャンセルできる3つのケース

車の買取をキャンセルできるのは、主に以下3つのケースが該当します。

売買契約書にサインをする前

基本的に契約書にサインする前であれば、キャンセルできるケースがほとんどです。

ただし、電話での口約束でもユーザーと買取業者の双方が承諾している場合は、売買契約が成立している可能性もあるので注意しましょう。

車と書類を引き渡す前

契約を結んでいても車と書類を買取業者に引き渡す前であれば、キャンセルできる場合があります。

キャンセルの猶予期間内

車の売買契約書には「キャンセルの猶予期間」が明記されているのが一般的です。この期間内であればキャンセルできます。

キャンセルできない4つのケース

車の買取をキャンセルできないのは、主に以下4つのケースです。「買取業者に損害が生じるかどうか」がポイントになります。

車と書類を引き渡した後

売買契約が済んで車と書類の引き渡しが完了すると、買取業者は即座にオークションへの出品や店頭販売の準備に移ります。

この時点でキャンセルはほぼ不可能となり、キャンセルに応じてくれる場合でも違約金(キャンセル料)を請求されるのがほとんどです。

※一部、陸送費などの実費を負担することでキャンセルに応じてくれる場合もあります。

次の購入者が決まっている

すでに次の購入者が決まっている場合は、当然ながらキャンセルには応じてくれません。

人気車種は購入希望者が入荷待ちをしていることもあり、買取と並行して次の売却手続きが進んでいるケースも少なくありません。

もちろん、オークションに出品されている場合もキャンセルはほぼ不可能です。

キャンセルの猶予期間を過ぎている

キャンセルの猶予期間を過ぎた場合は、基本的にキャンセルできません。

ただ、特別な事情でキャンセルが必要になった場合は、相談することで対応してくれる可能性はあります。

ローン残債の精算が済んでいる

ローン残債のある車を買い取ってもらった場合、その精算が済んでしまった後ではキャンセルはできません。

残債の精算が完了した時点で契約は成立しているからです。

売りに出された車はすでにあなたのものではなくなっているため、取り戻せる見込みはほとんどないでしょう。

(参考)大手中古車買取店のキャンセル規定一覧

では、実際に大手中古車買取店が定める契約後のキャンセル規定について見ていきましょう。

買取実績が豊富な中古車買取チェーン店やフランチャイズチェーン店を中心にピックアップしています。

▼大手中古車買取店 契約後のキャンセル規定一覧表

買取業者キャンセルの可否キャンセルの猶予期間キャンセル料

アップル

車の引き渡し翌日まで
※店舗による

無料
※店舗によっては実費の請求あり

オートバックスカーズ

車の引き渡し前まで

無料

カーセブン

車の引き渡しから7日間まで

無料

カーチス

車の引き渡し前まで
※店舗による

無料

ガリバー

入庫日から7日間まで

無料

ネクステージ

車の引き渡し前まで

無料

ハッピーカーズ

車の引き渡し前まで

無料

ビッグモーター

×

-

-

ユーポス

車の引き渡し翌日まで
※店舗による

無料

ラビット


※店舗による

店舗による

店舗による

※2023年8月末時点(内容変更の可能性もあるため、各買取業者の規定もご確認ください)

※五十音順

“車両引き渡し翌日”までキャンセル無料の「MOTA車買取」とは?

MOTA車買取なら売買契約が完了していても車両引き取りの翌日までキャンセル可能。しかもキャンセル料は必要ありません。

このルールは加盟業者とMOTA車買取の間で締結された規約にしっかりと明記されているものなので安心して取引に臨むことができます。

少しでも不安や迷いを感じている場合はキャンセルも可能なMOTA車買取を活用して今の車の価値を正しく判断した上での売却がおすすめです。

車を売るか迷っている方や車の買取価格が知りたい方は、お気軽にMOTA車買取で査定をしてみてはいかがでしょう?

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車買取のキャンセル料はいくらかかる?

車買取のキャンセルは、タイミング次第でキャンセル料が発生する場合があります。ここでは、キャンセル料の相場やキャンセルに関する注意点、大手中古車買取店のキャンセル規定を見ていきましょう。

売買契約書に沿ったキャンセルなら無料

まず、大前提として売買契約書の内容に沿ったキャンセルであれば、無料でキャンセルできます。たとえば、先述のとおりキャンセルの猶予期間内なら、当然キャンセル料が発生することはありません。

キャンセルに関する規定は売買契約書に明記されているため、事前にしっかりと確認することが大切です。主なチェックポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

キャンセル規定のチェックポイント

・キャンセルの可否

・キャンセルの猶予期間

・キャンセル料の有無と算出方法

上記内容を確認しておくことで、いざキャンセルが必要になったときでも対応がしやすくなります。

ユーザー都合によるキャンセル料は数万円程度が相場

特別な事情でキャンセルが必要になった場合、買取業者が負った陸送費などの実費を負担することでキャンセルに応じてくれる場合があります。キャンセル料の相場は、「おおよそ数万円程度」です。

この金額は「契約後に買取業者が行った売却するための準備」によって決まるのが一般的で、基本的には買取業者が被った損失をそのままユーザーが負担するという考え方です。

買取業者が行う買取後の準備と費用

・内装のクリーニング費用:3000円~5万円

・陸送費:1万円~3万円(近隣の場合)

・保管費用:1日1000円~3000円

・整備費用:車の状態による

・人件費:買取業者による

売却準備があまり進んでいない状況であれば、キャンセル料も安くなる可能性があります。

不当なキャンセル料の請求に注意

相場よりも高いキャンセル料を請求された場合は、その場で承諾しないことが重要です。消費者のトラブルや不当契約からの救済、消費者保護のために施行された「消費者契約法」の第9条第1項には、以下の内容が「無効」と明記されています。

“当該消費者契約の解除に伴う損害賠償の額を予定し、又は違約金を定める条項であって、これらを合算した額が、当該条項において設定された解除の事由、時期等の区分に応じ、当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に生ずべき平均的な損害の額を超えるもの”

引用元:消費者庁

上記内容を車買取のキャンセル料に当てはめると、「平均的な損害額を超える部分については無効で支払う義務はない」と解釈できます。もし、不当と思える高額なキャンセル料を請求された場合は、弁護士や「日本自動車購入協会(JPUC 通称:ジェイパック)」、消費者庁が運営する「消費者ホットライン188」に相談しましょう。

全国の優良買取店のみが加盟! 安心の車一括査定サービス「MOTA車買取」とは?

MOTA車買取で一括査定を申し込んだ車は、MOTA車買取に加盟する優良買取店が査定を行います。

また、MOTA車買取では独自の査定システムも採用。車の状態をより正確に査定いたします。

信頼のできる買取店に査定を依頼したいなら、MOTA車買取がおすすめです。

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MOTA車買取は査定後・契約後でもキャンセル可能&無料

難しいキャンセル規定も「MOTA車買取」なら心配無用です。

ここでは、当サイトが運営する一括査定サービス「MOTA車買取」の特徴やメリットをご紹介します。ポイントは、契約後でも無料・無条件でキャンセルできることです。

「MOTA車買取」とは

MOTA車買取は、当サイトが運営する車の一括査定サービスです。大手中古車買取店から地域密着型の車買取店まで、数多くの買取業者が登録されており、最大20社に同時に査定を依頼できます。

従来の一括査定サービスでは、多くの業者から一斉に電話がかかってくるというデメリットがありました。しかし、MOTA車買取では独自ルールを採用しており、個人情報が開示されるのは高額査定を提示した上位3社のみです。

これにより、一括査定サービスでありがちな「沢山の買取業者から一斉に電話が来る」という心配も不要です。

上位3社以外にも、査定額を確認したり、電話交渉をする業者を追加で選ぶこともできます。

売買契約後でもキャンセルできる

「MOTA車買取」の強みのひとつは、売買契約後でも無料・無条件でキャンセルできることです。しかも、車両引き渡しの翌日まではキャンセル可能で、キャンセル料も無料。

買取業者に直接依頼をすると、キャンセルに関する細かいルールを守る必要があります。しかし、「MOTA車買取」から申し込みすることで、契約後のキャンセル規定などは当サイトの規約が適用されることになります。

すなわち、「MOTA車買取」に登録されている買取業者であれば、契約後でも無料・無条件でキャンセル可能になるということです。

「愛車を査定に出したいけど、キャンセルできるか心配」「万が一、契約後にキャンセルが必要になったらどうしよう…」と考えている人にぴったりのサービスです。

店舗都合の減額不可

車の買取では、契約後に減額を要求されるケースがあります。これは、故障箇所が新たに見つかったり、傷や凹みなどを見落としていたりした場合に起こり得ることです。

とはいえ、これは買取業者のミスであって、ユーザーに落ち度はありません。修復歴や不具合の申告を隠していた場合は話が別ですが、突然の減額要求は受け入れがたいものです。

そこで、「MOTA車買取」では、“店舗都合の理由で減額できない”という独自のルールを設けました。ユーザーが買取に出した車の情報と査定結果に大きな差がない場合、店舗の判断で減額の要求はできないと定めています。

これにより、ユーザーはより安心して車を買取に出せるというわけです。この点も「MOTA車買取」が多くのユーザーから選ばれている理由のひとつと言えます。

あらためてMOTA車買取の情報をまとめると・・・

MOTA車買取の主な特徴

(1)申し込み直後には電話がかかってこない

(2)業者とのやりとりは査定額の上位3社だけ

(3)最大20社が競い合うから査定額が高額に

(4)“車両引取日の翌日まで”キャンセル無料

(5)店舗都合による買取額の減額不可

車の買取価格が知りたい方や、MOTA車買取の口コミが気になる方、車を少しでも高く売りたい方は下記バナーをクリック!

見積もり後でも無料でキャンセル可能です。まずはお気軽にお申込みください。

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車の買取でトラブルを回避するための3つのポイント

愛車を買取に出す際には、なるべくスムーズにトラブルなく取り引きしたいものです。ここでは、車の買取でトラブルを避けるためのポイントを3つご紹介します。

(1)売買契約書の内容をしっかり確認する

車の売買契約書には車両情報や買取金額のほか、さまざまな契約条項が明記されています。

主なチェックポイントは、車の引き渡しに関するルール、買取金額に消費税や還付金(自動車税、リサイクル料金)が含まれるかどうか、キャンセル規定、支払時期や支払方法などです。

売買契約書には正式な書式がないため、買取業者によって内容が異なります。不明な点がある場合は、理解できるまで買取業者へ質問するよう心がけましょう。

(2)評判がよい買取業者と契約する

車の買取業者は数多く存在しますが、その中から「どの買取業者に車を売却するか」は、とても重要な項目になります。

信頼できる買取業者を探すのにおすすめなのが、実際に利用したユーザーからの口コミや評価をチェックすることです。

方法1:MOTA車買取の口コミをチェックする

「MOTA車買取」では「お客様口コミ一覧」を掲載しており、買取業者の評価や実際の査定額がチェックできます。優良な買取業者を探すときに役立つため、ぜひ参考にしてみてください。

方法2:JPUCやJADRIに会員登録している業者を選ぶ

先ほどご紹介した「JPUC」や、中古車の円滑な流通を進める「日本自動車流通研究所(JADRI)」の会員として登録されている買取業者から選ぶのもおすすめです。

どちらも厳しいガイドラインを策定しているため、会員として認められた買取業者の信頼性は評価できます。

(3)キャンセルする場合は迅速に連絡する

車買取のキャンセルは、起こりやすいトラブルのひとつです。

もし、キャンセルのタイミングが1日でも遅れると、キャンセル料が発生したり、キャンセル料が高くなったり、最悪の場合はキャンセル不可になったりすることが考えられます。

そのため、キャンセルが必要になったときは迅速に連絡しましょう。そうすることで、不要なトラブルの回避にもつながります。

よくある質問

車買取のキャンセル申し入れはどういう言い方がよい?

キャンセル申し入れのタイミングによってベストな言い方は異なります。

口約束のみ、あるいは契約書を提出する前であれば電話等で「売りません」と伝えるだけでOK。

この時、曖昧な表現や含みを持たせることなくはっきり断ることが重要です。

契約書を交わした後や車の引き渡しが完了している場合、キャンセルを決めた時点で早急に業者に連絡を入れましょう。

契約後の場合はキャンセルせざるをえない事情についてしっかりと説明し、誠意を持って交渉することで、キャンセル対応をスムーズに進めてもらえる可能性が高まります。

キャンセル料を払わないとどうなりますか?

キャンセル規約に沿った正当な額のキャンセル料であれば、支払わなかった場合、訴訟などのトラブルに発展するケースがあるようです。

妥当ではない高額なキャンセル料を請求された場合は支払いを中断し、消費者生活センターやJPUCに相談しながら対処することをおすすめします。

車買取をキャンセルするメリット・デメリットは?

車買取をキャンセルすることは、様々な状況で起こり得ます。

しかし、キャンセルにはメリットとデメリットがあり、状況によって適切な判断が求められます。

メリット

・愛車との暮らしが継続できる

愛車を手元に戻せることは、キャンセルする最大のメリットです。愛車への愛着や思い出、日々の生活への貢献度などを考慮すると、手放さない選択肢も重要です。

・より良い条件での売却を目指せる

契約後の査定額が市場価値と乖離している場合、キャンセルして別の業者を探すことができます。複数の業者から査定を受けることで、より高額な売却を目指すことが可能になります。

・冷静な売却計画の再検討

売却のタイミングや経済状況などを改めて検討し、最適な売却プランを再構築できます。焦らずに冷静な判断をすることで、より良い結果につながる可能性があります。

デメリット

・キャンセル料の発生

契約状況やタイミングによっては、キャンセル料が発生します。契約書の内容や業者によって金額は異なりますが、事前に確認しておくことが重要です。

・業者との関係悪化の可能性

特に契約後のキャンセルは、業者との信頼関係に影響を与える可能性があります。丁寧かつ誠意ある対応を心がけ、円満な解決を目指しましょう。

・時間と労力の再投入

キャンセル後は、車の査定から契約・売却までのプロセスを再度行う必要があります。時間と労力がかかることを理解し、慎重に検討する必要があります。

様々な事情でキャンセルする必要に迫られることがあるかもしれませんが、メリット・デメリットを理解した上で慎重に判断することが大切です。

車買取でクーリング・オフは適用される?

タイミング次第ではキャンセルは可能ですが、車買取では一般的にクーリング・オフは適用されません。

クーリング・オフとは、特定の契約を一定期間内であれば無条件で解約・キャンセルできる制度のこと。

訪問販売、電話勧誘販売、学習塾など継続的なサービス等々、契約の際にトラブルが生じやすい取引方法に適用されます。

しかし、車買取は売り主がよく検討する猶予があるとの見解から、クーリング・オフは適用対象外となっています。

「いつでもキャンセルできる」と軽く考えずに、契約を交わす前によく検討するようにしましょう。

まとめ

車の買取では、タイミング次第では売買契約を解除することはできます。

ただし、キャンセル依頼が遅れると、費用がかかったりキャンセル自体ができなくなったりする可能性があるため、早めに連絡することが大切です。

MOTA車買取を利用すれば、査定後や契約後でも無料でキャンセルできます。愛車の査定依頼を考えている人は、ぜひお気軽にご活用ください。

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記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。

商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。

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岡部 和男
筆者岡部 和男

車好きが高じて自動車ライター・編集者へ転身。大手カーショップでの勤務経験を活かし、カスタムから整備までジャンルを問わず執筆できるのが強み。取材や試乗レポートのチャンスも伺っている。時間があれば愛車をカスタマイズして、一人ドライブへと出掛けるのが一番の楽しみ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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